プロフィール
概要
主人公が不思議な世界へきて塔の中で2番目に出会う住人。
2階の部屋に住んでおり、年齢の割に何か含んだ特徴的な話し方をする少々変わった人物。左利きである。
外見
塔の世界では目には包帯を巻き、装いも一般的というよりはどこかの屋敷の正装を思わせるような服装をしている。ラグに視力を奪われてしまい自由に出歩くことができないため、基本は2階の自室の椅子に座っていることが多い。
性格
非常に飽きっぽい性格。
物心ついた頃から世の中に飽きを覚え、自身のつまらない人生にも既に飽きている状態。そのため暇さえあれば本を読んでいたとのこと。かなりの読書家。だが塔の世界ではラグに視力を奪われてしまっているので物を見ることができないが、彼の部屋にはまるで嫌がらせではないかというくらいたくさんの書物が置かれている。
基本的には、真面目で頭も良く、その頭の良さから時に利点を計算して行動をする面も見られる。
面白そうなことには首を突っ込みたがるが、自身の状態もあり塔の中では傍観する側に回っている。傍観しながらも他の住民からの情報等や個人的に憶測を立てて楽しんでいる様子。
恵まれた人生を送ってきていて、何もかもがうまくいく幸運の持ち主。
何にも臆しない彼の雰囲気は幼い頃からの育った環境と言えよう。スポーツも万能で「クラス対抗の水泳大会で5番内には入れるくらいには泳げる」と小説内で発言している。成績も言わずもながである。苦手なものはあるといえばあるが絶対無理的なものはないらしい・・・・・ほぼ無敵なレベルである。
ラグとは気が合うようで、よく二人で会話していることもある。
だが単純に仲が良いというわけではなく、お互いが話しやすいというだけのようでどちらかというと同族嫌悪している模様。
読書家のためか、会話に書物からの文章の一節などを用いて話す引用癖がある。
主人公との恋愛
主人公とは近づきすぎず、離れすぎずといった恋愛をする。
飽きっぽい御影にとって一夜は”面白い反応を見せてくれる人物”に近い。
積極的なのか消極的なのか一夜が面白そうな反応を見せてくれそうな状態の時に御影は動く。それ以外は意外とどうでもよい。ずる賢い一面が多く、好きな子をいじっては楽しむタイプ。
その落ち着いた雰囲気と博識な面から相談相手としての機会も多く、頼れる人物ということもありキャラクターの人気は藤堂に次いで高い。