データ
タイプ | 脱出型/対戦型 |
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プレイヤーの数 | 約100人(お尋ね者と保安官が8:2の割合) |
衣装 | カウガール チームによる差異有。後述 |
期間 | 不明 |
ルール説明 | 無し、と思われる |
主なプレイヤー
ゲーム内容(ネタバレ注意)
プレイヤーは「お尋ね者」または「保安官」のいずれかの役割が割り振られる。
どちらもカウガール系の衣装ではあるが、お尋ね者の方が一見してラフ、保安官はカッチリしておりシェリフバッジをつけているなど、明確に差別化されている。
ゲーム名でもある西部劇風の街「ホルモンタウン」を舞台としての脱出/対戦型ゲームであり、「お尋ね者」と「保安官」で以下のようにルールが異なる。
- お尋ね者
・ホルモンタウンから脱出できればクリア。
・装備は初期に渡された銃と、装填されてる6発の銃弾のみ。予備の弾は無く、誰かから奪うしかない
・保安官に捕まった場合、捕まったままゲーム終了を迎えると運営によって処刑される
・街の出口に近づくほど、殺害人数が増えるほど、賞金額が上昇する(=狙われやすくなる)
- 保安官
・規定額の賞金を稼げばクリア。
・お尋ね者を捕獲または殺害して「詰所」までもっていくと、かかっていた賞金を得られる。
・銃はお尋ね者と同じだが、銃弾は「詰所」に戻ればいくらでも補充できる。
経過
幽鬼の三戦目であり、「お尋ね者」側でホルモンタウンの脱出を目指すことになった。
この時点の幽鬼は早くもデスゲームのコツを飲み込んできたらしく無双状態であり、結果として賞金額があがりつづけたにも関わらず、なんなく出口を目前にするところまで迫った。
「殺気を感知して銃弾をかわす」というスキルもこの時点で既に身につけているため、出会うプレイヤーがことごとく相手にならず、幽鬼自身は後に、この時のことを「何も考えなかったが故に最強だった」と、幾らかの自嘲まじりで回顧している。
しかしそうした才能任せの無双状態も、後に師となる「白士」と出会ったことで躓くことになる。
殺気を感知して銃弾を避けられようとも、それすらもコミで対応してくる圧倒的な経験値の差に、一方的に敗北。
本来であれば殺されるべきところ、幽鬼の才に目をつけた白士によって助命され、気絶している間に彼女の手でホルモンタウンを出る馬車に乗せられた(=自力ではないが、クリア条件である脱出を満たしている)ために生存した。
結果
生存率
不明。「保安官」側は過半が生き残っているが、「お尋ね者」側は、後述するが全滅している可能性がある。
生存者
- 幽鬼
- 白士
余談
- 幽鬼の戦果と、保安官たちについて
本作の最終結果は、保安官が約半数生存(十数名)、お尋ね者は恐らく全滅(エピローグにて、幽鬼以外の脱出者が一切描写されていない)という結果となっている。
つまり保安官とお尋ね者の間には相当なレベル差があったとみられるが、更に保安官側の死者の過半(あるいは、全員)が、幽鬼による殺害となっている。
単純な正面戦闘において幽鬼がこれほど一方的に勝っている描写は作中でも珍しく、前記した「あの頃の私は最強だった」という発言に説得力を与えている。
- 本ゲームの舞台
本作デスゲームの舞台はもともと「日本のどこか(推定)」程度のあいまいなものであるが、その中でもホルモンタウンは「街の中も外も荒野」という、地味に日本で用意するのはかなり難しそうな舞台設定となっている。
もっとも本作デスゲームのステージは「舞台装置を用意するだけで数カ月単位かかりそうなもの」が少なからずあるため、気にするだけ無駄な可能性も高いが。