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ヘヴィーオブジェクト

へゔぃーおぶじぇくと

電撃文庫より刊行されているライトノベル、及びそれを元にした漫画ならびにテレビアニメ作品。
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概要

著:鎌池和馬、イラスト:凪良によるライトノベル
公式略称は「HO」。2016年2月現在、11巻まで刊行されている。

戦争の形態や世界情勢が大きく変容した未来の地球を舞台に、超大型兵器『オブジェクト』が織り成す戦争を描いたSFアクション作品。
キャッチコピーは「近未来アクション・ボーイミーツガール」。

ヘヴィーオブジェクト


コミカライズは、「電撃マオウ」にて連載中。作画はさいとー栄
犬江しんすけ氏もコミカライズを担当していた(上記のミリンダのイラストは犬江氏のイラスト)。


「電撃文庫 秋の祭典2014」でアニメ化が発表された。

2015年秋アニメのひとつとして放送された。
アニメーション制作は『とあるシリーズ』と同じJ.C.STAFFが担当している。

あらすじ

人々が望んでも、戦争がなくならない未来。繰り返される殺戮の中、既存の兵器では歯が立たない超大型兵器『オブジェクト』が跋扈する世界。
オブジェクトの設計士を目指す学生クウェンサーは自ら戦場に赴き、そこでオブジェクトのパイロット『エリート』として生きる少女ミリンダに出会う。
そしてある作戦以降、腐れ縁の相棒ヘイヴィアとともに生身でオブジェクトと戦う日々が幕を開ける。

メインキャラクター

クウェンサー=バーボタージュ
CV:花江夏樹

ヘイヴィア=ウィンチェル
CV:石川界人

ミリンダ=ブランティーニ
CV:鈴木絵理

フローレイティア=カピストラーノ
CV:伊藤静

おほほ
〈本名不明でアニメのクレジットでも「おほほ」表記〉
CV:金元寿子
『情報同盟』のエリート。「おほほ」と笑うため、クウェンサー達にこう呼ばれている。
自国ではGカップの国民的アイドルとして活躍しているが、これはフル3DCGのモデルだけであり、実際には身長130センチ前後の10歳程度の少女である。
クウェンサーを狙っている。どこで調べたのかわからないがクウェンサーのメアドを知っている。
後期OPの際に登場するおほほは初めのうちは3DCGの方だけだったが話が進み本来の体形が登場してからはコクピットに本来の体形が登場し、その正面から3DCGの方が映る見せ方になっている。

シーワックス
CV:小山力也
報道カメラマン。オブジェクトばかりが強調され、戦場の人々が軽視される風潮に憤っている。
プレス用の非戦闘許可証を持ってオセアニア軍事国へ取材に赴いた際、独断でオセアニア兵を射殺し、先住部族虐殺のきっかけを作ってしまう。
第37機動整備大隊に身柄を拘束され尋問されたが、自身の行動を反省してクウェンサー達に助言を行った。
オセアニア模擬戦にて、『ブルーボトル』が拉致した人質を救出しに向かうクウェンサー達に同行した。
以前は目の前の悲劇を前にカメラを構え続ける人間だったが、クウェンサー達との邂逅を機に、自ら救出の手を差し伸べる選択を取るようになる。

バンダービルト家の令嬢
〈アニメでは『バンダービルトのお嬢様』表記〉
CV:内田真礼
ヘイヴィアの非公式の婚約者である『貴族』の少女。ファーストネームは不明。年齢は15歳程度で金髪、全身宝石だらけのドレスを着ている。
「○○っつー訳ですのね」「○○じゃねーですか」など、やや乱暴な物言い〈ヘイヴィアの口調の真似〉が特徴。
ウィンチェル家とバンダービルト家の両家の反対を押し切って婚約した。
夫の待遇や階級については頓着しない主義。愛人を作ることも『貴族』の男のステータスだとヘイヴィアの素行を許容してはいるが、それは自分を一番大切にするのが条件とのこと。

