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「やましい事に…使うッス!」


公式プロフィール編集

身長177cm
体重61kg
誕生日9月10日
血液型B型
初恋の相手ミヨちゃん(幽霊
オーラ男性器
備考寺生まれの霊能力者
声優花江夏樹

(単行本3巻記載)


人物像編集

斉木の隣のクラスに来た転校生。の息子であり、霊能力者である。

学校でも、私服の作務衣を着ている時も、バンダナ数珠ネックレスをしている。


寺生まれだが煩悩の塊。自分の欲望に対し非常に正直であり、強欲であることに対する恥じらいが一切なく、女性以外にはほとんど興味を示さない。斉木曰く「澄んだ目をしたクズ」。

作中屈指の好人物・灰呂と対比された時は、斉木の灰呂評が「澄んだ目をしていて真面目で正直で全ての人に平等に接し、周りに慕われている」だったのに対し、鳥束は「不真面目で嘘つきで可愛い女子にだけ接し、周りにバイ菌扱いされている。そのくせ目だけは異様に澄んでいる所がまたムカつく」と滅茶苦茶な言われようだった。もっとも、ほとんど的を射た評価である。


学業に関しては燃堂の父親に頼っており、燃堂窪谷須などに負けず劣らず学力は低いが性根が純粋な彼らと違い、狡賢く要領は良いようで同学年の女子全員の名前を覚えるなど妙な記憶力も窺える(斉木には「こんなことに頭を使うならもっと勉強しろ」と突っ込まれた)。ただし斉木の妨害もしくは欲の皮を突っ張ってしまい失敗に終わる。

根は優しいが、霊能力を持つことでエロガキになってしまった上、未だに霊と生身の体を区別できないでいる点では、ある意味コイツも災難な男である。だが、時折見せる優しさは、楠雄にも評価されている(はず)。

霊能力者ゆえ、幽霊を視て、会話することができる。描写を見る限りほとんどの幽霊とフレンドリーに接し、大量の情報を得ることで優位に立つことができる。ただし霊能力と言えば思いつく、悪霊を祓うなどといった芸当は一切できない。また幽霊には実体がないため、触れることもできない。それを教えてくれた大好きなお婆ちゃんにさっそく抱きついてみたところ、お婆ちゃんは幽霊だったのですり抜けてしまったという切なすぎる過去を持つ。その後片っ端から幽霊かどうか確かめようとして誰にでも抱きついていった結果、性的なあれにも目覚めてしまったようだ。また、透明人間化している斉木も普通に視認できており、透けていれば(実体がないように見えるものなら)何でも視えるようである。

最近は「口寄せ」という霊視以外の新たな霊能力を覚えることに成功した。自身に取り付かせている幽霊の生前の特技をある程度扱える技のようだが、やはり本人の性根のせいでロクでもない事にしか使おうとしない。


斉木が超能力者であることを幽霊から聞いて知り、身の回りを調べていた。そして中途半端な自分の能力よりも、超能力を得て一攫千金やエロ目的に使いたいと思い、半ば強引に弟子入りした。しかしながら斉木によって超能力の現実を見せられ、未練たらたらながら習得を断念……したように見えて、以後も斉木を師匠呼ばわりして、今後も超能力の恩恵にあやかろう(あるいは自分の行動による斉木からの制裁から逃れよう)と必死である。

特に性欲に関しては、実家の寺がさじを投げだすほどに強く、最早モテたいというよりもヤリたいという感じで、友人の元カノであった夢原知予に手を出す。斉木楠子の胸を揉もうとする。謎のナンパ師に土下座する。等、エロ関係では引くほど欲望に忠実。

その為、こういう事が理由で楠雄からはかなり怒られている。


初登場以降は自宅から離れ、修行先の寺で有る梵嚢寺で修業するために、引っ越し・転校して斉木のいるPK学園に転校し、斉木の隣のクラスに入る。そこで霊能力を堂々公表した。その後斉木に超能力のこと口止め(脅迫)された。以後名字にさん付けなどでも呼んでいる。

彼の守護霊は燃堂の父親であるが、本人(霊?)に自覚はないようで、勝手にそこらを浮遊している。


現在作中に3人しかいない異能力者の中で、おそらく能力的な意味である程度斉木に対抗しうる唯一の人材。ただしその能力は斉木以上に限定的な上に、本人の性格上あまり生かし切れていない。


斉木との戦い編集

本編の終盤では楠雄の兄である空助にその存在を知られてしまい、楠雄を倒すための仲間にされる。

楠雄への憎しみを脳内に直接植え付けられることで洗脳され、楠雄と敵対した鳥束は、そこで空助によって新たに作り出された新能力、悪魔憑きを発現させる。


この能力を駆使して鳥束は楠雄の肉体に憑りつき、鳥束の肉体には元々憑依させていた格闘家の霊だけに、楠雄は霊体になってしまい鳥束は楠雄の肉体であんなことやこんなことをしそうになるのだが、楠雄の考えによって肉体は元にとりもどされ、鳥束は元の自分の肉体に戻ったまま気絶してしまうのだが直前に楠雄から制御装置を奪い、空助に渡してしまう。


