ケンゴウ

けんごう

ケンゴウとは、『風来のシレン』に登場するモンスターである。

概要

鎧を身にまとったサムライのモンスター。『風来のシレン2』で初登場。

居合斬りで装備している装備品をシレンの後ろへ弾いてくる。

弾かれた装備品がモンスターに当たったり地雷などのワナの上に落ちると消滅してしまうため、装備が強力なほど厄介な相手である。

だが、壁を背にして戦えば弾かれても足元に落ちるので消失を防ぐことはできる。

ゆえに、このモンスターの最大の脅威は山岳地帯などの壁がないマップで発揮される。

モンスターや罠に装備がぶつかった場合はミスして床に落ちることもあるのだが、壁のないマスにアイテムが飛ばされれば即消滅、運の要素など関係なく絶対に回収ができなくなってしまう。

そういったマップに狙ったようにコイツが配置されているので、戦々恐々としたプレイヤーも多いことであろう。

そして４ではとうとう装備を弾く方向がランダム(後述)というトンデモ仕様の能力を持つ「タツジン」というモンスターが登場するようになり、壁を背にして戦う戦術が通用しなくなってしまった。

このモンスターのせいで強力な装備を失くしたプレイヤーは数知れず、そのせいか、嫌いなキャラクターランキングで第1位に輝いた。

ちなみに、『風来のシレン3』と『風来のシレン外伝』では、

「必着の腕輪」というアイテムで回避できた。また、カタナを装備しているため、水をかけられると攻撃力が下がってしまう。

ちなみに、初代風来のシレンには「セルアーマー」というこのモンスターと同じく装備を弾く能力を持ったモンスターが存在していたが、こちらは能力を使用する確率が低い上、ゴースト系なので成仏の鎌で大ダメージを与えられることからさほどトラウマに上げられないようである。

※シレンのいる向き以外7方向に真っ直ぐ弾き飛ばす。

シレン4では、放物投げで部屋外や通路を含む10マス以内の

どこかへランダムに弾いてくる。

いずれにせよ、壁を背後に戦う戦法は意味がなくなった。