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オレだよ!ワリオだよ!


概要

メイドインワリオ』シリーズの9作目。ニンテンドー3DSで2018年8月2日より発売。

メイドインワリオ15周年記念作品であり、今までのシリーズの"集大成"と言える作品で、過去作に出たプチゲームを中心に新作を含め、300種類(ボスゲームを除く)を収録しているのが特徴である。

プレイスタイルも過去作同様のボタン操作だけでなく、ジャイロ操作で"まわす"、下画面をタッチで"さわる"など、歴代シリーズにあった特殊な操作のプチゲームも収録されている。


そして本作では、ワリオを含むメインキャラクター達が全員フルボイスでしゃべるのが特徴である。

ちなみに日本版は完全に日本語ボイスで統一されている(海外版では、これまでお馴染みのチャールズ・マーティネー氏がワリオの声を担当している)。

マリオ関係のゲームで日本語フルボイスが実装されたのはサテラビュー用の「BSスーパーマリオUSA パワーチャレンジ」を除けば初。


あらすじ

久しぶりにトレジャーハンティングの冒険に出かけたワリオは、ある小さな村で黄金に輝くツボを盗み出し帰路につく。

後日、冒険で使い少なくなったの貯えが完全に無くなってしまったワリオは、テレビで流れていた"ゲームブーム到来"のニュースを見て、街中に「ゲーム大会の開催」を宣言する。

そして、いつものように知人たちをタダで協力させ、参加者から参加費を巻き上げてやろうと企むのであった……。


キャラクター

今作は今までよりもポップな絵柄になっており、各キャラクターもそれに合わせて細部のデザインが変更されている。


主要人物

CVは任天堂公式サイトのトピックスにて掲載。

おなじみ下品でパワフルなトラブルメーカーの主人公。

元々マリオキャラの中でも特に饒舌だったが、ついに日本語フルボイスを実装した。

(過去のワリオシリーズでは大塚周夫氏が日本語ボイスを担当していたが、2015年1月15日に大塚周夫氏が逝去されたため、本作においては変更された)


