など。ここでは前者について解説する。
概要
「古文」とは、日本の学校にて教養教育として教わるものである。
主な特徴
・男は女の家に通うなど当時の常識(古文常識)がある
・古文単語があるが、現代と同じ言葉でも意味が違うものが多い。例を上げると「光」は古語で「影」という意味がある。また現代語や英語に比べて非常に覚えづらい。
・文法は下に体言(=名詞)があると連体形になるなど、動詞・形容詞は下につくもので活用が変わる。
・動詞は変格活用に分類されて、それに従って活用する。
・現代同様に「敬語」があるが現代の敬語とはニュアンスが別物。さらにその敬語も動詞の後に来ると「補助活用」という使い方になり意味が別物になるものがある。
・28個の助動詞があるがこれが超曲者。多くの意味+活用で苦しめられる。
・助詞も結構厄介。ただ現代語と似てたり割とどうでもいいものも多い。
・「主語の省略」がある。具体的には「を・に・ば・ど・ども・が」で終わったり、敬語が使われたりした時には主語が変わってる可能性が高い。
など...
このような煩わしさから国公立理系に限らず文系でも悩みの種となることが多い。特に共通テストでは古文が45/200と全体の約2.3割を占めてるため捨てることも出来ない。
しかしその反面、覚える量は英語に比べると少ない。また私立や国公立2次試験でも古文の超論述を課す大学も少ないことから、記述試験では現代文より楽と言う人もいる(現代文は平気で100字を超える論述がある)