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スヤスヤ教の編集履歴

2024-10-23 12:09:45 バージョン

スヤスヤ教

すやすやきょう

スヤスヤ教 (Suyasuyalism)とは、睡眠を神聖な行為と位置づけ、睡眠を最優先にするために設立された生活宗教である。聖地はネルエライ。

概要

教義


ちゃんと寝ろ

睡眠時間を増やせ



この二点が教義である。敬虔な教徒、「スヤリスト(Suyalist)」たちは、睡眠時間を確保することを最重要課題とし、神聖な睡眠時間を削る行為を避けるよう努める。また、睡眠は神事とされているため、睡眠を妨げるような面倒事には「宗教上の理由」で断ることが許されている。


スヤスヤ教は、一寝教でも多寝教なく、深く考えずにすぐ寝ることを推奨している。重要なのは「ちゃんと寝る」ことであり、どのような形式であっても構わない。夜に長い睡眠を一回取ることも、昼寝や短い睡眠を何度も取ることも、どちらでも良いとされている。


また、子育て中で睡眠が十分に取れず、入信を不安に感じる声も多いが、全く問題ない。むしろ、そういった人々こそ救われるべきであり、スヤスヤ教の教義において大切なのは「ちゃんと寝たい」という強い気持ちである。その信仰心があれば、教会のフワフワの羽毛製の扉はいつでも開かれている。スヤスヤ教の禁忌は「他者の睡眠時間を悪意をもって奪うこと」であるが、子どもを寝かしつける行為はその真逆であり、他者の睡眠時間を善意で増やす非常に尊い行為とされている。子育ての負担を考慮しながらも、体を壊さないように自身の健康を大切にすることが重要だとされている。


入信(寝)方法

原典にいいね、リポストを行い、リプライまたは引用で「私は神、睡眠、布団の三位一体を信じます。ぐっすり眠ることを誓います」と信仰告白する。さすれば貴方は敬虔な寝徒となる。

原典に触れられぬ者は、この草稿のコメントで上記の信仰告白、または他のSNSで信仰告白をすれば寝徒となる。


禁忌

一、他者に信仰を強要すること。

一、金銭をせびること。

一、悪意をもって、他者の睡眠時間を奪うこと。


破った場合は破門の上、徹夜の罰が下される。


洗礼

風呂キャンセルはせず、湯船にゆっくり浸かって身を清める。浴槽が無い場合はシャワーでも構わない。銭湯や温泉へ行くのもよい。また、入浴によって睡眠効率を高めるフロテスタントなる寝徒も存在する。ぐっすり眠れるならどんな方法を使っても構わない。


寄付

スヤスヤ教は金銭を目的とする宗教ではなく、生活宗教であるが、それでも寄付をしたい場合、睡眠メカニズムや睡眠障害治療のために研究している学術機関などに寄付することが推奨されている。開祖様が推奨なさっている機関は、筑波大学睡眠医科学機構であり、この機関は研究資金に困っているのか寄付を呼びかけている。

または、ワンランク上の神具(寝具)を購入し、神との一体化を深めることも良しとされている。


寝徒数

開祖様のフォロワーは原典投稿時から1週間で8千人ほど増え、原典へのコメントは約1200、引用コメントは約3200。その内、かなりの部分は信仰告白であり、寝徒数は最低でも数千人単位に及んでいる。

また、海外にも寝徒を増やしており、スヤスヤ教の中国語表記「呼呼睡大教(Hū hū shuì dà jiào)」が決定された。

さらに、信仰告白をせずにスヤスヤ教の教義に共鳴し、神事を勝手に行う「隠れスヤリタン」と呼ばれる一派も存在する。彼らの正確な人数は不明だが、とにかく多いと言われている。


創世記

神は「睡眠あれ」と言われた。すると睡眠があった。神は睡眠を見て、良しとされた。神は光の睡眠時間と闇の起床時間とを分けられた。

神は眠っている時間を昼と名づけ、起きている時間を夜と名づけられた。

第一日である。


神はまた言われた、「布団と布団の間におおぞらがあって、掛け布団と敷き布団とを分けよ」。そのようになった。神は掛け布団と敷き布団を造り、人びとはその間のおおぞらに住むようになった。

第二日である。


神はまた言われた、「頭の所に集まり、かわいた地が現れよ」。そのようになった。神はそのかわいた地を枕と名づけた。

神はまた言われた、「敷き布団の上には青草をはえさせよ」。そのようになった。神は青草をシーツと名づけた。神は見て、良しとされた。

第三日である。


神はまた言われた、「もう疲れた。休も。やっぱり週休四日こそ至高」。しかし、そのようにはならなかった。世界は未だ週休二日制に苦しんでいる。神は悲しんで、週五労働とブラック企業を滅ぼすことを約束した。

第四日である。


神はこの日、何も言われなかった。これまで造られたものを慈しみ、満ち足りた心で眺めた。良き過去を振り返ることは、良き眠りをもたらす。神は布団に包まれ、大いに休まれた。

第五日である。


黄金の週末、神は親しからぬ者どもから酒宴に誘われた。神はまた言われた、「酒宴なかれ」。そのようになった。酒宴はなくなり、神と人びとの睡眠時間は守られた。慈悲深き神は、安らかな眠りを求める人びとに、この力を分け与えようと決められた。

第六日である。


神は親しき者から酒宴に誘われた。神はまた言われた、「酒宴あれ」。そのようになった。神は酒宴を大いに楽しまれた。

神は酒宴を光の酒宴と闇の酒宴に分けた。闇の酒宴は、人も多く、騒がしく、心を乱し、眠りを妨げた。しかし、光の酒宴は、人も少なく、酒すらいらず、穏やかで、心に安らぎを与え、眠りを深めた。

神は光の酒宴で英気を養い、明日から頑張ろうと誓った。

第七日である。


歴史

みねるば氏が自身のX(旧Twitter)上で投稿した内容から広まったネットミーム。


本家ポスト元

様々な面倒事を「宗教上の理由」で断る口実のためだけの、生活宗教とか立ち上げてみたいですね。教義は「ちゃんと寝ろ」御神体は布団。毎日神と一体化することが義務づけられる。睡眠は神事なので、睡眠時間を削りそうな行事は「宗教上の理由」で断ることができる、みたいな。


この度ポストは瞬く間に拡散され、みねるば氏は創世記や教義内容等の詳細な設定を投稿し、スヤスヤ教の骨子が組み立てられていった。


みねるば氏のポストやNoteでスヤスヤ教の詳細な教義や創世記、簡易礼拝所などが公開されている。



外部リンク

みねるば


スヤスヤ教~あらゆる面倒事を「宗教上の理由」で断る生活宗教


スヤスヤ教 創世記


スヤスヤ教 簡易礼拝所

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