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グリーン・グランデ

ぐりーんぐらんで

グリーン・グランデとは、川原礫によるライトノベル『アクセル・ワールド』に登場するデュエルアバターの一種。

概要

cv.壮大な焦らしを続けてこの人

 純色の七王の一角・『緑の王』にして、7大レギオンの1つ≪グレート・ウォール≫のマスター。七王で最も【アニメと原作の容姿がすげぇ別人】の御方で、アニメでは分厚い装甲のごっついアーマー、電撃ホビーマガジンで制作中の立体フィギィアによるとものすごい稼働パーツが少なすぎるとマジ泣きされる程とにかく動けない動かせないデザインをしている(しかし、十一話の回想録ではしっかりと胡坐をかいていた)。

 そして、原作になると全身すらりとした長身で腰がものすごく細く、デザインも滑らかな曲線を描くエメラルドっつー、七王一の美形なんじゃないのかという容姿。

 アニメ版のデザインばかりが目立つイエロー・レディオブルー・ナイトレッド・ライダーと異なり、原作カラーイラストおよびモノクロイラストに全身像が登場。十二巻現在、男性七王で一番原作・アニメ双方の容姿が判明している。

アニメ・原作ともに共通するのは【全身分厚いアーマーに覆われて一見鈍そうだけど、腰がとても細くてスタイルを引き締めている】事。これを意識したのか、アニメ版スタイルの新作カットは全体的に小柄・小顔にまとめられ、けっこう腰がセクシー。

 何より、電撃ホビーマガジン掲載の『純色の七王烈伝』(の予告カット)によると、七王の身長は(初代赤及び白・黒を除く)青>黄>緑>紫>赤で、見た目を完全に裏切り男性陣では身長が一番低い(原作でも「大きくはあるが巨体では無い」とシルバー・クロウがコメント。この一節でもイエロー・レディオにブルー・ナイト、そしてシルバー・クロウより下だと判明している)

 二つ名は≪絶対防御≫(インバルナラブル)。ただでさえ堅い防御主体の緑においてステ振りをとにかく防御に集中しまくった結果、加速世界最大の防御力を手に入れた。なのでブラック・ロータスやブルー・ナイトのチート的切断攻撃が全く無効。

 ただし、敏捷性とか攻撃力とかそっち方面にはやや難を残し、対人戦においては相手のゲージを削りきれず時間切れになる事も(ただ、防御力が半端ないので相手もゲージを削りきれず、対戦負けは全部ゲージ半分を下回らないのでそっちの方が有名に)。

 武器は今の所見当たらず、防具として七の神器・三番星『天璣』の盾≪ザ・ストライフ≫を所有。これは加速世界最大の防御力を持つ盾で、拾ったのは東京ドームの地下。もし六番星『開陽』の鎧≪ザ・ディスティニー≫(クロム・ディザスターの事だ)とセット装備出来たらすごい事になっていたと予測できる代物。攻撃を受けきると威力を二倍にして反射するという特性を持ち、グリーン・グランデ自身が≪倍増返済≫(ダブル・ペイバック)という、相手の攻撃を受け切ったら二倍返しというアビリティを持っているもんだから、総計四倍返しのカウンター攻撃が可能という、まさに持ち手と相性がいい一品。攻撃系の必殺技は特にない。むしろ上記の四倍返し以外の攻撃技が見当たらない。防御系として超広域に防壁を展開する心意技≪光年長城≫(パーセク・ウォール)、自分の防御力を仲間と共有できるなど、守りに徹しまくっている。

 そしてここからが一番重要な事なのだが、彼自身はとにかく無口で声を聞いた人が殆ど居ないという程で、会話必須の七王会議では代弁者さんを呼んでいる(アイアン・パウンドは多分聞いている)か、元から話そうとしない。だから彼だけアニメ一期で担当声優が決まらなかった

 無論しゃべれない訳でもなく、聞いた人によると一人称は『我』で、岩山のように低く静かな声をしているという(セリフもまず【…】から始まる)。しかし後述理由により実年齢だけが加速世界でリアル割れしており、現時点で中学校三年生。二年半前の第一回七王会議及び第四次災禍の鎧討伐戦で小学校六年生と、原作者公認のBrainBurst2039Wikiでは可愛くいじられている。なので全てのバーストリンカーからの年上of年下扱いネタが無理なく使える。