ハルリード=コパカバーナ
CV:竹内良太
第52機動整備大隊所属のオブジェクトのエリート。有力『貴族』出身の長男坊で、カールした金髪。典型的な『貴族』の性格。
フローレイティアとの政略結婚を求める『第三候補』だったが、イグアス砲撃戦に居合わせた功績をカピストラーノ家に認められて『第一候補』へと昇格した。
が、クウェンサーに『フローレイティアと「平民」の自分に肉体関係がある』というデマを吹き込まれて逆上し、婚姻を自ら蹴って婚約者を探し直すことになった。
アマゾンシティで定期メンテ中のフォレストローラーを護衛する任もあったが、放棄して『本国』に帰ってしまっている。

バイラニー=サローノ
CV:高橋未奈美
第52機動整備大隊最前斥候小隊所属。オブジェクト突入前にいち早く戦場に向かい、事前情報の収集や基地の基盤の構築を担当している。階級は伍長。女性。
ブレイクキャリアーへの奇襲としてダムを爆破し村を水没させ足止めすることをフローレイティアに提案したが、万単位の人を見殺しにしなければならず第37機動整備大隊は作戦に応じなかった。
しかし、ブライトホッパー大破の報復を諦めずダムへと部隊を展開したところでヘイヴィアに作戦を妨害され、ベイビーマグナムがブレイクキャリアーを破壊したことで作戦を中止した。

バッファ=プランターズ
CV:菅生隆之
中年の男。階級は少将。『正統王国』から何度も暗殺を試みられている大物。軍事衛星や宇宙ステーションに強い権限を持っている。
宇宙開発における新方式には、マスドライバーではなくレーザー式軌道エレベーターを推進していた。月面にある別荘地ロックキャッスル滞在中にマスドライバー財閥のテロ対象になったが、ヘイヴィアの婚約者であるバンダービルト家のお嬢様も滞在していた為、テロ回避に手を尽くしたクウェンサー達の活躍で結果的にテロを免れた。

スタッカート=レイロング
CV:松本忍
空軍のエースパイロット。コールサインは『バーニング・アルファ』。階級は大尉。キザな言葉遣い。クラシックを好む。オブジェクトの台頭によって戦場での制空権を失っても戦闘機乗りとしての生き方を愛しており、高度5mを乱立するビル群を躱しながらマッハ1で駆け抜ける、水平爆撃をピンポイントで決める等の離れ業を披露した。他にも、オブジェクト全盛のこの時代に敢えて不便なセミアクティブ方式を好んで使い、撃ったミサイルの再照準と言ったテクニックで敵機を翻弄したりする。

レンディ=ファロリート
CV:佐藤利奈
階級は中佐。『Sky Dog(br) 3rd C.E.B.』の指揮官。褐色肌・銀髪の女性。20歳前後。自軍のエリートである「おほほ」を溺愛している。アラスカ戦場跡地迎撃戦にてガトリング033が第37機動整備大隊に丸ごと鹵獲されたが、建造途中のプロジェクトを横取りし、兵装を組み変えてガトリング033を再び用意した。「オセアニア駐留休暇戦(?)」時に行われた『正統王国』のクリスマスパーティに乗り込んだ際、クウェンサーに「すけこまし」の称号を与えている。

スラッダー=ハニーサックル
CV:細谷佳正
マスドライバー財閥に所属。軍服の上に白衣を羽織り、さらにその上に複数のスプレー塗料を噴きつけて迷彩色を施している。丸みの削り取られた顔立ちに、わずかに生えたヒゲ、疲れの見える表情が獣のような印象を感じさせる男。世界有数の投資家、マスドライバー財閥専属のオブジェクト設計士、同財閥の名誉会長の軍事相談員など様々な肩書を持ち、個人で50億ドルを出資できる莫大な資金を有している。オブジェクト設計において常軌を逸しており、騙し絵のように捻くれた着眼点から思考を始めて、机上の空論を効率良く実用化するための手順を理路整然と構築していく。「戦争はオブジェクト同士の戦いで決まる」という定説の破壊を目論み、大量のスペア砲による対戦車陣地、大出力レールガンの囮、試作実験炉を利用した臨海爆発などを立案した。陣頭指揮を取っていたブレイクキャリアーのエリートがイグアス山岳砲撃戦で無力化されたことで、500人程度の残党を率いて指揮を取る。『情報同盟』に亡命して増援を待ちながらアマゾンシティで籠城戦に移り、ベイビーマグナムの無力化に成功した。そのまま自爆装置を起動させてミリンダの殺害を企んだが、クウェンサーの妨害を受けて捕縛された。

