となりのトトロ
となりのととろ
概要
昭和30年代の日本の田舎を舞台とした話。
母親の療養のため田舎へと引っ越してきた草壁一家の草壁サツキと草壁メイと、日本に古くから住んでいた不思議な生き物トトロとの交流を描いた作品である。
1988年4月16日に劇場公開されたが、その時の同時上映が「火垂るの墓」であり、トトロを見て良い気分になった観客が続けて「火垂るの墓」を見たばっかりに、その救いようのない結末に鬱になってしまった観客が少なからずいたようだ。
興行成績は「風の谷のナウシカ」と比べると低かったものの、各所からの評価は公開当時から高く、発売されたビデオやDVDは軒並み高セールスを記録。TV放映でも毎回高い視聴率を記録している。
ちなみに舞台となった集落は宮崎監督が過去に住んでいた町等を色々混ざり合わせており、明確な設定付けはされていない。劇中に登場している地名は埼玉県所沢市をモチーフにしているが、本作の舞台が狭山丘陵である、というわけではない。
また、「トトロ」の名前は「所沢のとなりのお化け」に由来している。
都市伝説
ネット上では本編に関する様々な憶測や考察がされている。
詳細は検索すれば該当サイトらがヒットするのでそちらを参照していただきたいが、
それらは後に公式から否定されている。
名前の間違い(?)について
ウィキペディア等でサツキ達の名字について「草壁」としているが、実は「日下部」であると思われる。根拠になるのはカンタがサツキに電報を渡すシーン。電報の左下に宛名らしい記名欄があるが、これが「日下部 ??」と読める為だ。公式ホームページではサツキ達の名字が公表されていない事もあるが、『くさかべ』という作中の台詞を聞いた時に、「日下部」と「草壁」のどちらを連想する人が多かったの?という疑問は無粋だろうか?