概要
PK学園において異能を持つ学生である三人の能力者。
超能力者の斉木楠雄・霊能力者の鳥束零太・予知能力者の相卜命の三人に対する通称であり、鳥束が勝手に自称している。
活動
第194x「サイキックΨ(サイ)ドキックス」において初登場した。
なお鳥束及び相卜は自身の異能を周囲に喧伝しているのに対して斉木は隠しているが、家族以外でその事実を知っているのは現在このメンバーのみである。
全員能力者であり、楠雄の秘密を共有しているためか、楠雄は海藤や燃堂たちと言った仲間達とはまた違う形で心を許しているようなところがあり、鳥束からの頼みや誘いに対しては何やかんやで付き合ったり、相卜がヤバい奴らに絡まれた時には事件に巻き込まれないように手を打ったりと、割と良好な関係を築いている。
また、楠雄だけでは手に余る事態に遭遇した際には、楠雄はいやいやながらも二人に協力を仰いでおり、特に相卜に関しては楠雄も積極的に頼りにしている節があり、日本滅亡の危機などの緊急事態に際しては相卜の能力を頼ることも多い。(その際には、鳥束に人使いが荒いなどと小言を言われたりしている)
それぞれの能力に関しての付き合い方は思い思いであり、楠雄は自分の能力を自分の平和や平穏の為に使い、鳥束の場合はその性格から能力者であるのにもかかわらず周囲の誰からも信じられておらず、相卜はその能力を駆使して人助けやアルバイトに使用している。
また、直接的な異能力者ではないが、後に抜群の推理力を持つ少年である明智透真も、その凄まじい推理力を相卜と鳥束に認められてサイキッカーズに数えられている。
メンバー
メンバーの中心的人物にして、史上最強の超能力者。
かなり高位の霊能力者。卑劣でクズだが、外道ではない。
超絶有能な占い師。その未来予知はほぼ百発百中で、予知という一点で見れば楠雄より上の能力を持つ。
メンバーの中で唯一の普通人。しかし、優れた頭脳を持ち、頭の良さだけで楠雄たちと張り合うことができ、下記の項目を考慮すると、ある意味で最強の能力者。
備考
ちなみに、本質的にただの人である明智を除いて、メンバーの能力はそれぞれ制限のあるものである。その傾向は強ければ強いほど厄介で、便利であればあるほどにその反動は大きい。
実際、作品の基本となるストーリー自体が、楠雄が強大であるがゆえに大きすぎる副作用を持つ超能力に振り回されるものであり、鳥束も相卜も能力による副作用には振り回されている。そういう意味では、副作用の全くない明智は、何の制約もなく能力を好き勝手に使うことのできる最強の能力者ともいえる。
また、能力の傾向に関係なく、全員が全員、使い方次第では神にも悪魔にも成れるだけの力を所有している。
関連項目
転校生…斉木を除く全員が、この漫画では恒例となった二学期からの転校生である。特に鳥束はその第一号である。