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キャプテンフューチャー

きゃぷてんふゅーちゃー

どっちを向いても宇宙 どっちを向いても未来 どこまで行っても宇宙 どこまで行っても未来
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時は未来!

所は宇宙!


光すら否む、果てしなき宇宙へ…

愛機「コメット」を駆る、この男……

宇宙最大の科学者であり冒険家「カーティス・ニュートン」。


だが、人は彼を「キャプテン・フューチャー」と呼ぶ!


概要

エドモンド・ハミルトンを中心とした作家チームブレット・スターリングが世に送り出したスペースオペラシリーズ。

主人公キャプテンフューチャーことカーティス・ニュートンと彼のチームフューチャーメン宇宙船コメット号を駆って太陽系せましと活躍する冒険活劇。


原作「キャプテン・フューチャー誌」

1940年からアメリカで発表された。「涙滴型宇宙船コメット号の内部図解」「今回の冒険で訪れた惑星の観光案内地図」等の設定資料付き。

1930年代のスペースオペラでは火星人金星人達と交流する冒険が一般的だった事もあって、太陽系内の悪漢と戦う本作では水星人、金星人、火星人、木星人、土星人、天王星人、海王星人、冥王星人が普通に出てくるし、月にも小惑星にも現住生物が居る。木星・土星・天王星はガス惑星ではないし、海王星には海がある。冥王星の衛星ケルベロスは極悪人をブチ込む地獄の刑務所として有名だな。

しかし同時期のライバル作品に影響を受けたのか、途中でコメット号にも恒星間推進装置が増設されて、銀河系全体を舞台にした冒険、異次元人の侵略と戦う内容、等にスケールアップしていく。


尚、原作では冥王星にケイロン、ケルベロス、スティックスの衛星が設定されているが、これは冥王星の衛星が本当に発見される以前に記された設定である。


TVアニメ

1978年11月から1979年12月まで、NHKが「未来少年コナン」に続く連続アニメ第二弾として放送。

全52話+年末特別番組1話。

東映動画(現東映アニメーション)製作。

NHKの依頼で、現代科学に合うように脚色が施された。このため、太陽系外の架空の惑星が主な舞台になっている。コメット号は「STARWARSのXウィング」と「2001年宇宙の旅のディスカバリー号」を合成したような雰囲気になり、小型偵察機コスモライナー(こっちは宇宙戦艦ヤマトのメカっぽい)を搭載している。


主題歌について

番組前半は故・ヒデ夕樹が、後半はタケカワユキヒデが担当していたが、突然の歌手交替にヒデ夕樹が不祥事を起こして交替させられたというも流れた。

後年、実はタケカワ版の方が先に収録されていたが、権利や契約問題が解決せず使えなかったため、ヒデ版が暫定起用されていたことが判明し、後日権利や契約問題が解決し、晴れてタケカワ版が起用されたと言うのが真実であった。


登場人物


リブート

2017年より、原作シリーズの大ファンであるSF作家アレン・スティール氏によりリブートシリーズが発表された

原典であるオリジナルのキャプテンフューチャーに敬意を表しつつも、現代的で理に適った設定変更等が随所に描かれている(※後述)他、登場人物達の内面描写等も豊富となっている。

日本では2020年に創元SF文庫より邦訳版『キャプテンフューチャー最初の事件』が発行。

若きカーティス・ニュートンが如何にして太陽系の英雄・キャプテンフューチャーとなったのかを、現代的視点から描いている。


リブート版における設定変更例

  • 火星人金星人等の太陽系諸惑星の現地住民達は、各惑星への移住テラフォーミングの為に遺伝子操作で生み出された『ホモ・コスモス』と呼ばれる人間の亜種(※本文中では『いとこ』と表現)
  • 『キャプテンフューチャー』という名前は元々、幼少期のカーティスがごっこ遊びの時に使っていたもの。正体を隠す為に名乗ったものが、そのままコードネームとして正式採用された
  • オリジナルシリーズにも登場するキャプテンフューチャーが着けている指輪は、元々カーティスの実父・ロジャーの物。現代でいうスマートフォンタブレット端末のような機能があり、原作で描写された『はめられた宝石が太陽系天体の動きを再現して催眠術をかける』という場面は、『指輪からのホログラムとして再現された
  • キャプテンフューチャー愛用の宇宙船『コメット号』(正確にはリブート第1作目に登場するのはその原型)は、やはりカーティスの実父であるロジャーが購入した物で、レース用宇宙ヨットを改造した物

関連イラスト

センシティブな作品フューチャー・コメット


関連タグ

キャプテン・フューチャー(表記ゆれ)

※アニメタイトルはこちらが正しいが、この記事は立ち上げ時点で作品に付けらたタグ数を優先した。


本作に影響を受けた作品

キャプテンウルトラ

宇宙英雄物語

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