「胎児の夢」とはダブルスポイラーにおける古明地こいしのスペルカードである。
概要
四つの段階に分かれたスペルカードであり、文のスペルカードに対するコメントに、「微生物とか魚とか恐竜とか」とあるので、烏天狗の進化、つまり鳥の進化を表しているものと思われるが、4段階目が何を表しているのかは諸説ある。
寓意性の高さと美しさから、ダブルスポイラーに登場する弾幕の中でも人気が高いものの一つ。
必要撮影枚数10枚。
元ネタ?
夢野久作の小説『ドグラ・マグラ』の作中に登場する架空の論文のタイトルとして「胎児の夢」という言葉が出てくる。論文の内容は「胎児は母親の胎内において、進化の過程の全てを夢という形で経験する」というもの。
またこの小説に影響を与えた学説として、ドイツの生物学者エルンスト・ヘッケルが唱えた「反復説」がある。
「個体発生は系統発生と同様の過程を辿る」
つまり胎児の成長の過程はその種の進化の過程を再現する、という説。
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