白鳥愛羅
しらとりあいら
概要
『ダンダダン』の登場人物の1人で、モモやオカルンと同じ学校に通う女子高生。
幼少期に母親を失っており、父親と2人暮らし。
桃色の髪が特徴の自他ともに認める美少女。本人もその事を自負しており、わざとぶりっ子を演じて異性を手玉に取る事を楽しんでいる性悪な一面を持つ。
実はモモとオカルンがターボババアとの“鬼ごっこ”で勝利した現場に偶然居合わせており、その際に落っこちたオカルンの金の「タマ」を拾ったことで見えないものが見える霊能力が覚醒。「美少女すぎるが故に選ばれた存在」「私が世界を救う」と自信過剰かつややズレた正義感に目覚めた。
翌日、学校でオカルンをわざと惚れさせるよう仕向け、通りがかりでその陰口を耳にしたモモから怒りを買いタライを落とされるが、彼女の超能力を象った手を目撃。
それを見てモモを「悪魔」だと決めつけ、その仕返しとばかりに悪評を広めようとするが効果は薄く、今度は人気の無い廃工場に誘い込み、取り巻きと共に悪魔払いをしようとする。
しかし霊を認識できるようになったと同時に霊からも認識されるようになってしまった為、愛羅を娘だと思い込んだアクロバティックさらさらに襲われ丸呑みされた事で死亡するが、桃の力とアクロバティックさらさらの炎(オーラ)により蘇生。
以降はモモと憎まれ口を叩きながらも三人のリーダーを自称し宇宙人や妖怪達との戦いに関わっていくことになる。なお、悪評についてはセルポ星人戦後に「自分がデマを流した」と白状している。
自分を守って戦ってくれたオカルンには好意を抱いており、積極的にアプローチをしている。
能力
「高倉様を、お放しなさい!」
変身
アクロバティックさらさらのオーラを取り込んだ影響で変身することが出来る。
学校でセルポ星人に襲われたことで発現した。
髪が伸び、アクロバティックさらさらの顔を模したマスクが付く。服で見づらいが首にはコルセットのような模様が浮き上がっている。
アクさら由来の俊敏性を活かした蹴りと自由自在に伸び動かせる長髪が武器。一発一発の威力はそこまで高くはないが、連続で急所に攻撃を叩き込む事でカバーしている
オカルン同様精神面にも影響が出ており、アクさら同様なんにでも「お」をつけて話す似非お嬢様喋りになり口も悪くなる…が、変身してなくてもターボババアなどには似たような悪態を吐くので、口が軽くなるといった方が近いのかもしれない。
余談
- 幼少の頃に、自殺をして生前の記憶を失い霊として彷徨っていたアクさらを見て“おかあさん”と勘違いして呼んでいたが、この頃から愛羅には少なからず霊感があった模様。すぐには襲われず高校生へと成長したタイミングで襲われたが、おそらく成長するにつれ霊感が薄れて段々と霊が見えなくなっていたが金の「タマ」を拾い長期間所持していたことによりモモの超能力による手やアクさらがはっきりと見えるようになったことで霊感が覚醒した。アクさらは愛羅が例えもう見えなくなっても何もせず大人しく見守っていただけと思われるのだが金の「タマ」の影響により愛羅がアクさらの存在を完全に認識するようになり嬉しくて堪らず抑えきれなくなり、感情がコントロール出来ず暴走して襲ってしまったのだと考えられる。