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モノを食べる時はね 誰にも邪魔されず自由で

なんというか救われてなきゃあダメなんだ

独りで静かで豊かで……


概要

漫画版『孤独のグルメ』第12話「東京都板橋区大山町のハンバーグランチ」における、主人公井之頭五郎のセリフ。


とある洋食店にて、客の目の前で店主がアルバイト店員への叱責を繰り返す様子に辟易して、すっかり食欲をなくしてしまった五郎。金を置いて店を出ようとする間際、店主に苦言を呈して自分の食事に対する信念を語る1コマである。


後述するアームロック以降の場面の方が有名になってしまっている感はあるが、「モノを食べる時はね 誰にも邪魔されず自由で なんというか救われてなきゃあダメなんだ 独りで静かで豊かで……」というセリフは、五郎の食事観ひいては『孤独のグルメ』という作品のテーマそのものを表した言葉ともいえ、よく引用されている。


また、ネットやSNS上では「○○はね……」と、セリフを改変して自分の価値観や信念を五郎に代弁してもらう、というコラージュパロディも多い。


原作の場面

ランチタイムの終了間際に洋食店に入った五郎。しかしハンバーグランチを注文し待つ間に、店主が留学生アルバイトの呉くんへの叱責を目の前で繰り返し、五郎は気分を悪くする。


それでもケチャップベースのソースがかかったハンバーグに、目玉焼きポテトフライ人参・カレー味のスパゲティがつけ合わせに付いたランチが届くと「ほーいいじゃないか こういうのでいいんだよ こういうので」と気を取り直して食事を開始した。


ところが五郎が食べる間、店主の呉くんへの叱責はますますエスカレート。食事客の前でも構わず怒鳴り、「国でどうやってたか知らないけどさ、日本じゃそんなテンポじゃやっていけねぇ」と国籍差別まがいの説教を展開、ついには手をはたく暴力行為まで飛び出す。(細かい描写だが、店内には道着姿で瓦割りをする男性の写真が掲げられており、もし空手等の心得がある身で従業員の手をはたいたならなお悪質である。)

呉くんは委縮しきって「ハイ」「スイマセン」と頭を下げるしかない。そんな様子に五郎はすっかり食欲が失せてしまう。


空腹だったにもかかわらず、諦めて半分以上もランチを残したまま代金をテーブルに置き席を立とうとする五郎。そして気持ちが収まらず「人の食べてる前であんなに怒鳴らなくたっていいでしょう」と店主に苦言を呈する。それに続いて、自分の食事観をとうとうと語るのが、このセリフの1コマである。


五郎の怒りの理由が理解できない店主は、カウンターから出てきて「出ていけ!」と五郎の肩を突き飛ばす。

それに対して五郎も応じてしまい、有名なアームロックからの「がああああ」「それ以上いけない」の場面へと移っていく(詳しくは各項目へ)。


呉くんに止められたことで我に返った五郎は、カッとなったことを反省しつつ店を後にするのだった。(なお、この時五郎が呉くんの表情を思い出しながら「…あいつ…あの目」と心中でつぶやく1コマは、ファンの間で意味について様々に考察されているが、2009年発売のドラマCD版では「なんであんなに悲しそうな目をするんだ」というセリフが追加されている。)


なんというか漫画と現実を同一視しちゃあダメなんだ

「満足のいく食事ができなかった回」は原作漫画ではたまにある。モデルとなった店(ここでは店名を挙げない)に短気な店長というのは過去にいたそうだが、1年間ほどの雇われ店長で1995年には辞めており、以降の店主は縁もゆかりもない人物だそうだ。


しかしその後も、漫画を読んで店を聖地巡礼で訪問した一部の輩が、店主に無礼で悪質な声掛けをする例があったという(店主が誰であろうが、漫画を読んだだけの者が店で食事に関係ない揶揄をし営業を妨害してよい道理はないのだが)。ついには店内撮影禁止という対応を店が取らざるを得なくなってしまった。読者の側がそれ以上いけないと分をわきまえねばならない。


ほーいいイメレス素材じゃないか

このワザとらしいテンプレート!

こういう関連イラストでいいんだよ

井之頭ゴロ助孤独の億泰

孤独のプリキュアゴローひとり

関連項目

孤独のグルメ 井之頭五郎 板橋区 ハンバーグ

こういうのでいいんだよ アームロック がああああ それ以上いけない

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