モニカ
CV:大久保瑠美
『貴族』出身で金髪のわがままな少女。グラビアアイドル出身の、『CS☆ミリタリーチャンネル』の歌って殺せる戦場アイドルリポーター。白とピンクの迷彩服を着ている。
戦場リポーターはあくまで宣伝戦略の一環であって、本人に軍事技術や経験は皆無。没落して借金まみれになり母親と逃亡している際に、近所に住んでいたクウェンサーの父親(しがないサラリーマン)に匿われた過去がある。
その後、血統局と連絡を取って身分証を変え、アイドルとして復興した自分をクウェンサーに見せつけるためにミリタリー色のある仕事を選んだ。

シャルロット=ズーム
CV:大西沙織
督戦権限を持つ『黒軍服』の将校。『平民』出身。眼鏡をかけた20代前半の女性。艶のある茶髪の髪に、雪のように白い肌がコントラストを作っている。
話し相手には「貴君」と呼びかける。式典用のリボルバーを携帯している。偽装巡洋艦『スカーレットプリンセス号』の船長、アルフォンソの双子の娘の内の一人。
成金商人の母親のコンプレックスの影響のせいでピアノバイオリンなどの英才教育を受けており、その反動からか社交界に忌避感情を抱き『黒軍服』に志願した。
馴染みのバーにて、クウェンサー達二人組がオブジェクトを破壊するたびにマスターが記念カクテルを作るため、今ではすっかり2人のファンになってしまった(クウェンサーは「それはファンとは呼ばない」と評している)。

ナッツレイ
CV:内匠靖明
第37機動整備大隊所属の戦地派遣留学生。黒人の少年。言葉は汚いが、発声はハキハキとしている妙な口調。
正体は第24機動整備大隊のスパイであり、カムチャッカ半島夜間奇襲電撃戦にてチャールズを殺害(原作では射殺、アニメではナイフによる刺殺)して妨害プログラムをUAVに感染させることを阻止し、クウェンサーとシャルロットを襲撃した。
その後、坑道内へ逃げ込んだ彼らを採掘用パワードスーツに搭乗して追撃したが、クウェンサーに坑道内にあったダイヤモンドを巻き込んだプラスチック爆弾の爆風により返り討ちに合い戦死。

チャールズ
CV:山下大輝
第37機動整備大隊所属の戦地派遣留学生。ホームシックで陰気な雰囲気を纏う、人見知りな線の細い白人の少年。専門はオブジェクトの通信ソフトウェア関連で、ハッキングの腕なら第37機動整備大隊の電子シミュレート部門をも凌ぐ。逆に、それ以外は取り柄がない。
カムチャッカ半島夜間奇襲電撃戦にてナッツレイに殺される(原作では銃殺、アニメではナイフによる刺殺)。

ミョンリ
CV:本渡楓
第37機動整備大隊所属の小柄な東洋人の女性兵士。誰に対しても敬語で話し、生真面目で押しの弱い性格。ヘイヴィアに「可愛い女の子」と呼ばれ、困惑するウブな一面も。
シザーオープナーなど、妙な資格ばかり集めているせいで部隊内では変な装備を押し付けられることが多い。「無味無臭のレーションに耐えられないのでペースト作ろう同盟」の一員。
カムチャッカ半島夜間奇襲電撃戦にてウィングバランサーの進行に巻き込まれたが運良く軽傷で済み、ヘイヴィアと行動を共にする。
オセアニア模擬戦にて、旧軍政派の残党に囚われた人質を救出するため、クウェンサー達の独断専行に付き合うこととなる。

