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司波達也

しばたつや

佐島勤のライトノベル『魔法科高校の劣等生』の主人公。
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CV:中村悠一

概要

元は無料のWeb小説であったため、長い間公式ビジュアルのない状態のまま、想像によるイラストが投稿されていた。
しかし2011年4月9日発売の『電撃文庫マガジン』誌上において、妹の司波深雪と共に公式ビジュアルが付けられた。
深雪に「お兄様」と呼ばれていることから、作品のファンの間でもほぼ「お兄様」で通じる。
(半ば揶揄する意味も含む…かもしれない)

解説

史上屈指のトンデモ能力を複数に渡って保有する主人公

国立魔法大学附属第一高等学校の生徒で、同じく第一高校に通う司波深雪の兄にしてガーディアン。
入学時には16歳の二科生で、クラスはE組。
両親ともに日本人の4月24日生まれ。妹とは誕生日が11ヶ月違う年子。

容姿は自己評価で「標準以上、中の上くらい」という程度の平凡さ。女子からの評価も「まあまあ」止まりだが、一部からイケメンの評価を受けている様子もある。そこそこのイケメンらしい…?
姿勢がよく、身長は178cm。大柄ではないが、筋肉質で肩幅はあり、ゴツいと称されたことも。
ただし極端に着やせするタイプで、制服を着ていない時はどちらかというとヒョロい印象を与える。

周囲からのイメージとしてあるのは「いつも真面目な顔をしている」「大人っぽい、老成している」といったもの。
本人自身は、感情を荒立てない(荒立てられない)だけで最低限の情緒はあるつもりでいる。(ただし、「最低限」であることも自覚している)

そのイメージ通り常に達観した考えを持つ沈着な性格なのだが、彼の場合は度を超えており(例えばラッキースケベな場面に遭遇しても何故かリアクションがないというものである。この理由は下記に述べる)、「枯れている」と評する人も。
一方、その本性(?)を知る者達からは「魔王」「ラスボス」と、主人公とは思えない言われようである。web版ではアンジェリーナに対するドSな振る舞いに対して、作者自ら「極悪主人公」と呼ぶ始末である。
しまいには、七草会長から「トラブルに愛されていて、いるだけで仕事が増える」とまで言われてしまっている。このあたりの自覚は薄い。

極度のシスコンである。クールな雰囲気とは裏腹に妹を人目もはばからず溺愛しており彼女を傷つけられそうになると相手をナイナイする。

抜き打ちしやすいカーブでデザインされた、拳銃形態の特化型カスタムメイドCAD「トライデント」を二丁所持している。その他、用途に応じた多種多様なCADと換装パーツを保有し、必要に応じて交換することで、工程の複雑な魔法を使えないという弱点を補う。

魔法実技の成績には劣るが、魔法理論ではダントツで学年トップの成績を誇り、魔法の起動式を見ただけで魔法の特性を分析できる能力を持つ。加えて忍術使い・九重八雲に師事しており、カラテ…もとい体術にも優れる。

実技の成績で劣る理由は、生まれつき脳内の魔法領域が狭いために工程の複雑な魔法が使えず、無理矢理使ったとしても速度が遅くなってしまうため。これは、発動速度と威力が重視される魔法師の世界では致命的な欠陥とされる。
だが実際には「ある部分」に特化しすぎている為に通常の魔法を使うことができないだけである。
しかもその「ある部分」は、魔法の根底をぶち壊すような超強力スキル、「分解」「再成」である。

さらに、CADの調整技術(主にソフトウェア面)にも優れており、日夜魔法やCADの研究に没頭し、匿名ではあるが開発者としての収入も得ているという万能ぶり。
先ほどの「トライデント」を含む多数のCADは彼が自ら設計開発したもので、ベース機である「シルバー・ホーン」は市販品ながらプレミアが付くほどの人気商品。

以上のことより、「劣等生」と言いつつも
魔法実技の授業を除くあらゆることをこなし、
その上弱点をカバーできる魔法を持ち、
それでも駄目なら自分に合った道具を自作でき、
まだ駄目なら忍術(物理)で解決でき、
更にダメならこれまたチートスペックを持つ妹がどこにでもすっ飛んでくる。
終始こんな感じなので、実際に戦うと手が付けられないほど強い
こんなキャラ今までにいたっけ…

このため、高校生とエンジニアの顔の他に、日本国防軍特務大尉「大黒竜也」という偽名を用いており、全てを破壊する「悪魔の右手」と死人を蘇らせる「神の左手」を用いて味方を不死の軍団に仕立て上げた上、自身はマテリアル・バーストで艦船や軍事施設を一撃で吹っ飛ばすなど大活躍している。
軍では存在自体が核ミサイルに匹敵する「戦略級魔法師」として重用され、敵からは破壊神シヴァ神になぞらえた「摩醯首羅(マケイシュラ)」のコードネームで恐れられる。
つまり、前述した姿勢の良さは本場で鍛えられたものだったのである。