後に気絶から目を覚ますのだが、気絶中に空助と楠雄の戦いで、楠雄が空助からの攻撃で鳥束が巻き込まれないよう攻撃を避けさせていた。そのことに気づき、目を覚ました鳥束は空助から制御装置を奪おうと試みたが、空助の洗脳を受けても完全に楠雄を憎めなかったことを前々空助から勘づかれてしまっていたので用意していた筋弛緩剤を空助から注射されてしまう。だが、制御装置を床に落とし楠雄に渡すことができた。

こうして斉木家の兄弟喧嘩は引き分けで決着がつく。


最終話では、斉木によって地球を襲う大災害に楠雄の身代わりという形で作戦に参加した。

三年に上がって初めてクラスが同じになったが、どうもその後も付き合い自体は続いているようで、超能力を失っていた楠雄を助けるなど、なんやかんやで仲の良さが描写されている。


名前の由来は「取り憑かれた」から。前身は読み切りの「お前んちお化け屋敷」の鳥塚霊太。


幽霊との付き合いに関して編集

生身の人間を相手にした場合は品性が下劣だが、実は幽霊を相手にした場合はかなりの熱血漢となる。

幼少期の頃から幽霊と付き合っている鳥束にしてみれば、幽霊というものは普通に存在していて、ごく当たり前の人間と変わらない存在である。

その為、まるで幽霊がいないものとして、蔑ろに扱われる事にはすさまじく反発する。

それは、プロフィール欄の初恋の相手が幽霊のミヨちゃんであることや、口寄せを会得するまでは幽霊は全員いい奴だと思っていた事からも、鳥束と幽霊の関係が決して劣悪な物では無かったことが窺い知れる。

実際、作中でも学校の音楽室に出て来る女の子の霊を説得して成仏させた後は、その子の未練であったグランドピアノを引き取ったり、肝試しの為に廃ビルに行った際には、悪霊を放っておけないとして、悪霊の心を開くために説得を行ったりしてた。




使用できる能力編集


霊視

読んで字のごとく、幽霊を見ることができる能力。

鳥束の場合は幽霊だけでなく、透明化した斉木まで見ることができる。

また、斉木の世界では半端な霊能力者はかなり大勢いるらしく、幽霊を見ることができてもその大半がぼんやりとしたもので、恐ろしげな姿をしているが、それは半端な能力者であるがためにはっきりとは姿が見えない為であり、鳥束レベルの能力だと最早普通の人間と同レベルのはっきりとした姿が見える上に、会話を行ったりして幽霊から知りたい情報を知ることができる。

これだけでは、特に幽霊を成仏させたりすることはできないが、幽霊の話を聞いたうえで説得して成仏させる程度の事は出来る。


口寄せ

呼び寄せた幽霊を自分の体に憑りつかせて、幽霊の生前の特技を使用する。

かつて大ヒットを飛ばした歌手を憑りつかせればうまい歌が歌えるようになり、格闘家を憑りつかせれば喧嘩が強くなる。

その一方で、長時間口寄せを使用し続けると肉体の使用権が幽霊の方に移り、元に戻れなくなるリスクがある。

また、基本的に幽霊は鳥束の言う事を快く聞く善良な者が多いが、これは肉体が存在しない故に欲望其の物が薄くなっているためであり、口寄せによって肉体を取り戻すと生前の欲望が蘇り、鳥束の肉体を乗っ取ろうとするようになる。

そこで最近では、幽霊に肉体を使用させる許可を与える代わりに、幽霊に言う事を聞かせる。と言った、取引のような方法で使用することが多い。


悪魔憑き

口寄せの発展形。

これは、予め鳥束の肉体に幽霊を憑依させておき、誰かに攻撃されると同時に自分の魂を抜け出させて、自分を攻撃した人間に憑りつく。という能力であり、作品終盤の一回限りしか使われなかった。

作品内では、楠雄に攻撃された瞬間に自分の魂を抜け出させて楠雄の身体を乗っ取る事に成功し、楠雄へのカウンターとして機能した。


関連タグ編集

斉木楠雄のΨ難


PK学園サイキッカーズ…楠雄・命の公式グループ名。後に、異能力者では無いが明智透真が加わった。


斉木楠雄…作品世界における最強にして唯一の超能力者。鳥束とある意味対になっている。


相卜命…作品世界における三人目の異能力者。


燃堂力…実は彼の亡くなった父親が鳥束の守護霊となっている。


竈門炭治郎…中の人が同じなジャンプ主人公で鳥束とは何もかも正反対な人間性を持つキャラクター


オカルン…こちらも中の人が同じジャンプ作品の主人公。こちらはオカルトオタクである且つ性格も全く正反対だが、ある出来事が原因でとある怪異に憑依される等と霊関係でも共通点がある。


変態

スケベ

鈴宮陽衣

残念なイケメン

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