概要
『デジモンアドベンチャー』、『デジモンアドベンチャーtri.』の選ばれし子供達が所持。
デジモンの進化機能や邪悪な力の浄化能力（何故か時計機能も）がある。また、浄化の光にはパートナーデジモン以外のデジモンに進化の力を与えるらしく、レオモンはサーベルレオモンへの進化を獲得していた。
パートナーの完全体進化後はデジヴァイス同士の位置表示機能も追加された。アポカリモンとの戦いでは光線で立方体を形作ってアポカリモンを封印し、グランデスビッグバンの被害を食い止めている。
デジモンアドベンチャー02で登場した、1999年〜2001年の間に選ばれ活躍したとされる外国の選ばれし子供達や、『劇場版02』のウォレス、『デジモンアドベンチャーtri.』で登場した望月芽心が持っているデジヴァイスもこのタイプである。なお、『tri.』での進化時には画面に各国の言葉で進化や進化するデジモンの名前が羅列される仕様となっている(確認できるのはアルファベット、繁体字、ロシア語など。日本語表記はかな、カナ、漢字の三種類ある。)。
ケンタルモン曰く、聖なるデヴァイスでデジヴァイス。
単独での進化能力は成熟期までで、完全体以降への進化はタグと紋章が必要になり、一部の選ばれし子供のみパートナーデジモンをワープ進化によって究極体に進化できる（tri.ではジョグレス進化に頼らずに太一・ヤマト以外の6人も究極体進化が可能になった）。
またこの設定がある為、大輔達02組や外国の選ばれし子供達等々は、アーマー進化かジョグレス進化を介さない限りは、パートナーデジモンを成熟期までしか進化させられずにいる。
最終回でタグはアポカリモンに破壊され、紋章はデジタルワールドの修復に使用された為に、02では完全体進化に大幅に制限が付いてしまった（究極体へのワープ進化、ジョグレス進化はエネルギーが十分ならば可能な様子）。
なお、アラーム音はデジモンリアライズのミッション達成音にも使われた。
進化時のBGMは「brave heart」（歌:宮崎歩）が使用される。
カラーリング
カラーリングは共通して水色だが、超進化やワープ進化時は色が変わるという仕様になっている。
| 選ばれし子供 | カラーリング |
|---|---|
| 八神太一 | オレンジ（ボタンは青） |
| 石田ヤマト | 青（ボタンは白） |
| 武之内空 | 朱（ボタンは黄色） |
| 泉光子郎 | 紫（ボタンは赤） |
| 太刀川ミミ | 若草色（ボタンはオレンジ） |
| 城戸丈 | ブラックシルバー（ボタンはブラックグレー） |
| 高石タケル | 黄緑（ボタンは水色） |
| 八神ヒカリ | ピンク（ボタンは白） |
玩具版
デジヴァイス
アニメ放送中の1999年7月発売。カラーリングはグレイモンカラーとガルルモンカラー。
図鑑系玩具であるデジモンアナライザーに対応している。
テイルモン系を除いた完全体までのパートナーデジモンとブイドラモンを育成可能。
赤いアトラーカブテリモンのデビュー作であり、以降は彼が「アトラーカブテリモン」として認知されていく。
敵キャラとしてギザモン、ガジモン、クネモン、スカモン、バケモン、シェルモン、ゲコモン、エアドラモン、オーガモン、ダークティラノモンが、ボスとしてクワガーモン、デビモン、エテモン、メタルティラノモン、メガドラモン、ムゲンドラモンが登場。
デジヴァイス2
1999年11月28日発売。
劇中のカラーリングを模したノーマルカラー、ヒカリカラーが登場した。
何気にデジヴァイスが商品化された本作の女子キャラクターは後にも先にもヒカリだけである。
パートナーにテイルモン系譜が追加。彼女のみが究極体のホーリードラモンに進化できる。
また、ウィザーモン、デビモン、ヴァンデモン、ヴェノムヴァンデモン、ピエモンまでPCになっている。
敵キャラとしてピコデビモン、ガジモン、ヌメモン、モノクロモン、コカトリモン、ドクグモン、マンモン、デビドラモン、デスメラモン、メタルシードラモンが、ボスとしてデビモン、エテモン、ウィザーモン、テイルモン、ヴァンデモン、ヴェノムヴァンデモン、ピエモンが登場。
デジヴァイスVer.15th
クリアオレンジとクリアブルーは2014年8月1日、アニメオリジナルカラーは2015年3月3日に受注開始。
プレバン限定商品としての登場で、『超進化魂&デジヴァイスVer.15th コンプリートメモリーセット』(ウォーグレイモンカラーが同梱)、メタルガルルモンカラーも存在する。
デビモン、ヴァンデモン、ヴェノムヴァンデモン、ピエモンがPCではなくなったが、初期パートナー全員にオメガモンを含めた究極体が追加(テイルモン系譜はホーリードラモンのまま、ゴマモン系譜はヴァイクモンを採用)、新たにPSPで登場したハックモン系譜が実装。ジエスモンがお披露目となった。ウィザーモンとブイドラモンも続投。
敵キャラとしてディアボロモンも追加された。
なお、ウォーグレイモンカラー限定要素としてアグモン系譜にはスカルグレイモン→ブラックウォーグレイモンルートの追加、メタルガルルモンカラー限定要素として、ガブモン系譜にはワーガルルモン(黒)→ブラックメタルガルルモンルートの追加が行われている。
共通して、デジタルモンスター、デジモンペンデュラム、旧デジヴァイス、D-3Ver.15th、ディーアークVer.15thとの連動機能を搭載している。
デジヴァイスVer.Complete
15th版のアップデート版。2021年頃受注開始。
カラーリングがアニメ準拠となり、新たな進化先にオメガモンマーシフルモード、アグモン(勇気の絆)、ガブモン(友情の絆)が追加された。
敵キャラにはオーガモン、レオモン、ケンタルモン、ホエーモン、ナノモン、トノサマゲコモン、レアモン、アノマロカリモン、ハンギョモン、ガーベモン、ジュレイモン、メタルエテモン、タンクモン、レディーデビモン、ワルもんざえモン、ケラモン、インフェルモン、インペリアルドラモン:ファイターモード、アルファモン、ラグエルモン、オファニモン:フォールダウンモード、ジエスモン、パロットモン、エオスモン(成熟期版と完全体版)が、ボスにはピノッキモン、アポカリモン、ディアボロモン、メイクラックモン:ヴィシャスモード、オルディネモン、エオスモン(究極体版)が追加された。
Complete Selection Animation デジヴァイス
なりきり玩具としてのシリーズ。その後もtri.memorial、デジヴァイス1999、デジヴァイス-LAST EVOLUTION-とシーズン毎に合わせたシリーズが登場しており、ゲーム機能は廃されている。
