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演:梶原颯


概要

特撮テレビ番組『ウルトラマンブレーザー』の登場人物。

1998年4月22日生まれ(25歳)、2021年4月に「GGF」へ正式入隊。階級は「3等特尉」。漢字表記は「坂藤泰信」(「地球防衛隊勤務記録」のプロフィールより)。


アースガロン」の開発にも関わるメカニック担当で、関西弁で喋る同機の操縦士(標準語で喋る時に、方言を喋る人独特の訛りを見せている)。「SKaRD」に配属される前は地球防衛隊「GGF」の輸送機部隊でパイロットを務めていた。

兵器や機械の整備も得意としており、気に入った機械には名前をつけて愛でる密かな趣向を持っていて、アースガロンのことを「アーくん」と呼んでいる。(例コーヒメーカー:コピ君卓上掃除機:タっくん扇風機:ファン君)ただし、本人はそういう趣向をあまり人前で出したくない性分であり、馴染みのコインランドリーの乾燥機を「クルル」と呼んで話しかけているのをゲントに見られて退かれた時は、すごく落ち込んでいた。

第14話では、SKaRDMopを「モッピー」と読んでることが明らかになり、一同は少しドン引きしている。

思ったことをズケズケ口にして周りを引かせることもあるが、裏表や嫌味はなく、人懐っこい愛されキャラ。

アースガロンのマニュアルとして広辞苑並み(下手すればそれ以上)もある分厚い本(無数の付箋付き)を用意しており、専門的な知識をさも基礎知識かのようにサラッと言い流すという、典型的な知識ヲタ&機械ヲタを絵に描いたような性格をしている

一方で、怪獣に対しては駆除するべき相手と割り切っているのか、生まれたばかりの子供を守ろうとするデマーガに対して、アースガロンに同席していたナグラ・テルアキは攻撃に躊躇いを見せた中、ヤスノブは嬉々とした様子で攻撃を仕掛けている。ただしこれに関しては同話では親と子の関係に焦点を当てた話であったため、上述の機械に愛着を持つ性格なども考えると「自分の子供とも言えるアースガロンが初めて怪獣を倒す(結果的には出来なかったが)ことを喜んでいた」という考察もある

趣味はあやとり


仕事に対する熱意は人一倍あり、頼まれたことは快く引き受けてくれるが、それ故に無理しすぎる性分で頼まれたことは断れず、それが祟ってオーバーワークに陥ってしまうお人好しぶりも。

また、SKaRD内の中でも階級が三等特尉と1番下なのもあってかチーム最年少のエミにも敬語で接している。

学生時代卒業式のスピーチで失敗したトラウマから仕事以外で人前に立つとアガリ症になる。

童顔でメカニックだが意外にも体を鍛えており、服を脱いだら引き締まった肉体が露わになる(もっともメタい話、演者の梶原の趣味が筋トレであるからである。つまり、撮影のために鍛えたのではなく、元々趣味で鍛えていただけ)。

とはいっても、本人の得意分野は射撃戦であり、アースガロン搭乗時は接近戦に陥るとほとんど何もできないままやられてしまう事が多い。

それでも、第4話でアンプル弾、第12話ではチルソナイトスピア、第14話の有線で誘導可能な極超音速弾等の装備の開発や調達にも関わっている。


各話での動向

第2話にてゲント隊長が隊員達を集めに行った際には唯一合流できなかったが、これはアースガロンの調整に回っていたためで、その間にも移動指揮車をチューンナップしたり武器の手描きマニュアルを用意したりと陰ながらサポートしていた。本格的な合流は同話の終盤から。


第3話のタガヌラー戦では、タガヌラーの攻撃で機能停止したアースガロンのテイルVLSを撃つようにSKaRDCPからアンリに指示し、弾道を遠隔操作するというアシストを披露。


第4話の冒頭では対レヴィーラ戦のため、新兵器の開発に専念し、その後ナグラ・テルアキと共にアースガロンに搭乗してレヴィーラと交戦する。レヴィーラに効果的だという大手会社ノヴァイオが開発した抗菌剤FK1を込めた新兵器のアンプル弾で体内に直接撃ち込むが、予想よりも早くレヴィーラがFK1に耐性を持ち始め、アースガロンの目前まで迫った所で漸く退散した。この事から、まもなくレヴィーラにFK1が効かなくなる事をテルアキと共に危惧する。

その夜、ノヴァイオの内偵をしてたエミの作戦(仲違いしたフリをして、エミを囮にノヴァイオの真相に関する決定的な証拠を入手する、というもの)のためゲントと共に指揮車で待機してると、あっさり引っかかった曽根崎達を見て水族館でのゲントとエミの演技力を称賛する。その後、「俺が行く」と言ってエミのGOサインも待たずに行ったゲントのフリーダムさに「むっちゃ自由やん」と困惑しつつも、暴走し始めたレヴィーラの対処のためSKaRDCPで待機してるテルアキとアンリに出動要請した。

