概要
2022年12月23日の動画で初登場。
ゴクちゃんはニックネーム。地獄の案内人をやっているので「ゴクちゃん」と呼ばれている。
本名は「破壊」を意味するアドバン。
元堕天使であり、堕天使だった際に司っていたのは「死」。
何故堕天したのかは現時点では不明。
バーでお酒を飲んでいたので成人済みだと思われる(元堕天使に年も何もないのかもしれないが)。
しかし偶に子供っぽい描写も確認出来る。
相棒に「地獄蝶」という蝶がいる。アニメが好きで案内人1世にも度々おすすめしている。
案内人になるための試験を受けたが、1週間程で受かった(本来ならば何年も勉強しなければならない)。
このことについて彼本人は「元天使だった時に神様がくれた凄い知恵のおかげ」と言っている。動画内の発言で「生まれた時から天使仲間がいた」と言っていたので生前はなかったと思われる(もしかしたら転生者かもしれない可能性はあるが)。
堕天
後に彼にフォーカスしたストーリー編で、堕天の理由が明かされた(詳しくは2024年9月17日の動画を参照のこと)。
ゴクちゃんの本名は「アバドン」、司るものは「死」と「破壊」。役割は「人間に死以上の苦しみを以て罰を与えること」であった。生まれた時から神に対し小さな反感を抱いていた彼にとって、天国で過ごす日々は退屈にしか思わなかったらしい。
神の相手をしなくて良い、かつ暇な時はアドという偽名で地獄に出向いて、喧嘩に明け暮れていた。
ある時、天界を揺るがす大事件が起こる。ルシファーという天使が謀反を起こし、神の座を奪おうとしたが、鎮圧されて堕天の刑に処された。
ルシファーは数ある天使の中でも飛び抜けて美しい容姿、声、知性を持っていた。神の寵愛を受けるにふさわしい天使だとアバドンが言及した通り、世に広まった天使のイメージはルシファーが元だとされている。
ルシファーでも天界を変えられなかったのなら、この世界が変わることはありえないと内心で結論を出したアバドン。そんな彼に女神は「事が落ち着くまで普通の天使のふりをしてほしい、あなたを失いたくない」と涙目で訴える。しかし、アバドンは「このまま天界にいて何になる?」と考える。
俺に与えられた象徴は死と破壊。天界にいてもそれらが満たされることはない。神へのモヤモヤした反感を抱えたまま無限の命を過ごすのは、牢獄で暮らすことと何ら変わりない……。
アバドンは自身を作り出した女神に、アンタの名前は何だったんだ、と静かに切り出す。教えられないと狼狽える女神に、アバドンは自分が知っていることを滔々と語り、「ルシファーの件で考えが変わった」と言う。
「俺は、自らの意思をもって堕天する」
そう言った瞬間、アバドンの翼は黒く染まり、肌の色も濃く変化した。自分を作り出したことには感謝している、と女神──メイガラに告げ、地獄へと降り立つ。そのまま地獄の大総裁で堕天使のアミーの元へと向かい、仕事を寄越すよう交渉の末、亡者の拷問を統率する一部隊を任される事となり、バリバリ働いていた。この時点から本格的にアドバンと名乗り始める。
拷問を考案しては上司のアミーに持っていくアドバンだったが、ある日アミーに「思いついた拷問があれば一度案内人に持って行け、許可が出たものならお前の判断で導入して良い」と言われ、闇の世界に足を踏み入れる。
この時に出会ったのが案内人1世で、彼女の言葉に刺激を受け、そこから紆余曲折あって案内人試験に一発合格して地獄管轄の案内人に転職した。