概要
巨大なドラゴンで、ゲーム中には色と能力の異なる4種類が登場する。名称はいずれも「ドラゴンルーラー」である。
これらの下位種に「○○ドラゴン」という名称のモンスターが存在するが、グラフィックはそれらより更に大きく、迫力あるものとなっている。
いずれも力の香薬、生命の素、竜槍スマウグというアイテムをドロップする。特にスマウグは他に入手方法が存在しない。力の香薬は店で購入できるため、99個所有した上で戦えばドロップ確率を気持ちだけ上げる事ができる。
書籍『ロマンシング・サガ大全集』では「真竜ドラゴンルーラー」と呼称されているが、この「真竜」とは何を意味しているのかは不明。
ゲーム本編でも、セリフも何もなく登場人物の口からも特に言及されない為、設定的なものは一切不明である。
各個体の特徴は以下の通り。
白い個体
条件次第で行く事のできるダンジョン「氷銀河」で、聖王遺物の1つ「氷の剣」を守っている。
冷気攻撃が得意だが能力は同種の中で最も低い。また倒しても剣を入手せずに画面を切り替えれば何度でも戦う事が出来る為、スマウグの複数入手には最も適した相手と言える。
剣を入手すると同ダンジョンの敵全てと共に姿を消し、2度と戦えなくなる。
赤い個体
ラストダンジョンの入り口に当たる城「黄京」でパーティに襲いかかる。炎攻撃が得意。
ラストイベントの門番とでも呼ぶべき存在。倒しても黄京を脱出して入りなおせば何度でも戦える。
しかし戦う前の前置きが長い為、リセットしながらドロップを狙うには苦しい。
緑の個体
ダンジョン「腐海の廃墟」で、ウィルガードというガーダーの入った宝箱を開けると出現する。毒攻撃が得意。
1度しか戦えない。
黒い個体
ハリードが主人公の場合のみ行けるダンジョン「諸王の都」に登場する。他の主人公の場合は会うこと自体ができない。
伝説の名刀「カムシーン」を守っており、入手する為には倒さなければならない。しかし入手するとハリードのエンディングが変化してしまうため、倒す前に考慮する必要がある。
原則的に1度しか倒せないが、持ち物をいっぱいにした上で倒すとカムシーンが入手できない為、何度でも戦う事が出来る。
青い個体(未登場)
内部データのみに存在する没モンスター。電撃を使用する。能力は5種の中で最も低い。
ファンブック『練磨の書』では没モンスターと断った上で写真が紹介されている。
備考
いずれの個体も、1度でも遭遇すると竜鱗の剣、鎧、盾を開発できるようになる為、武具開発欄を圧迫してしまう。
ミカエルが主人公の場合を除き、戦いに行くタイミングは考慮する必要がある。