大室花子
おおむろはなこ
「っていうか、櫻子の当番だし。」
CV:日高里菜
花子の概要だし。
大室家3姉妹の末っ子。
長女で高校生の大室撫子、次女で七森中生徒会所属の大室櫻子がいる。
8月7日生まれの8歳（小学二年生）。語尾に「～し」をつけるのが特徴。
学業優秀、運動神経抜群で櫻子よりしっかり者。
ただし、絵の才能はあまりないようである（『大室家』1巻特装版付録より）。
一人称は「花子」。姉である櫻子の影響か時々妙にラフな口調になることがあり、その櫻子のことも呼び捨てにしている。
（ちなみに、撫子のことは「撫子お姉ちゃん」 「お姉ちゃん」、お隣に住む櫻子と同い年の幼馴染である古谷向日葵のことは「ひま姉」と呼ぶあたり、櫻子のことを表面上は姉として敬っていないのが分かる）
クラスではクラスメイトだけでなく先生にまで「花子様」と呼ばれている。
好きな飲み物は牛乳。だが、どうやら近い将来に備えて出るとこ出るようにするためでもあるらしい。ちなみに、ヨーグルト等の乳製品も摂るようにしているが、櫻子に毎回食べられている。
それに関連しているからか、実際に牛（ホルスタイン？）の着ぐるみパジャマを着ている。
原作では、瞳の描き方がモノクロページでは他のキャラと違い白抜きになっているが、カラーイラストでは他キャラと同じになっている。
またアニメでは、初登場のテレビアニメ2期とOVAでは原作のモノクロページと同じ（白抜き）になっているが、テレビアニメ3期では他のキャラと同じ描き方に変更され、後の劇場版にも継承された。
このため、アニメではかなり印象の変わったキャラとなっている。
pixiv上のイラストも大半は原作カラーに準拠しているが、一部にアニメ初期のような描き方も見られる。
花子の人間関係だし。
『大室家』では、花子と櫻子のお互いに対する親愛の情が濃密に描かれている。
櫻子は花子に「失敗作」と憎まれ口を叩かれながらも、風邪を引いた花子に手作りのたまご粥を振舞ったり花子にプレゼントするために牛の着ぐるみパジャマをゲームセンターで取ってきたりと優しい姉の一面を見せる。
なんだかんだ良い姉なのかとも思うけど、いつも櫻子は最後の最後にドヤ顔で台無しにしてしまうし。困った姉だし。
また花子の側も櫻子とは喧嘩ばかりしながらも彼女のためにカレーを作ったり、前述の着ぐるみパジャマを無自覚に拒絶したことを泣いて謝罪したり、珍しく元気のない櫻子を必死に励ましたり、撫子と櫻子が進学して家を出て行く夢を見て思わず涙したり……など、大幅にシスコン属性が強化された。『ゆるゆり』で初登場した頃のキツい当たり方からすればえらい変わりようである。
べ、別にツンデレとかじゃないし。
また隣に住む古谷家の姉妹とも、幼い頃から実の姉妹同然の親しい付き合いをしている。
クラスメイトには、活発なドジっ子の相馬未来、天然マイペースな小川こころ、そして花子を（一方的に）ライバル視する高崎みさきがいる。
公園で偶然出会った赤座あかりには、「お姉さん」と呼ばれて浮かれた彼女顔負けの落ち着きを見せた。
たまに家に遊びに来る吉川ちなつに対しては、「いつか髪の毛をもふもふしてみたい」とひそかに願っている。
船見結衣と歳納京子の二人に対しては、ファミレスで偶然会った際「お姉さんたちお笑い芸人でも目指してる…？」と評したほか、未来とこころからの伝聞で結衣に不審者認定を下したことがある。