厳密には劣等生っていうかイレギュラーというべき存在かもしれない。

司波兄妹のカップリングイラストにおいては「血の繋がった夫婦」タグを付けられることもある。

本人曰く「最低限の情緒」しか持つことができず、唯一まともに残されているのは、家族愛としての深雪への愛情だけとされている(原作「追憶編」参照)

能力

基本的には生まれ持った「分解」と「再成」の副産物や応用で成り立つ。

分解

収束、発散、吸収、放出の複合魔法。
物体・魔法を問わず全てを構成要素にまで分解する。
最大の技は、質量を一切のロスなくエネルギーに転換する「マテリアル・バースト」
放射能こそ出さないものの、その威力は核兵器に匹敵する。
戦場では「悪魔の右手(デーモン・ライト)」と呼ばれる。

再成

【肋骨骨折 肝臓血管損傷 出血多量を予測】
【戦闘力低下 許容レベルを突破】
【自己修復術式/オートスタート】
【魔法式/ロード】
【コア・エイドス・データ/バックアップよりリード】
【修復/開始――完了】

物体を24時間前までの状態に「戻し」、現実のそれに上書きする。
「治す」訳ではなくイデア世界にあるバックアップをそのまま「持ってくる」ため、
一般的な魔法による治癒・修復と異なり継続的に術をかけ続ける必要が無い。
達也は戦闘行動に支障を来たすダメージを受けた場合、これを応用した「自己修復術式」が自動的に発動し、すぐに元通りになる。
ただし、対象が傷を負った時点までの過去の情報(エイドス)を全てロードする必要があり、その際対象が受けたダメージによる痛みを凝縮し、負傷者の痛みを自分で体感しなければならない。
アニメ25話では、負傷を受けた先輩の痛みを150倍にして体感しており、深雪の解説で負傷を受けて30秒後に術式を発動し、エイドスのロードにかかった時間は0.2秒であるためダメージ濃縮率は、

濃縮率=負傷から術式発動までの時間÷エイドスのロードにかかった時間 とされ、25話の例を当てはめると

150(倍率)=30(術式発動までの時間)÷0.2(エイドスのロードにかかった時間) となる。

戦場では「神の左手(ディバイン・レフト)」と称される。

精霊の目

「分解」「再成」の副産物。
イデア世界にアクセスし、周囲の魔法式を全て見通すことが出来る。
これにより肉眼で見える相手なら手の内をすべて読み、適切に対処することが出来る。
一見地味ながら、達也の絶対的な強さを支えている大事な能力である。

フラッシュ・キャスト

四葉家の洗脳技術を応用した瞬間記憶能力。
記憶領域に起動式をイメージ記憶として刻み付け、記憶からロードすることで高速発動できる。
彼の場合、仮想魔法演算領域が意識内にあることを利用し、記憶領域に魔法式をイメージ記憶として刻み付けることにより、魔法式構築の時間すら省略可能である。
ただし一定以上の工程を持つ魔法では、記憶領域からの魔法式読み出しに時間がかかるため、かえって遅くなる。
なお起動式・魔法式以外も記憶可能で、理論分野の成績がいいのはこれを応用した暗記力に起因する。

仮想魔法演算領域

上記の「分解」と「再成」にリソースの殆どを占有されたため、脳内に通常の魔法演算領域を持たない達也に対し、四葉家が施した精神改造術式。
脳の余ったスペースである情動を司る部分をリセットし、そこに人工的な魔法演算領域を植え付けるというシロモノ。ただし容量が違い過ぎるので、この演算領域の性能は低く、特に魔法の発動速度に関しては「劣等生」そのものである。
達也が「最低限の情緒」を除く感情を持てなくなった原因。

バリオン・ランス

近接戦闘用に開発した新たな魔法。
トライデントに炭素繊維でできた銃剣を装着し、銃剣をバリオン(陽子と中性子)にまで分解した後、それを相手に向かい秒速1万キロで射出する。
撃ち込まれた対象は水分を超高温に熱せられ破裂・即死する。気分は電子レンジに入れられたダイナマイトである。
射出後に「再成」を用いてバリオンを回収し、銃剣を元に戻す動作を「刺して引き抜く」ことになぞらえてキャノンでもランチャーでもなく「ランス」と命名された。

電撃文庫FIGHTINGCLIMAX

第一弾追加キャラとして『とらドラ!』の逢坂大河高須竜児、妹の深雪とともに発表。達也はサポートキャラとして参戦。
発動中に範囲内で相手が攻撃すると相手の通常攻撃や移動を封じるキャスト・ジャミングとコンボに組み込むとコンボ補正が緩和されダメージアップを見込める雲散霧消を使う。…が、キャスト・ジャミングは発生が非常に遅く、発動しても各種ブラストやクライマックスアーツは使えるため抜けられたり手痛い反撃を食らうこともあり使いにくい。雲散霧消もあまりダメージが伸びない…と原作の強さがかなり抑えられてしまった結果ブギーポップと並ぶ弱サポートとなり、使用率は最低クラス。

