SoundHorizonの7thアルバム「Märchen」の収録楽曲「薔薇の塔で眠る姫君」(トラック6)の登場人物。(CV:下川みくに)
誕生の宴にて、黄金の皿が一枚足りないために宴に呼ばれなかった十三番目の賢女・アルテローゼに
「姫が抱く運命、僅か余命十五年。紡錘にさされて、床に倒れて、死ぬがいい!」と呪いを受けるが、
同じく賢女のアプリコーゼに「百年。死んだと見せて、寝台の上、唯、眠るだけ!」
と呪いを改変される事で、15歳を迎えた朝に古い塔の上に登り、
老婆が麻を紡いでるのを見て興味を持ち、呪い通りに錘に刺されて野薔薇に抱かれて眠る事になった。
王子様(通称:テッテレ王子)の予定調和な口付けで起きた後は、呪いをかけた十三番目の賢女を捉え
国外追放の刑に処すが、置き土産に呪いをかけられる。
―――そして彼女は、生まれた姫を森に捨てることとなる
過去作品との関係性
呪いをかけた賢女がアルテローゼ(独:alte rose=英:old rose)と呼ばれている事。
どのような理由か生まれた姫を森に捨てる事、また王子が野薔薇姫の噂を聞いた時に
「彼女こそが きっと僕の 《捜し求めていた女性(エリス)》なのだろう」と歌う事などから、
4thアルバム「Elysion」の収録楽曲「エルの絵本 魔女とラフレンツェ」(トラック3)と
関係があるのではないかと推測される事も多いが、解釈の自由が故臣民は悩むのだ。
ようするに公式的には何も発表されていないという事である。