啓蒙

けいもう

道理を知らない人々に知識を与え、順道な考え方ができるように導くこと。

曖昧さ回避

• アクションRPG『Bloodborne』に登場する専門用語。⇒ 啓蒙(Bloodborne)

一般用例

道理を知らない人々に正しい知識を与え、順道な考え方ができるように導くことを指す。

『啓』はひらく＝教え導くこと、『蒙』は物事に暗い＝無知を意味する。

啓蒙思想

18世紀のヨーロッパで全盛を極めた、キリスト教的な従来の思想からの脱却を目指すという主張。

これに影響を受け、フリードリヒ2世やエカチェリーナ2世などが絶大な権力による啓蒙思想の実現を図ったため、後世に『啓蒙専制君主』と称されるようになった。

当時の代表的な思想家とされるルソーやディドロの影響は、その後の市民革命へとつながっていく。

差別用語とする誤解

『啓蒙』という言葉自体には差別の意図はないが、『蒙』が無知を表すので、2000年代から『教わる側に知識がないと見下している』と曲解され、差別用語だとの誤解を生むことがままある。

関連タグ

啓発　教える　導く

自己啓発　自己啓発本

国民啓蒙・宣伝省（プロパガンダ省）：ゲッベルスで知られる『Reichsministerium für. Volksaufklärung und Propaganda』の訳名。