概要
1863年創業、現社名には1889年に改称。社名は創立者のミシュラン兄弟にちなむ。
世界最古のタイヤメーカーであり、それとともに現在のようなゴムタイヤを実用化した会社でもある。
世界ではブリヂストン、グッドイヤーとともに覇権を争う。日本ではやや高価だが、欧州車を好む層からの人気が厚い。
日本車メーカーも純正装着タイヤによく採用しており、一般的な車種だとプリウス、86などはミシュランタイヤである。
マスコットキャラクターであるタイヤ男の「ビバンダム」(俗称ミシュランマン)が有名で、pixivではビバンダムの絵にこのタグがついていることが多い。
なおホテルやレストランの格付け本として有名な「ミシュランガイド」は、当社がタイヤの売り上げを伸ばすため、自動車旅行を促進させようと発行したものが起源である。現在も年刊で発売されており、日本を対象にしたものも2007年から発売されている。
グランツーリスモへの独占供給
2019年からグランツーリスモワールドシリーズのオフィシャルタイヤサプライヤーとなり、同年からタイヤはミシュランのワンメイク供給となった。
ミシュラン側のマーケティングとしてはサーキット走行が前提であるためポルシェなどによく使われる高性能タイヤシリーズであるパイロットシリーズを推進している。
2024年から最新作であるグランツーリスモ7のタイヤが全てミシュランの独占供給となったが、ウェットタイヤ2種の装着時のグラフィックが共通なことからレーシングタイヤ系はWECやIMSAでハイパーカークラスに相当する車両が装着しているものの可能性が高いことが一部のプレイヤーによって推測されており、その一部のプレイヤーからガワだけほぼ全ての車両でハイパーカークラスの車両と同じタイヤが使えるようになったのでは?と推測されている。