さすがに弱すぎたのか『IGNITION』では大幅強化された。キャスト・ジャミングは発生こそ遅いままだが、ガードとエスケープブラスト以外の行動を封じるリターンが大きい技にパワーアップした(この状態であれば桐乃の切り札と静雄のコマンド投げが確定する。どちらもダメージがかなり大きい)。雲散霧消はコンボ中にヒットさせてクライマックスアーツに繋いだ場合、ゲージ本数、ラウンド数やイグニッション選択に関係なく新システムのダブルイグニッション()が発動するようになり強化された。
前作から一転、上記の点からドクロちゃんに匹敵する最強クラスのサポートに。特に本来ならラウンド間のサポートキャラ強化を2度行ったうえ(つまり3R目までは絶対使えない)で1ゲージとサポート消費する必要があるダブルイグニッションがサポートたったの1回分で使えるという超強化された雲散霧消の強化が大きい。が、立ち回り補助やコンボパーツにと万能に使えるドクロちゃんとは使い道が大きく異なるのでキャラによって選び方を変えたいところ。
シャナはサポートを使わずとも立ち回りに苦労しないので火力の底上げに最適。この組み合わせは本作で頭一つ抜けた強さをもつ。少ないチャンスをモノにしてダメージをごっそり奪いたい静雄も相性が良い。

10月8日にプレイヤーキャラとしても参戦。サポートキャラの達也も引き続き使用できるが達也同士の選択はできない。同時に深雪もサポートキャラとして使用できるように。
動作が全体的に早く、近距離では出の早い体術を武器にするほか、遠距離戦でもミスト・ディスパージョンで牽制しつつ、ヒット後に相手の近くにワープして近距離戦に持ち込むなど、どの間合いでも戦える。移動速度も早いので機動力を活かし、ダッシュで近づくことも可能。妙にスタイリッシュで高度が高い昇竜もあり波動昇竜的な立ち回りも得意。

…と、上記の通りとにかく立ち回りに隙がない。さらに切り札が2つ用意されており「フラッシュ・キャスト」は発動すると移動速度が大幅アップ。ただでさえ早いので手がつけられなくなる。切り札の性能は里見蓮太郎に近いが、あちらはとにかく近寄って崩すために使うのに対し、こちらは一度逃げたり一気に距離を詰めたり立ち回りで使用する。もうひとつの切り札「自己修復術式」は
・マッチラウンドであること
・体力が2割を切ってポテンシャル発動中であること
・切り札を1つ持っていること
・ブラストが発動可能なこと
以上を満たした状態で体力がゼロになると自動的に発動し、体力が回復していく。回復の速度はゆるやかなので直後に攻撃されるとKOされるので注意。
弱点は背が高いので攻撃が当たりやすいことと空中でのリーチが長くないので空対空で競り負けやすいこと。一番の難点は早すぎて制御が難しいことか。慣れないうちはキャラに振り回されがち。
しかし立ち回りが非常に強いので練習次第でこの弱点はごまかせる。そういったこともありランクもサポートだけではなくプレイヤーキャラでも最強ランクの一人。さすがお兄様です
サポートに深雪以外を選んだ場合、サポートを呼び出した時に達也の後ろに深雪が現れ、達也固有のポテンシャル(サポートを呼び出した時に出現する深雪が4回攻撃を受けなかったら攻撃・防御力が一定時間アップ。サポートが深雪の場合も同様)に関わる。発動にはサポートの回転率も関わってくるので相手が延珠の場合は気をつけたいところ(延珠に相手のサポートを潰された場合回転率が大幅に下がるため)。

他のキャラとの絡みではやはりその強さと感情があまりないことが強調されている。掛け合い中のグラフィックも相手が深雪以外ほとんど表情の変化がない。
白井黒子の空間移動の効果範囲を即時に把握しビビらせた他、ユウキ御坂美琴は達也の強さを一目で見抜き、アキラも戦闘モードに入った時に空気の変化を感じ取る。
桐乃の「深雪が欲しい」、アキラの「深雪と勝負がしたい」という発言を「妹を傷つける」と解釈するなど深雪のこととなると見境がない。
逆に深雪とは「稽古をつける」という名目の特殊イントロがあり、1本取った時の動作も気遣う動作に変化する。
他にはコラボ作品で縁があったキリトとも特殊イントロが発生する。

ちなみに唯一「インパクトブレイク」「パワーアップブラスト」などシステムの名称をそのまま言う。なんでも「お兄さまなら言っても違和感がなかったから」だとか…

関連イラスト

お兄様
お兄様がやばいっ


魔法科高校の劣等生
達也



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魔法科高校の劣等生

電撃文庫FIGHTINGCLIMAX

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