ローポリ
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概要
ローポリとはローポリゴンの略語で
少ないポリゴン数で形作られた3Dモノの事。
人によってその定義は曖昧で、100ポリゴン前後がローポリと言う人も居れば
3000前後、果てには1万ポリゴン以内は全てローポリと言う人も居る。
大体はゲーム機のPS、PS2、DS、PSPあたりの3Dゲームのキャラクターが
ローポリの分かりやすい例である。
ゲーム機の仕様上、四角ポリゴンを三角ポリゴンに分割して
表示する場合が普通なので、三角ポリゴンでポリゴン数をカウントする事が
ローポリモデラーの中ではなされている。
使われるテクスチャも、サイズは64×64、128×128、256×256と
これも仕様上の理由から2の倍数のものが使用される。
いかに少ないポリゴン数でいかにモデリングし
足りない部分をどれだけテクスチャで補完し滑らかに動かせるかが
ローポリの命題で、決められた枠内でのその表現法は
度々ドット絵と比べられる。というか殆どテクスチャはドット絵である。
ベイグラントストーリー、初代メタルギアソリッド、デュープリズム(萌え要素)
あたりがローポリモデラー内での三大教典。
特にベイグラントストーリーは、そのモデリングとテクスチャの完成度の高さに加え
プログラム上でポリゴンの分割を制御し歪みなく動かす手法が取られていて
多くのローポリモデラーが挑み燃え尽きた。
一定数のポリゴン数になると
ミドルポリゴン、ハイポリゴンと区別されるが
これも人によって境目は曖昧である。
そもそもポリゴン数をそこまで気にしているのは
ローポリモデラーぐらいなものなので
ミドル、ハイの区分は余り意味がないかもしれない。