今作登場の新キャラで、もう一人の主人公。

赤いリボンとまゆ毛にそばかすが特徴的。今作のワリオの金儲けに深く関わるようだが…。


ピコピコリーグ

ワリオの幼馴染らしいアフロのクラブダンサー。

クールな男を心がけているも、人気は今一つ。


多くのバイトを掛け持ちしている女子高生。

ハツラツとした美女だが、要所要所のセンスが特殊。


タクシードライバーを努める、後輩と先輩のコンビ。

どこへだろうがお客を連れて行くプロ心情の持ち主。


ナインボルトのお母さん。

過去作ではモブキャラだったが、今作よりレギュラーキャラに昇格。


ぐるぐるリーグ

不気味な洋館に住んでいる、ひねくれた見習い魔女とその使い魔。

本作のミニゲーム「アシュリーのパンプキンパニック」では主役となる。


ダイヤモンドシティに研究所を構える天才科学者。

今までの発明品の成果なのか、今作は幾分か痩せている。


ナインボルトの盟友。そうは見えない程大柄な小学生。

ゲームの他、ラップも非常に好んでいる。


Dr.クライゴアの孫娘で、科学者の卵。

本作では自らの研究室を持っており、歌手への夢を科学で後押ししようとしている。


タッチリーグ

ダイヤモンド幼稚園に通う双子のニンジャ姉妹。

修行中の身なれど、その腕前はかなりのもの。


ダイヤモンド小学校に通うゲーム好きの小学生。

ゲームに対する熱意は誰にも負けない。


修行の旅をしているカンフー使いの青年とその師匠。

現在はダイヤモンドシティに滞在している。


IQ300の宇宙人。元々は地球侵略に来たのだが、今やすっかり地球の暮らしに馴染んでしまった。

本作では珍しく災難に見舞われていない。


ウルトラリーグ

クライゴアの助手であるカラオケロボット。

本作では彼担当のジャンル「フーフー」も復活。


ナインボルトのペット(として扱われている)、ドット風のしゃべる小動物。地味にイケボ。

久々に彼担当のジャンル「ふいうち」も復活。他のプチゲームより制限時間が早めなのでとっさの判断力が求められる。


本作の最終ステージ担当となる、ワリオの新たな姿。

詳細はリンク先にて。


ゲームモード

ストーリー

今までのシリーズ同様、ワリオと仲間たちの日常を交えたプチゲーム集。

前述の通り今作はフルボイスであり、ボリュームも歴代最大という実に豪華な仕様となっている。


大まかに、キーとボタンを主に使う「ピコピコリーグ」、画面や3DS本体の回転を駆使する「グルグルリーグ」、画面へのタッチ操作を主に使う「タッチリーグ」、それら全てに加えて息を吹きかけるゲームが混ざった「ウルトラリーグ」の4種類に分けられる。


ずかん

恒例となる、一度遊んだ事のあるゲームを選択して練習できるモード。

久々に「合格点」ルールが実装され、規定以上のスコアを出せたゲームには花丸がつく。

また、テンポが初代や『まわる』の上限に迫る480まで上昇するようになった。


チャレンジ

恒例となる、ゲームオーバーまでにプチゲームを幾つクリアできるか競うモード。

他にも「ゲーム&ワリオ」等の、歴代に登場したミニゲームを多数収録している。


ガチャコロン

『まわる』以来の復活。ストーリーやチャレンジで手に入れたコインを使ってガチャを回し、数多くのオマケ要素を手に入れる事が出来る(さすがに『まわる』や『さわる』のようなバラエティ性は無いが)。

ある条件を満たすとガチャコロンの代わりに最後の隠しミニゲームの出現と共に『ガチャペロン』に変わる。近年のスマホゲームのガチャみたくまとめ買いも可能(1回600コイン・10回6000コイン)。

コインを稼ぐにはプチゲームで合格点を取ったり、クリア済のステージでボスゲーム後に発生するボーナスゲームなどで入手する。リアル課金は一切無いのでご安心を。

ワリオカード

敵キャラ

ニンジャ 「ゆみやかわし」に登場

たべるカメ 「たべるカメ」に登場

むかしのテジマさん 「トーストキャッチ」に登場

ハナダさん 「はなのあな」に登場

クギウチさん 「クギうち」に登場

PYORO 「PYORO」「SUPER PYORO」に登場

ミッション

いわゆる実績システム。「○○でスコアを××出す」といったものが多く、達成するとコインをもらえる。

難易度が高いものもあるが、全て埋めても解禁される要素は特に無いのでご安心を。


主なプチゲームの変更点(若干ネタバレ注意)

前述の通り、『初代』から『』まで新旧問わず多数のプチゲームが収録され、その数は300種類+ボスゲーム16種類におよぶ。

しかしただの寄せ集めで終わらせたくなかったのか、ほとんどのゲームにアレンジが施されている。デザインが一新されたのは序の口で、中には操作方法が変更されたものや、ボスゲームから降格したり、逆に通常ゲームからボスゲームに昇格したものまで存在する。


ボウソウじどうしゃ(初代)

  • 記念すべきプチゲーム第1号。見た目は出典に忠実だが、タイミングがランダムになる、迫り来る「アレ」の種類が3種類(電球型、ポット型、ドア型)増加、ドア型から別の「アレ」が出てくる(ドア型が再び動く事もある)、「よけろ?」に止まってからそのまま動かなくなるパターンが追加されるなど、大幅にグレードアップされた。

だいだっしゅつ(初代「だっしゅつ」)

  • 初代にあったプチゲームが、まさかのボスゲームに昇格
  • 途中から上画面に移動し、最後はバネで大穴を飛び越える。

ダンシング・タイガー(初代)

