アフリカの魔女
あふりかのまじょ
原作者である島田フミカネや本作に関わった鈴木貴昭、野上武志らの共著による同人誌作品である。
概要
アフリカ戦線のエース「アフリカの星」ことハンナ・ユスティーナ・マルセイユと従軍記者の加東圭子、本編では描かれていなかった戦場で魔女達と共に戦う男達の活躍を主題にした『ストライクウィッチーズ』シリーズの漫画および小説である。
当初は、同人誌ということもあり外伝的な扱いだったが、ハンナがアニメ第二期10話に登場したことや一部は一般の商業誌扱いの単行本として発売されたことで公式作品へと昇格している。
作品の中では、航空ウィッチの他にアニメでは登場しなかった陸戦ウィッチや、ロンメルやパットンなど実在した第二次世界大戦の将軍達が登場するなどファンに嬉しい内容が盛り沢山である。
『アフリカの魔女』以外にも、新兵器の陸戦ストライカー「ティーガー」に搭乗するシャーロット・リューダーと開発チームの活躍を描く『砂漠の虎』や新しく配属された北野古子とスエズ河奪還を目指す連合軍の活躍を描く『スフィンクスの魔女』など、多くのシリーズ作品がある。
ストーリー
1942年、ネウロイは人類側の抵抗の薄い西アジアから北アフリカへ侵攻し、スエズ運河が陥落。さらに地中海南方から欧州が脅かされる危険も生じていた。人類側はカールスラント・ロマーニャ・ブリタニア・リベリオン・扶桑の各陸軍による防衛戦を構築し、北アフリカの防衛とスエズ運河の奪還を目指していた。灼熱の太陽に照らされる荒野の只中で、第31統合戦闘飛行隊「ストームウィッチーズ」を中心とする人類連合軍アフリカ軍団の奮戦と、ウィッチや彼女らを支える男たちの戦いが群像劇が始まる・・・