概要
装輪装甲車のうち、大口径のカノン砲(75~105mmクラス)を装備したタイプの俗称。
”戦車”という名称が付いているものの車体自体は装甲車であるため、当代の主力戦車との正面戦闘はできず、あくまでも待ちぶせなどの防衛戦闘や、歩兵に対する近接支援などに使われる車両である。
メリット
- 生産や維持のコストが安い(主力戦車に比べての話であり、近年は構造の複雑化で上昇傾向にある)
- 道路網や空輸を生かした、高速な機動展開ができる
デメリット
- 装甲が薄いため、主力戦車との正面戦闘には向かない
- 装軌車両と比べ、悪路での走破性能が劣る