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効果

その正体は、スペンサーが想い描いた「優れた人間のみで統治する新世界」を実現させるために作り出された「人類進化ウイルス」である。

感染した人間の遺伝子を急激に変質させ、優れた遺伝子だった場合は超人的な肉体に作り変え、『新人類』に進化させる作用を持つ(らしい)。

逆に適合できなかった者は全身をウイルスに蝕まれ、無数の黒い膿胞に覆われた怪物と化してしまう。

その膿胞がヘビのようにうねり、分裂による消滅と再生を繰り返す姿から、「死と再生」「無限、完全性」等を象徴する“尾を噛むヘビ”ーーウロボロス・ウイルスと名付けられた。


しかし適合率は極めて低く、アンブレラの生み出した生物兵器「T-ウイルス」でさえ1割の者は適合して発症を免れるのに対し、このウロボロス・ウイルスの適合者はたったの1人。それもすでに試作段階の進化ウイルスに適合していたウェスカーしかいない。

これは新人類創造と同時に劣った遺伝子の旧人類を抹殺するというウェスカーの思惑と合致するのだが、この適合率はもはや上記の効力が本当にあるのかどうか疑わしいほどであり、結果としてこれまでのウイルスのように、単なる強力な生物兵器と変わらない存在になっている。

関連クリーチャー

バイオハザード5

ウロボロス

ウイルスを投与され、拒絶反応により暴走・変異したキジュジュ自治区の住民。

感染者の意識はもはやなく、より優れた遺伝子を求めて周囲の有機物を無差別に取り込み、人間にも容赦なく襲いかかる。

その生命力は凄まじく、弱点の高熱とコア以外への攻撃はほとんど効果がない上、ダメージを受けると身体を分解して姿を消し、別の場所に集まって再生してしまう。

無作為に選んだ人間にカプセル1本分のウイルスを投与しただけだが、それでも並の生物兵器とは比較にならぬほど危険な存在で、ウイルスの強力さを物語っている。


このクリーチャーとの戦いでは、特殊ギミックとして焼却炉が設置されており、これを利用すれば簡単に倒すことが可能。しかし使わずに倒すと高額の換金アイテムを落とす。


ウロボロス・ムコノ

ウイルスの開発に協力した「製薬会社トライセル」の研究所の被検体。

適合する遺伝子選別の実験で投与され、当初は適合・安定したかのように見えたが、結局拒絶反応により怪物となってしまった。

上述のものより遺伝子の適合性が高かったため、より巨大かつ強靭な肉体を得ている。


「ムコノ」とはスワヒリ語で「腕」を意味し、その名の通り嚢胞で編みあげられた強靭な腕を持つ。

この腕は10m近く伸びて標的をなぎ払う他、切り離すと蛇のように地面をうねって接近し、身体に巻き付いて締め上げる。

弱点は背中に隠された2つのコアで、焼夷手榴弾や各所に設置されたガスボンベ、火炎放射器の炎を浴びせると露出する。


リーパー

落書きリーパー

小型節足動物が漏洩したウロボロス・ウイルスによって変異したイレギュラーミュータント。

カマドウマが人間サイズに巨大化したような姿で、普段は巨大な繭の中で休眠しており、生物の接近を感知すると孵化、襲いかかってくる。

異常成長によって胴体の外殻が銃弾を弾くほど強固に発達しており、加えて頭部や脚部が破損しても瞬時に再生するほど代謝機能が高い。

さらに視神経に作用して視界を歪ませるガスを散布しながら接近し、組み付いた相手の胴体を4本の鋭い捕食脚で貫き死に至らしめる。

その死神(Reaper)の鎌のような脚が名前の由来で、戦闘力の高さに興味を持ったウェスカーの命により研究対象とされた。

しかし孵化の成功率が低いのか、出現するのは10体もいない。

弱点は腹部と左右の肩から時おり露出する白いコアで、グレネードランチャーの電撃弾やスタンロッドを当てるとすぐさま露出する。


ウロボロス・アヘリ

ウロボロス・アヘリ

トライセル・アフリカ支部の女社長エクセラがウェスカーに裏切られ、無理やり投与されたウロボロス・ウイルスによって変わり果てた姿。

周囲にあった大量の人間の死体を取り込み、膨大な養分と複数の遺伝子を得た結果、異常かつ急激な成長・巨大化を遂げた。

その姿はさながら天を衝く黒い巨木で、出現した大型タンカーのメインデッキを覆い、船内各所に触手を張り巡らせてプレイヤーの行く手を阻む。

そして甲板での決戦では、2本の触手の先端に発光するほどのエネルギーを集中させて標的を叩き潰す。

また、あまりにも膨大なウイルスの集合体であるため、本体から切り離されたウイルス膿胞さえも死滅せずに小型のウロボロスとして活動するほどの生命力を有している。

弱点は枝分かれした触手の根本にある大型のコアで、触手のコアを破壊するとしばらくの間露出するが、その後は触手が4本になってさらに攻撃が激しくなる。

専用ギミックとして衛星レーザー砲「シャンゴ」があり、ロケットランチャー型の照準器でコアをロックオンすれば攻撃する事が可能。


「アヘリ」とはスワヒリ語で「極限」・「終局」を意味し、ウロボロス・ウイルスの暴走による終着点であるこの怪物を指す呼び名。

また、仮に計画が実行された場合、散布されたウイルスによって世界中の人間がこれに匹敵するウロボロス変異体となり、文字通り人類に終局が訪れるであろうという意味も込められている。


ウロボロス・ウェスカー

神になろうとした男  2   

唯一の適合者であるウェスカーが、自ら大量のウロボロス・ウイルスを取り込んだ姿。

これまでの暴走体と同じくウイルス膿胞が上半身を覆っているが、これは意図的に発生させたものであってウェスカーの意思がウイルスを完全に支配している。

詳細はリンク先を参照。



リベレーションズ2

アレックス・ウェスカーの手によって実用的に改良された派生クリーチャーが登場する。

顛末

殺害したスペンサーから計画を受け継ぎ、トライセル社の協力を経て遂行まであと一歩となったウェスカーだが、宿敵クリスと相棒シェバの奮戦によってウイルス散布用の爆撃機が墜落してしまう。

最後は大量のウロボロス・ウイルスを取り込んで戦闘力を高めるも、二人の連携の前にあえなく敗れ、ロケットランチャーの直撃を受けて火山島の溶岩の中に消えていった・・・


その後ウロボロスは爆撃機と共に処分されたと思われるが、事件前に一部がウェスカーの妹(的な存在)アレックスに譲られており、新たなバイオハザードをもたらすことになる。

関連タグ

バイオハザード5 B.O.W.

アルバート・ウェスカー エクセラ・ギオネ ウロボロス

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