ガイモン
がいもん
CV:大平透
概要
東の海にある珍獣達が住む無人島で生活する男性。元は東の海で海賊として活動していたが、22年前に無人島(現在住んでいる島)に上陸した際、崖の上に置いてある宝箱を取ろうと崖を登っている最中に崖から落ちてしまい、下に置いてあった空の宝箱に身体がはまって気絶してしまった。更に、それで船に戻れず、仲間もガイモンが戻っていない事に気付いていなかった事もあって、島に取り残されてしまった。
島に取り残されてからは島の珍獣達と仲良くなり、箱に入って高所に上れなくなったため自力で取りに行けなくなった崖上の宝箱を死守する目的(本心は島の動物達を守るため)で、島に現れる海賊達を「森の裁き」と称して追っ払いながら生活をしていた。
そんなある日、航海中の麦わらの一味が島に上陸してきた。当初ガイモンは、一味を動物を密猟しに現れた海賊と勘違いして、一味を追い払おうと攻撃をしかけた。しかし、すぐに誤解は解けて意気投合し、自分の身の上話と宝箱の話を一味にした。すると、一味の船長ルフィが、その宝箱を取ってあげようと崖上まで上っていった。しかし、上ってみると宝箱は空で、ガイモンの行いは完全な無駄であった事をルフィは知る。そこでガイモンを気遣ったルフィは、「宝箱を下に放り投げて中身を見せてほしい」と頼むガイモンの断りを頑なに拒否した。すると、ガイモンはルフィの意図を察して涙を流し、ルフィに礼を言った。その後、ガイモンはルフィから仲間の勧誘を受けるが、「自分の居場所はここだけ」と断り、一味を見送った。
一味が出航した後の様子は原作では描かれていない。だが、扉絵連載では2回登場している。
1度目の扉絵連載では、ルフィとの戦いに敗れて頭と手足だけになって漂流していた海賊バギーと出会った。当初は一味の時と同じように戦闘になったが、またすぐに打ち解け、友人関係となった。
2度目の扉連載では、樽にはまってガイモンのような状態になった女性サーファンクルーと出会い、島で一緒に生活している。