中井巧朗

なかいたくろう

中井巧朗は、漫画『バクマン。』の登場キャラクター。

アニメ版CV：志村知幸\実写映画版俳優：皆川猿時

プロフィール

初登場時は新妻エイジのアシスタント→蒼樹紅とコンビを組んで連載デビュー→高浜昇陽のアシスタント→引退して実家へ帰郷するも無職→七峰透のチーフアシスタント→クビになり浮浪者同然の生活→平丸一也のアシスタント。

連載を目指しながら12年間複数のアシスタントを続けていたベテランのアシ専門だったが、蒼樹紅とコンビを組むことによって連載デビューする。いわば遅咲きの漫画家。

無精ヒゲが生え、著しく見栄えが悪い肥満体が特徴。

背景画や効果線などを描く技術は一流で手先が器用だが、オリジナルのストーリーやキャラクターを作ることは苦手。そのため、蒼樹による原作がなければ連載もままならなかった。

元々は亜城木夢叶達漫画家の良き同業者ポジションだったのだが、劇中では蒼樹に対する好意や連載漫画の作者への執着心からストーカー行為をはじめ様々な問題を起こすようになりどんどん落ちぶれてしまった。蒼樹との出会いは彼を悪い意味で変えてしまったようだ。

「流石にここまで落ちぶらせる必要があったのか?」という読者からの意見もあるほどに序盤と終盤で印象が著しく変化してしまっている人物である。

家族には母親（CV：くじら）がいる。

実写映画版では尺の関係で亜豆美保以外の女性キャラの出番がオミットされたことに伴い、終始原作初登場時の「多少問題はあるが漫画家としての熱意は強い人」として描かれており人間的な負の部分は描かれないのである意味救われている。