DMC3
でびるめいくらいすりー
概要
デビルメイクライシリーズ第三作目。
ダンテと魔界の悪魔の対立というよりは親子の関係、兄弟の対立が深く描かれた作品。
前作の不評を基に大きく改善した結果か、ゲームシステム、スタイリッシュさ、内容ともに傑作と言われ、度々他シリーズの作品の評価をするときに引き合いに出されることが多い。
今作で相手も自分も死ぬ「ヘヴンオアヘル」という難易度が登場。攻撃を受けると、相手は死ぬ。自分も死ぬ
後に様々な追加要素を持ったスペシャルエディションが発売する。
ストーリー
ダンテが魔帝を倒すための足掛かりとして便利屋を始めたばかりの頃、アーカムという謎の男性が彼にメッセージを渡しにやってくる。それを軽く払い、仕事を待っていると突然悪魔がダンテを強襲する。それらを難なく始末すると、街中から巨大な塔「テメンニグル」が出現。悪魔の巣窟であるその塔にダンテも足を踏み入れるが、そこで彼が出逢ったのは生き別れた双子の兄、バージルであった。
一方、デビルハンターのある女性が同じように悪魔の巣窟で悪魔を全滅させるために激戦を繰り広げる。
ダンテとバージル、レディ、そしてかつて世界を救った魔剣士スパーダ。複雑な思惑と因縁が交差する中、ダンテは自らに眠る悪魔の力に目覚め、兄を止めるために奔走する。
登場キャラクター
ダンテ
主人公。どしょっぱつから上半身裸。まだお気楽な性格で、口数も多ければどんな相手にも容赦なく軽口を叩く刹那に生きる男。形見である「リベリオン」と特注の拳銃「エボニー&アイボリー」を駆使して悪魔達を容赦なくぶっ潰していく。
自分の悪魔としての力を持て余していたが、上位悪魔との死闘の中で覚醒する力、バージルとレディといった人物との出逢いを経て成長していく。
レディ
過去に母親を悪魔に殺されたことからデビルハンターとなった女性。サブマシンガンやフックショット、そして母親の名を冠したバズーカ「カリーナ=アン」を装備して悪魔達を撃ち倒していく。
当初は悪魔を皆殺しにすることしか考えない復讐魔だったが、半人半魔のダンテとの出逢いや、塔の中で起きる事件を経験していくことで、心身共に成長していった。4にも登場しており、性格が非常に大人になっている。
アーカム
バージルにつき従う謎の人物
ジェスター
塔に入ったダンテを導く道化師のような姿をした悪魔。その思惑は不明
ケルベロス
塔の門番として君臨する悪魔。氷を操ってダンテの行く手を阻むが、その悪魔としての力に敬意を払い、自らの力を彼に提供する
ネヴァン
塔内部で優雅に佇む悪魔。多くの男性を魅了し、その精を吸ってきた淫魔。ダンテも魅了してその命を手にしようとする。戦闘では電撃と蝙蝠を駆使してダンテを翻弄する
ベオウルフ
スパーダに片目を潰され、封印された事を根に持っている悪魔。スパーダの匂いを放つダンテの前に現れ、問答無用の容赦ない攻撃を仕掛けてくる
ゲリュオン
かつては英雄を乗せて戦場を駆けた名馬だったが瘴気にあてられて悪魔と化した。時間を操作する力を使ってダンテを襲撃するも敗北し、その力をダンテに与える
ドッペルゲンガー
塔頂上部に差し掛かるところでダンテに襲い掛かる影の悪魔。魔人化ダンテの姿をした真っ黒な悪魔で、ある方法を用いないとダメージを与えられない厄介な悪魔