その後ウルトラマンの援護のため、エミの作戦をアースガロンに伝えるため通信をアースガロンに直接繋げている。


第5話では、GGFが開発した新装備メガショットのテストのため秋田の市之字村を訪れ、整備のためにゲントやメガショット開発チームと共に演習場のテントで待機。

ゲント達と共にメガショットの射撃性能に感心してると、銃火器の爆音により、メガショットが設置してある山=ドルゴが目を覚ましてしまう。

エミとアンリの幼馴染であるミズホの持ってきた古文書に書かれていた御神体を持って元あった祠に位置する脳幹へゲントとアンリが向かう間、万が一に備えてテルアキと共にアースガロンのメンテのため整備班の陣頭指揮を執る。

整備が終わるとテルアキと共に再出撃し、アースガロンで軽々と側転しつつメガショットの土台を狙撃してブレーザーを援護した。


メインを務めた第6話では、エミにジャミング機能付きの腕時計の開発を、アンリから報告書の添削を、ゲントに依頼されていたオフィスのPCの修理等「大丈夫です」と言って全部ひきうけてオーバーワークで倒れてしまった(一応ゲントは、ヤスノブの顔色が悪い事に気付いて案じてはいた)。

さらに、プライベートでは家の近くのコインランドリーにある乾燥機に『クルル』と名付けて話しかけている所を、テルアキの実家のトマトを持ってヤスノブの様子を見に来たゲントに見られてしまった。お取り込み中悪かったとゲントが去っていくと、それと入れ替わりでカナン星人ハービーが現れ、最近発生していた暴走事故の黒幕としてオーロラ光線を照射したアースガロンによる地球侵略計画を明かす。勧誘を拒絶して発砲しようとするヤスノブだが、銃も無力化されており逃げられてしまった。その際、(オーロラ光線を照射されて慌てて脱ぎ捨てていたため)上半身裸のまま追いかけようとして某監督に似ているコインランドリーの常連客に気持ち悪がられてしまっている。

そして、ストレスを溜めさせていたことに対する謝罪と共にクルルに呼びかけ、アジトへのゲートを開けてもらい、コミュニケーションを取りに戻ってきたゲントに「アースガロンに注意して下さい!」と言い残しゲートへ入って行った。


袖ヶ崎海岸へワープしたヤスノブは、カナン星人のアジトへ単独で潜入。制圧を試み銃撃戦でてカナン星人の一体を射殺するも、ハービーに背後を取られてしまい失敗。そして見せしめとして、駆けつけたSKaRDの仲間たちがアースガロンに襲われる様子を見せられる。

ブレーザーが現れ操られたアースガロンと対峙するも、苦戦を強いられるばかり。その様子を見ていたヤスノブは隙を見て逃げ出し、アースガロンに呼びかける。


「やめてくれアースガロン!君の敵はウルトラマンやない!君の役目はそんなことちゃうやろォォ!!」


ブレーザーはアースガロンを何とか抑えつけるも、アースガンの流れ弾が展望デッキに着弾しヤスノブは転落してしまう。その時、助けてくれたのは正気を取り戻したアースガロンだった。救助を終えたアースガロンは機能を停止、逃亡を図ったハービーもスパイラルバレードで撃墜され事なきを得た。

その後、ゲントと共にクルルの手入れをしていたところ、


ゲント「俺たちはチームだ。気兼ねなく相談しろ。クルルにだけじゃなく」


と言われ、アースガロンとも仲良くなりたいと弱音をこぼすと、ゲントに「もうバッチリだろ?」と言われる。今回の件について、声が届いたのか単なる誤作動かハッキリしないと話すと「お前の声が届いたんだよ」と返され、心機一転アースガロンともクルルみたいに仲良くなりたいと奮起した。すると、それに返事するようにクルルが物音を立てたのだった。


第7話では、猛暑の中アースガロンの新装備であるmod2の実戦投入に向けて最終調整をしているが、第6話の件もありゲントからはちゃんと休めと言われている。

第8話では、前回ウルトラマンですら破れなかった強敵ニジカガチの弱点である顔のコアを破るためにを破るためにゲントがMod2の使用を提案した際にはまだ未完成できちんとしたテストをしてないのもあり躊躇うも今のSKaRDにはそれ以外の選択肢が無いため急いで取り付けた。その際ゲントにどうなっても知らないと言うとゲントからは『テストじゃ本気を出せないだろ』と返されぶっつけ本番でMod2を装備したアースガロンにゲントと共に乗り込みニジカガチと交戦する。

第9話では、ニジカガチ戦でのダメージがかなり大きく暫くは出せないにもかかわらずハルノから24時間でアースガロンのメンテを終わらせろという無茶振りが来た際には整備班長になんで伝えればいいねんと愚痴っている。出撃ではゲントと共にアースガロンでガラモンと交戦するが、チルソナイト装甲の並外れた強度に手を焼き、ついにはガラモンの背面体当たりでコクピット装甲を貫通され眼前にガラモンの棘が迫るという心身両面への凄まじい衝撃で気絶してしまった。