プライズウェル=シティ=スリッカー
CV:小西克幸
第24機動整備大隊所属のオブジェクトのエリート。自分を中心とした特定の集団でのみ、戦争と政治を操ることを至上の目的としている。
奴隷制の復活を提唱する血統主義者であり、狂信的な言語保護活動家でもあるためか、他言語バンドのメンバー暗殺や外語学校の爆破など数件のテロへの関与が囁かれるほど悪名高い。その為『貴族』出身ではあるが浮いた存在だった。
状況を打開するために『情報同盟』へスパイを派遣して戦略AIの技術を盗み、オブジェクトのダミー機を開発した。

ワイディーネ=アップタウン
CV:新井里美
金髪に褐色肌の女。イラストでは左目の下に泣き黒子がある。
『資本企業』のPMC(民間軍事会社)『戦場お掃除サービス』を名乗り、メイド服のようなデザインの軍服(ネコ耳も装着)を着ている。ヴィクトリア島緊急追撃戦の際に、他の構成員チャーム(CV:中津真莉)、レミッシュ(CV:木村珠莉)らと共に一時クウェンサーに雇われの身となった。
ラジコン電波で操る、単発ロケット砲が装着可能な無人偵察機(航空機が『バード』で六輪車両が『アニマル』)を有し、ダミーアンテナと併用してインディゴプラズマの攪乱に助力した。
事後に軍データベースを利用したフローレイティアの調査により『戦場お掃除サービス』というPMCは存在しないことが発覚する。
その正体は『情報同盟』の『Sky Dog(br) 3rd C.E.B.』(レンディやおほほの部隊)の諜報員。
プライズウェル=シティ=スリッカーが『情報同盟』にスパイを送って開発した戦略AIを機密保持のために破壊するべく活動していた。
ワイディーネという名もその場限りの偽名なのだが、彼女はコードネームとして残すことを検討している。

クロンダイク
CV:辻親八
アニメオリジナルエピソード『野に咲く花に鎮魂の歌を >> ベイビーマグナム破壊戦』に登場。
『信心組織』の重鎮の一人。眼鏡をかけた老人。国際的影響力が高い宗教家で、非暴力・不服従・無抵抗主義を貫く思想家の側面も強く、勢力の垣根を越えて多くの信者を持っている。

フライド
CV:大林隆介
『評議会』の一員。エリートの育成部門を一括管理している。生身の人間でもオブジェクトに勝てることを証明し、結果的にゲリラやテロリストによる抵抗の長期化を招いたクウェンサーらを疎んじている。
『オセアニア軍事国侵攻戦』にてクウェンサーらをオブジェクト同士の交戦に巻き込ませて殺害する予定だったが、彼らが〇・五世代の破壊に成功し計画が破綻し失脚。しかし召喚状に従わず、軍に採用させず秘密裏に子飼いにしていた12歳のエリートを連れて『本国』で市街戦を始める。
アニメではクェンサーたちの謀殺失敗後、自らを取り押さえに来たベイビーマグナムを第二世代のイグザクトジャベリンで迎え撃たせる。その間、原作同様フローレイティアの追及を受けるが、原作と違い「オブジェクトを制する者が世界を制する」と強気な態度を崩さなかった。
しかし自身のオブジェクトがベイビーマグナムに撃破され、自身もヘイヴィアに宣言通り殴り飛ばされ拘束、軍法会議へかけられる。
軍法裁判後は拘束されていたが脱走、後にアルプス山脈にてベイビーマグナムに対し情報同盟から盗み出した技術『真実の鏡』を使用し、お姫様の言葉の認識を書き換える。
その後、自身はベイビーマグナムからの砲撃を受け『真実の鏡』の情報諸共死亡した。

