解説
深雪のクラスメイトの女子。腕輪形態の汎用型CADを所持。
雫の幼馴染で、彼女と並んで十分に可愛いと評されるルックス。深雪、エリカ、美月、雫の4人と比べて一番プロポーションがいいかもしれない、と表現されている。身長は雫よりもほんの少し高い。
髪型は、耳が隠れないように左右に分けて、首の位置からヘアゴムでふたつにした長髪(三学期の二月時点)。
自信に欠けがちで、思い込みの激しい性格だが、学年総合二位の優等生(実技が三位、理論が二位)。「本番に弱い」と自分では思っているタイプ。自分以上の優等生でルックスも優れている深雪に憧れている。
二科生に対する偏見は特に無く、『魔法科高校の優等生』では、森崎の二科生の一科生への反感をわざわざ悪化させる振る舞いに、むしろ迷惑に思っている。しかし、優れた魔法の使い手であるはずの達也が二科生であるという事実を知った際には、大きなショックを受けていた事も。
森崎が原因で、二科生と一科生の激突が起こってしまった際には、騒動を止めようとして閃光魔法を使ってしまい、風紀委員に目をつけられてしまったが、達也に庇われた事で事無きを得る。この件を機に、彼に深く想いを寄せる事になり、深雪を「司波さん」と呼んでいるのに対し、達也の事は「達也さん」と呼ぶようになった。九校戦後にその想いを打ち明けるが、達也からは自分に欠陥があると称して、断られる。しかし、それでも想い続けると前向きな答えをつげ、それまでよりも積極的になっている。
達也に対する想いは、違うベクトルであるものの、ある意味で深雪に危機感を抱かせる程の強烈さをもっており、自身の彼に対する感情の影響を受けたピクシーも、達也や深雪といった交友関係のある者達の前で、その想いをぶちまけられてしまっている。