魔法使いの弟子
まほうつかいのでし
魔法使いの弟子とは
管弦楽曲
極度の完璧主義者だった作曲家デュカスが残した(処分しなかった)作品。
ゲーテが書いた詩「魔法使いの弟子」を元にしている。
老いた魔法使いが若い見習いに雑用を言い残し、
自分の工房を旅立つところから物語が始まる。
見習いは命じられた水汲みの仕事に飽き飽きして、
箒に魔法をかけて自分の仕事の身代わりをさせるが、
見習いはまだ完全には魔法の訓練を受けていなかった。
そのためやがて床一面は水浸しとなってしまい、
見習いは魔法を止める呪文が分からないので、
自分に箒を止める力がないことを思い知らされる。
絶望のあまりに、見習いは鉈で箒を2つに割るが、
さらにそれぞれの部分が水汲みを続けていき、
かえって速く水で溢れ返ってしまう。
もはや洪水のような勢いに手のつけようが無くなったかに見えた瞬間、
老師が戻ってきて、たちまちまじないをかけて急場を救い、
弟子を叱り付ける。
ファンタジア
ファンタジアの項を参照。
映画「魔法使いの弟子」
普通の人間の知らない所で魔法使いたちが戦争をしているという世界。
かつての魔法使いの指導者であったマーリンの弟子、
バルサザールは新たなる指導者候補を捜しにニューヨークを訪れる。
そこで「選ばれし者」である物理オタクの青年デイヴと出会い、半ば強引に弟子にする。
史上最悪の魔女モルガナが復活してしまう。