もしかして→真選組
真選組(しんせんぐみ)は、空知英秋作の少年漫画『銀魂』に登場する架空の特殊部隊。モデルは新選組。
江戸の治安を守る特殊警察(しかし、一般の警察のするような仕事をすることもある)。局長の*近藤勲・副長の*土方十四郎・一番隊隊長の*沖田総悟を中心に数十人で形成している。全十隊が存在し、一つの隊には十人前後が所属している。たまに武州などで行われる新隊士の募兵で人数を増やしている模様。幕府に属している(この事から攘夷浪士達には「幕府の犬」、*銀時や*神楽には「税金泥棒」と呼ばれている)ので実力・実績・権力もある。主な仕事は攘夷浪士の捕縛や将軍の護衛などであるが、創設者でもある松平片栗虎に便利使いされ、くだらない事柄に駆り出されることもしばしば。戦闘時には刀のほかバズーカや手榴弾などの兵器も用いられており、犯人逮捕のついでに暴行や破壊活動(特に沖田と土方によるもの)も多く、世間からの目も冷たい。そのためによく「チンピラ警察24時」と例えられる。アイドルの*寺門通が一日局長になったこともある。なお、*万事屋メンバーとは腐れ縁の為か、よくトラブルが起きる。
真選組に関連する人物
トッシー
土方が普段の刀の修理中に手にした妖刀「村麻紗」の呪いで生まれてしまった土方の第二人格(解離性同一性障害によるものではない)。語尾に「~ござる」とつけたり、人のことを「~氏」と呼んだり、自らを「トッシー」と呼んだりする、典型的な無気力のアキバ系オタクとなっている。
沖田ミツバ
5月26日生まれ。身長168cm、体重43kg。
沖田総悟の実姉。容姿は弟の総悟に似ているが、弟とは正反対の性格の持ち主で、極めておしとやかな大和撫子。総悟を「そーちゃん」と呼ぶ。
両親を早くに亡くしたため女手一つで弟を育てた。そのため総悟は「姉上」「おねーちゃん」と慕っており、彼女の前では頭が上がらず、一人称が「僕」になるなど、極めて大人しい良い子になる。超の付く辛党で、チョコレートパフェにタバスコ(一本丸ごと)をかけたり、真選組に激辛せんべいを毎月送ったりする。総悟が土方の命を狙うようになったのは、ミツバが土方に好意を寄せていた事による嫉妬と、土方がミツバの想いを突き放し、幸せを踏みにじったという怨みからである(その一方でミツバを振った土方の真意も全て理解していた)。既に肺を患っており、総悟曰く「もう長くはない」病状。江戸に来てから容態が悪化し、最期は総悟に「自分は十分幸せに生きれた」「あなたは私の自慢の弟」と伝え、静かに息を引き取った。