空気が薄い標高約2,400m付近から発生することが多く、頭痛や吐き気やめまい、むくみなどが起こる。
悪化すると肺浮腫や肺水腫を起こして死亡する。
このため登山で発生しやすく、特に近年登山者の多い富士登山ではこれでダウンする者が後を絶たない。
応急処置としては酸素を吸わせて一休みさせるくらいしか対処法がなく、かかったら基本的に下山するしかない。
予防法も決定的なものはなく、結構ガタイのいい人や普段よく運動しているような人でもかかるときはかかる。
ただしある程度ゆっくり体を慣らしながら登る事でリスクが多少抑えられるため、予防法としては所謂「弾丸ツアー」を避け充分な時間をとって登山する事である。