概要
第3作Nightmare.exeに登場する10歳(小学4年生)の少女。
ゆみのミッション「SAVE HER(説明文では「鬱子の部屋」)」にて、汚れた部屋の中に佇んでいた。
両親は病死、兄は2人いたが人間に殺されてしまったうえ、彼女自身学校でいじめを受けていた。
さらに貧乏であるため、お金や食べ物等は奪うなどして生きてきた。
そのため、ゆみが出会った時には人間への不信感が非常に高く、3年ほど部屋から出ていなかったらしい。
その上自殺すら考えており、ここで彼女の話を聞かないとその時点でバッドエンドに進んでしまう。
ここで適切な解答をすることで彼女を救えるかどうかが決まる。
解答によって、最終的に
最高の親友
良い友達
微妙な関係
最悪な関係(難易度がHARDの時のみ)
のいずれかの関係性を築くことになる。
上2つの関係性になるとボロボロだった部屋と家具が綺麗になり、部屋自体も明るくなる。
そして自殺も思い留まり、ゆみを友達として認識する。お礼としてお守りを貰うことになり、これが終盤において全員を救う切り札となる。
また、ウツコは自称つまり偽名であり、本名はヒカル(大月光)であることも判明する。
名前に反してネガティブなためそう自称していたが、ゆみと分かりあえたことで自信を取り戻し、どんなときでも親友がいるという自覚を持ったため、再び本名で生きていくことを決める。
好感度があまり高くない微妙な関係になると、一応自殺はやめることになるものの、あまり理解をされなかったため特に何も貰うこともなく、部屋の状態もそのままである。もちろん本名のくだりもなし。
そして最悪な関係を結んでしまうと、結局ゆみも自分達を傷つけてきた人間と同じだという認識となり、話を聞かなかった場合と同じ結末を辿る。
これで彼女の出番は終了したかに思えたが…
Memory.exeでは
最終作となる今作で、黒幕であるヴェン及びリーパー、そして100年前の前世のまさみの妹であることが判明し、以前のゆみとのやりとりも100年前の出来事になったことになる。しかし、人間を敵視するヴェン(とリーパー)はそれを「洗脳」と嘲笑う。
※以外ネタバレ注意!
終盤、ヴェンに操られたまさみと戦い勝利も、諦められないヴェンはすみれを乗っ取ろうとする。
しかしその時現れたのは…
「ヴェンお兄ちゃん、まさみお姉ちゃん…
本当に久しぶりだね。」
まさみ「あっ!!」
ヴェン「お…お前…!!」
ゆみ「えっ!?もしかして…!!」
「そうよ、ゆみちゃん!もちろん覚えてるわよね!
あたしはウツコ、じゃなくて・・・」
「ゆみちゃんの大親友、ヒカルよ!」
なんと最終盤にまさかの再登場。
ヴェンやまさみと兄妹であるため彼女もそれなりに魔力を使うことができるため、長い年月を経て天国から会いに来たのだ。
親友であるゆみとの再会も喜んでいたが、目的は兄であるヴェンの説得。かつては自分も兄同様人間を憎んでいたが、ゆみと出会って優しい人間もいるということを自分の口でヴェンに伝える。そして本人からそれを聞いたことでヴェンもかなり困惑していた。(ヴェンがヒカルに甘いということもある)
そしてヒカルの説得を皮切りにその場にいた他のメンバーもヴェンを説得、結果ヴェンも改心し、長い戦いが終わる。
最後は笑顔でヴェンとゆみらに別れを告げ、天国に戻っていった。
余談だが、「ゆみちゃんの大親友」と言っているため、前作で最も好感度の高い「最高の親友」関係になったのが正史の模様。