概要
MHP3から登場。エメラルドブルーの体表をしている。
こちらは凍土に生息しており、泥ではなく雪や氷の塊を飛ばして雪だるま状態にする。
頭の冠で氷を粉砕することから「氷砕竜」とも呼ばれている。 ちなみにボルボロスの別称は『土砂竜』。
亜種としては初めて別称が原種と全く関係がない種となる。
この名前のせいで一部ハンター(特にMH3Gからモンハンを始めた初心者)からは、ボルボロス亜種ではなくブラキディオス亜種と勘違いされることもある。
空腹時は凍土のエリア1でブナハブラの巣を襲い捕食する。
瀕死状態になると、イビルジョーと同じく凍土のエリア1の行き止まりを破壊して、隠しエリアへの道を開く。
原種は泥を纏う事によって弱点を変化させるが、亜種の方は雪を被っても弱点にほぼ変化が無い。
元々炎に弱いのに、熱で溶ける雪や氷を身に着けても大きな変化が無いのは仕方が無いという事だろうか?
一応、雪無しでは雷属性が最大の弱点になるが、雪を纏っている間は雪無し時の火属性より通りが悪い為火属性の方が使い勝手が良い。
なお、氷属性は雪の有無に関係なく一切通じず、水・龍属性は雪を纏っていない時にのみ僅かに効く程度。
なお部位破壊で雪が剥がれた場合、雪のある場所で転がって再度体表につけてくる。地面が氷や雪に覆われているからか、最初から出歩いている。
攻撃手段は原種と一緒だが、頭を叩きつける(後ずさってもう一度行う)、地面をえぐり氷塊を飛ばす(モーションこそイビルジョーの岩投げだが、実際はティガレックスのように氷のつぶてが3wayで飛んでくる。氷やられ)等を行う。
恐ろしいのは突進。
なんと通常の突進に加え、Uターンしてこちらを狙ってくるUターン突進が増えている。
Uターン突進は軌道修正がとても正確で、横に一回転がった程度では狙いを外すことは困難。
アグナコトルのような先読み能力があると見て間違いない。
その上地形に沿って移動するととても解釈不能な軌道を描くようになり、より一層逃げにくくなる。
体に纏っている氷塊は皮膚から分泌されている特殊な粘液によって貼り付いているらしい。
この粘液は「凍った粘液塊」という素材として入手できる。
しかしこの粘液塊、困ったことに剥ぎ取りでも部位破壊でも出ない。
出るのは落し物と捕獲報酬と基本報酬だけである。
微妙なところで妙な数要求されるが、こういったものに非常に良く件のセンサーが発動する。
そのため討伐数と捕獲数を見たらレア素材を持つ奴等よりも捕獲数が多かった…などという笑えない人もいる。
MH3Gでは一応ふらっとハンターにボルボロス亜種を依頼すればたまに取ってくるため、前程シビアではなくなった。
原種同様、亜種も3GのG級ではモーションがかなり強化されている。
原種のように、後方へ雪の塊を飛ばすようなことはしないものの、尻尾回転の際に尻尾の雪を振り撒いてハンターを氷属性やられにしたり、雪を付ける動作の際に尻尾に接触したハンターを雪まみれにしてしまうようになった。
しかし、いずれもスキルで補えてしまうため、対策すればG級モンスターの中では戦いやすい。
MHP3では、製品版が発売されるより前にモンハン部部員限定で配信された体験版の上級者向けクエストでこのボルボロス亜種と戦闘することが可能であった。