宣統帝
(せんとうてい・シェントー・ディ)
清朝第十二代の皇帝で清朝と中華文明での最期の正統な皇帝。元号〈宣統〉の皇帝なので宣統帝と称される。名前は溥儀、西太后の指名で1908年に3歳で即位する。しかし3年後に辛亥革命が起こり、事実上の退位状態となったが。1924年の民国軍のクーデターで追われるまで紫禁城内の体制は清朝のまま(溥儀は皇帝のまま)の生活をした。1932年に日本の関東軍によって満州国の元首とされ、後満州国皇帝として即位した、その後の日中戦争において満州国は滅亡、ソ連に抑留。その後中華人民共和国に返還されるが囚人として、1959年まで刑務所で抑留。その後1967年まで一般人として生活をした。