Blu-ray/DVD情報

巻数発売日ジャケットのキャラオーディオコメンタリー担当
12015年12月23日ミリンダ花江夏樹石川界人
22016年1月27日フローレイティア鈴木絵理伊藤静
32016年2月24日バンダービルトのお嬢様花江夏樹、鈴木絵理
42016年3月23日フローレイティア&ミリンダ花江夏樹、伊藤静
52016年4月27日おほほ(リアルとCG両方)石川界人、伊藤静
62016年5月25日シャルロット=ズーム花江夏樹、金元寿子
72016年6月22日『戦場お掃除サービス』の3人石川界人、鈴木絵理
82016年7月27日予定クウェンサーヘイヴィア&フローレイティア&ミリンダ花江夏樹、石川界人、鈴木絵理、伊藤静


世界観

21世紀前半に国際連合が崩壊し世界中のあらゆる国家が破綻または変貌しており、その後世界は思想や宗教によって4つの国家連合に再編された。各地域が勝手に所属する勢力を決めた結果、一つの地方の国々でも所属勢力がバラバラとなっており、世界地図は「割れたステンドグラス」のようになっている。またオブジェクトの登場により戦争の形態が大きく変わった。オブジェクト同士の対決によってその勝敗がきまリ、戦死者が激減した。この戦争形態はクリーンな戦争と呼ばれる。

正統王国

世界的勢力の一角で、主人公達の所属勢力。
『血統と名誉が地位を確立させる』という封建的な旧身分体制を復古させた王政諸国の集合体であり、血統と名誉を最も重んじている。通貨はユーロ。全体のトップは『君主議会』で、選挙で選ばれた評議員による『評議会』が諮問機関として存在する。 各国の政治の実権は『貴族』達が掌握している。奴隷階級もかつて存在したが数十年前に完全廃止された。なお、身分階級による差別は公認されているがその他の差別は無く、黒人の『貴族』も珍しくない(男女差別は『貴族』の間では未だ残っている)。血統の掛け合わせが重要なため、結婚相談所の力がとても強く、血統を詐称する結婚詐欺は死刑になるケースもある。 判明している所属地域は、アラスカ方面、ジブラルタル海峡、グレートブリテン島南部、パリ、ノルマンディー方面、アマゾン方面、ヴィクトリア島など。

君主議会

『正統王国』に所属している各文化・文明の絶対王政における、君主の位に着く者達で構成されている『正統王国』最高意思決定機関。考えをまとめる際には『評議会』の意見を求めることがある。

評議会

『正統王国』において、選挙で決められた評議員により構成されている組織。
この、評議員は王の血筋に依らない範囲においては最高の地位である。君主議会』が考えを纏める際に意見を求められ、時には王の意見を調整することも可能。

血統局

『正統王国』内の機関。遺伝情報の登録・管理等を担当し、王族、貴族の隠し子や遺産相続問題による内戦を防止している。

情報同盟

世界的勢力の一角。
ありとあらゆる情報を収集・管理しており、情報の真偽を最も重んじている。個人の情報発信能力によって身分がきまる。極端な情報化社会となっており、民衆はバーチャルな娯楽を楽しみ、軍では諜報活動や戦略AIの開発が盛んである。諸問題への対処法を検索一つで素早く引き出すシステム『パーフェクト・ブラウジング』の完成を最終目標とし、その達成の為に採用戦争で敗れた試作技術までもを情報の1つとして集めている。判明している所属地域は、東米方面、チョノス諸島、南米パリマ方面など。

資本企業

世界的勢力の一角。
その名の通り資本企業の連合体であり、経済と財産を最も重んじている。通貨はドル。貯金の大小が人権の優先順位を決定するほどの極端な資本主義体制となっており、『資本企業』内の優劣は所有する資産の量によって決められる。軍は完全PMC傭兵)化されている。判明している所属地域は、西米セントラルヴァレー方面、中米シエラマドレ方面、島国東部など。