 彼自身、多くの友を失いながら生き続け、その犠牲によって開拓された加速世界の真実を知りたいと深く願っている。そこで加速世界が停滞しないよう、直接対戦以外のバーストポイントを獲得できるエネミー戦をより潤滑に行える様、高位ポイントが獲得できる難解ダンジョンを受注し高位エネミーを狩るわカードを手に入れるわを長い間ひたすら繰り返し、獲得したポイントをカードに変えて下級エネミーに食わせるという行動を続けている。

 後に七王協定により直接対決がある程度禁止された事もあり、彼の取った行動は世界を支える世界樹に喩えられる程、誰もが尊敬と感謝の念を送っている。

 おかげでレベルアップが非常に遅かったとか。シルバー・クロウ曰く『レベ上げ職人』。

≪オリジネーター≫

 加速世界の歴史は2039年4月から始まり、この時点で東京都在住小学一年生100名にオリジナルのブレインバースト・アプリケーションソフトがオンラインで配布された。当時の配布状況は不明。以降、この百人の現在地を起点に東京各地にコピー・アプリが出回り現在まで至る。

 この百人の小学生達は、そのほとんどが攻略本無しで放り出された加速世界の過酷な状況に耐えきれず脱落していったが一部は生き残って世界の開拓は進められ、今日に至るまでのルールブック(攻略法)を確立していった。その功績や彼ら生き残り組が持つ情報量により、何時しか(本当に原作では何時なのか書いていない)この百人を≪オリジネーター≫と称する様になる(後に災禍の鎧≪クロム・ディザスター≫誕生のきっかけとなったしまった恋人同士もまた≪オリジネーター≫で、彼は初代から四代目までの討伐戦に参加している)。

 グリーン・グランデ自身もこの生き残った子供たちの一人で(だから実年齢がばれている)、加速世界最長プレーヤーである彼の情報圧は新米七王(スカーレット・レイン)他、多くから畏怖される力を持つ。

 オリジネーターの特典で(というか、ゲーム開始二年間は)コピー・インストール無制限の時期があった。現在はアップデートにより使用不可となった機能だが、オリジネーター達はやろうと思ったら複数の≪子≫を持つことが可能だった。

作中の行動(原作・アニメ)

 統治エリアは23区の外回り、領土は渋谷区・品川区全域と目黒大半・世田谷区の一部。≪クリプト・コズミック・サーカス≫よりやや多く、加速世界最大規模領土を保有している。しかし、もともとが過疎エリアな上、頭首たるグリーン・グランデ自身が超絶放置主義な為に(本人が狩りに出かけていつも留守、レギオン特権はあげるから後は勝手に生きてくれ的な)規律は緩くかなり自由。在住メンバーのキャラを見る限り、≪レオニーズ≫とは本気で正反対。

 作中の初登場は第二回七王会議にて。何も喋らなかった。

 原作を読んだ人以外は、一体彼がどこのページで話したのかがまったくわからない程にとにかく無口。やっと喋るかなぁと期待されたミッドタウン・タワー攻略会議では、部下に代弁させていた。

 はみ出しだが、コミックス三巻173ページでブラック・ロータスと何か会話をしていた。登場場面としてはここが彼の初セリフとなる。

 七王男性陣として登場は二番手(アニメでは三番手)。身長を悟られない?為、一人だけ岩山の上で胡坐をかいていた。

作中の行動(プレイステーション)

 本編ネタバレにつき、割愛推奨。

銀翼の覚醒 七王会議にのみ参加。表記全て「………」で発音皆無。

加速の頂点 原作終わらずアニメ第二期が出るかどうかも分からない、ゲームストーリー自体が原作からずれまくった、使用している設定が原作とかなり違う部分が山とあるっつー違和感ありまくった前作。発表されているストーリー上出るだろうなと思ったら参加が決定。そして週刊アクセル・ワールド(ゲーム公式ブログ)で彼が喋っているスクリーンショットが公開。公式容姿が未発表のホワイト・コスモスを除き、これで七王全員の声優が正式登場する事になった。ゲーム側も発売日まで徹底した隠匿を続けたので一体誰が彼の担当声優なのか憶測が飛び交い、ブリキ・ライターの黒田崇矢(ブルーレイ化にあたり、テレビ放映版の川原礫から変更された)とか、ネタ繋がりで大川透や山寺宏一(ソードアート・オンライン)と情報が錯綜。結果、間違っても十二歳(二年半前)の声は違う人だろ的な方が担当である事が発売日に判明。当人は現在中学校三年生、ブラック・ロータスと同学年にしてはずいぶん老けまくっている(こいつの観戦用アバターてのはまさか…)。

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