第10話では前回のガラモン戦で、やられっぱなしだったのを挽回するかのように怪獣のへの総攻撃を行う。

第12話にてゲバルガへ対策としてテルアキに頼まれてガラモンの素材から作られたチルソナイトスピアを装備して使えるか調整していた。ゲバルガとの戦闘ではアースガロンMod.2の操縦で長口径のメガショットからのチルソナイトスピアを見事、ゲバルガの電磁核に命中させるが、続く攻撃ではアンリと違って格闘戦で押し返されてしまう。

第14話の序盤、新たな怪獣デルタンダルとの空対空戦闘に臨むが、もともと空戦用ではないアースガロンの飛行能力では速力・運動性とも圧倒的なデルタンダルに追従しきれず逃げられてしまう。その後、ハルノ参謀長に全員叱られた際、アンリのフォローに感謝していた。

後半、アースガロンの操縦を交代するかアンリに打診した際は、操縦技術、機動性を優先してアンリが続投を決めた際、射撃管制を行った(その際、SKaRDMopをMopyとあだ名で呼ぶ癖を言ってしまい、一人恥ずかしがっていた)。

第21話で新装備アースガロンMod.3のテストパイロットとしてアンリとのローテでテスト飛行を行いMod3の元となったデルタンダルの最高速と同じマッハ9まで到達するも重力に耐えきれず操縦中に意識を失ってしまう。これまで一度も来ず勝手に見学に来て失望した上層部はヤスノブをアースガロンのパイロットから外せと戦力外通告を受けゲントはMod3の空戦にはヤスノブの射撃性能が必要だと具申するも相手にされずにいた。

CPに戻りもう一度Mod3の飛行で発生する重力に耐えるために対G訓練を行うも上からの宣告に逆らえず苦悩し続けていた。

2度目のデルタンダル襲撃を受けた際には、ゲントが上層部に掛け合うも相手にされずゲントはあくまで出撃がダメという裏ルートを付きアースガロンの移送任務中に怪獣の攻撃を受けて交戦したという裏技でヤスノブ機長にして出撃させてブレーザーの援護もありデルタンダルを撃破することに成功。

22話では、アースガロンの宇宙用の調整に追われていた。

余談

  • 演者の梶原氏は、東映特撮作品である『超スーパーヒーロー大戦』に出演(役名なし)しており、『リバイスForward 仮面ライダーライブ&エビル&デモンズ』ではユキオを演じているが、テレビシリーズ及びウルトラマンシリーズへの出演は初となる。また前々作ウルトラマントリガーのオーディションに受けており、その中でトリガーメイン監督でリバイスVシネの監督を務めた坂本浩一監督の目の前で「僕はジャッキー・チェンになります!」と高らかに宣言すると監督は拍手をしながら「君を待っていた!」と言われたため受かったと思ったが落ちたというエピソードがある。
  • ニコニコ動画では演者の梶原氏の肉体美に対するネタの他、歴代ウルトラシリーズのメカニックが便利屋として扱われていることから「ノブえもん」というあだ名をつけられている(実際、第6話冒頭でエミやアンリから仕事を頼まれる様子が、某猫型ロボットがメガネの少年に泣きつかれる様子に見えなくもない)
  • また、梶原氏本人はゲント役の蕨野に影響されてアドリブをぶっ込んでるが、尺の都合もあってか放送では軒並みカットされてることにおかしい!と不服に感じてる。
  • 梶原氏は第38回からの『SASUKE』の常連出場者でもあり、11月4日の特別編が放送された日は緑山スタジオで年末放送分の初日の収録が行われており、登場時にブレーザーのファイティングポーズを披露。TBSの杉山真也アナウンサーからも『ブレーザー』に出演していることやアースガロンについても触れられ、放送時には主題歌『僕らのスペクトラ』も流された。

その後3rdステージまで進んでリタイアとなったものの、『SASUKE』が放送された12月27日夜のX(旧Twitter)のトレンドに「ヤスノブ隊員」が上るなど、注目を浴びた。ちなみに今回は怪我で欠場だったが、『ウルトラマンパワード』の主人公のケンイチ・カイ役のケイン・コスギ氏も会場に来ていた。


関連項目

ウルトラマンブレーザー SKaRD クルル(ウルトラマンブレーザー)


イデ隊員:偉大なるメカニックマンの防衛隊員の元祖。今作の第14話『月下の記憶』にて、遂に彼から始まったメカニックマンキャラの名言「こんなこともあろうかと」を発言・披露した。


ホリイ・マサミ:『ウルトラマンティガ』より。関西弁で喋る防衛チーム隊員の前例。発明家でもあり、彼の発明は後のシリーズでも活躍するほどである。


野比のび太:趣味・特技があやとりの人物繋がり。あやとりが趣味で彼を思い浮かべた人も多いと思われる。ただし、便利屋な立ち位置的に、ドラえもんの方が近い。

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