マスドライバー財閥

かつて『資本企業』に所属していた勢力。世界最高のマスドライバー建造技術を持った集団で、 現在実用レベルのマスドライバーの量産に成功しているのはこの財閥のみである。
元々はレートビジネス主体の団体であり、恒久的な富を得る為にマスドライバーの研究・開発をしていた。 マスドライバー技術による宇宙開発市場の独占を狙っていたが、しかし、所属勢力である『資本企業』がレーザー方式軌道エレベーターを選んだために『資本企業』と敵対する勢力に技術を売り込もうとした。それを技術流出であるとされ抑止されたことが原因となり、一方的に『資本企業』から離脱する。

信心組織

世界的勢力の一角。
あらゆる思想や宗教を受け入れることを特徴とする。様々な宗教団体の集合体であり、思想を最も重んじている。各種思想・宗教の代表が協議する『中央』と呼ばれる機関が上層部である。為替が固定されており、ダイヤやプラチナなどの貴金属で世界市場の変動レートに対応している。北欧神話、ギリシア神話など過去に衰退した宗教の復活にも積極的だが、世界最大宗教の十字教は自らの弱体につながるのでは、と警戒している。判明している所属地域は、カムチャッカ半島など。

中央

各種思想・宗教の代表が集まって協議する『信心組織』の上層機関。

ヴァルキリエ

『中央』によって「どうしても譲歩できないレベルで宗教的摂理に反した『神敵』」とみなされた人物を始末する特殊部隊。構成員は全員女性である。

オセアニア軍事国

オーストラリア大陸に位置する軍事独裁国家。通貨はオセアニア・ドル。どの世界的勢力にも属していない。強引な人工緑地化開発を推し進める過程で先住部族を弾圧し、多国籍軍の介入を受け、第1巻で崩壊。その後は「空白地帯」として介入を受けつつ、再興に向けて活動しているが、いまだ戦後の混乱の中にある。

島国

かつて世界で初めてオブジェクトを開発した極東の島国。現在でもオブジェクト開発の最先端に立つが、少子高齢化で移民を大量に受け入れたため、オブジェクトの技術情報は世界的に広まることになった。一応は『資本企業』の所属となっているが、朝廷制度復活を掲げる勢力が島国の西部を掌握しおり、その朝廷制度は『信心組織』と『正統王国』のどちらで叶えるべきかで対立が起こっている。
東部は東部で、高度な情報インフラの整備により価値観が変質し、徐々に『情報同盟』的な体制に移行しつつあるなど、曖昧な政治情勢となっている。

用語

オブジェクト
作中に登場する超大型戦略兵器の総称。約50メートル級の大きさで、時速数百kmもの速度を叩き出し、爆撃機を凌駕する火力に加え、核にすら耐える防御力などから、通常兵器での対抗は絶望的であり、 戦争はオブジェクト同士のものとなった。エリートと呼ばれる一部の特殊な人間しか乗れず、乗ったとしても高速移動によるあまりのGに人体が耐えられない。

エリート
オブジェクトのパイロットの総称。
各オブジェクトに合わせて化学的・電気的な手法で人工的に資質を発展させている為、搭乗出来るのは自分の為に開発されたオブジェクトとその発展系となる後継機のみである。 極限まで肉体を鍛え上げ、高G対策に血液量を調整し、大量の酸素を供給できるよう、人工的な鉄分の投与まで行う事で、オブジェクトでの高速戦闘を可能にしている。 まさに『オブジェクトを操作するために存在する』人間。台詞中で漢字を殆ど使用しないという特徴がある。

安全国
戦場となる危険がない安全な地域。上層部や特権階級、戦争と無縁な一般市民などが住んでいる。作中の世界では安全国と戦場を明確に区分しその範囲で戦うのがセオリーであり、そのラインを割るのはタブーとされている。

空白地帯
どの世界的勢力にも属しておらず、国家も存在しない無政府状態の地域。イグアス方面などが該当する。

外部リンク

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