  • お手本役がフードを被ったタイガーに変更され、文字が日本語になりボイスも付いた
  • さらに入力回数がレベルごとに1回ずつ増え、最大5回となった。

はみがき(初代)

  • 『初代』では妙にリアルな口が描かれただけのシンプルなものだったが、本作ではポップな画風で描かれた子供の歯を磨くものになった。

めぐすり(初代)

  • ワリオ版の「めぐすり?」と統合され、ランダムで発生するようになった。ちなみにレベル1でも出る。なお、「めぐすり?」版に登場するキャラはロボットに変更されている。

コマンドアドベンチャー(初代「コマンドにゅうりょく」)

  • 黒背景に文字が描かれたシンプルなものから、ファンタジー風の世界観に大胆にモデルチェンジされた。それに伴いタイトルやBGMも変更された。

ゆみやかわし(初代「ニンジャ/ゆみやかわし」)

  • まわるの「かべかわし」と統合された。タイトルとは裏腹に、レベル2では塀が倒れてくる。見事なまでのタイトル詐欺である。
  • レベル3では両方を避けるものになり、安全地帯が2つに分散する。

マリオブラザーズ(初代「ワリオブラザーズ」)

  • デザインがアーケード版仕様に変更された。なお、ワリオのプチゲームではなくなったため、プレイヤーキャラはマリオ、ライバルはルイージに変更されている。

あやつりにんぎょう(おどる)

  • 人形がワリオになり、スイカの数が最大4個に減った。
  • さらにレベル3限定で本の空洞にはめ込むパターンが追加された

ちきゅうむき(まわる)

  • 雰囲気はそんなに変わってないが、剥き終わった時に現れるものが顔に変更された。レベル3ではアッフンが出てくることがある

タマかわし(まわる)


たまごたて(まわる)

  • さすがに放置してるだけで簡単に999点を取れるのは問題が大きかったためか、全てのレベルでフェイントとして、鳥の足が出てきた卵を逆に倒すものが追加された

ひとふでがき(さわる)

  • 矢印の場所からお手本の線をなぞるものから、ワリオの鼻同士を結ぶものに変更された

ちゃくち(俺)

  • 『俺』に登場したボスゲーム。出典ではボスゲームを単独でプレイできなかったため、これを単独で遊べるようになったのは本作が初。
  • 3匹のちびワリオを3つある足場に乗せるものに変更された。ただし同じ足場には1匹しか乗れない。
  • 制限時間が近づくと雷が鳴りBGMが変化する他、レベル2以上では鳥が勝手に風船を割っていく(タッチで落とせるが)。

トイレットペーパー(さわる)

  • 使い切った時に出てくるメッセージがレベルごとに異なるようになった。「紙を大切にしましょう」「まきなおしてね」
  • レベル3ではハムスターが運動している「ストレスかいしょう!」
  • さらに本作のスタッフロールはこれの内容を流用したものになっている。言うまでもなく「スタッフロール」と「ロールペーパー」をかけたダジャレである。

ベビーペンギン(さわる)

  • 氷の道が完成するとその場でクリア扱いとなり、ペンギンが嬉しそうに滑るように変更された。

ガニマタ(まわる)

  • 足元を通っていくものにアッフンなどが追加。同時にアッフンが平面である事が発覚した

おさんぽテクテク(まわる)

  • ボスゲームから降格した例。キャラが全身水色の人間らしきものから、フードを被った人に変更された。また、背景の落ちる物の速度が上昇し、重力が回転することが分かりやすくなった。

さいかい(まわる)、めいろでさいかい(初代「めいろ」)、ゴンドラでさいかい(おどる)、あかいイト(さわる)

  • 織姫と顔がとんがっている彦星が再会するものに統一された
  • 「さいかい」のレベル2以上では老人になることもある。この際背景の色も変わる。
  • 「あかいイト」のレベル3では織姫のような格好をしたタコとワニのような宇宙人が追加された。彦星の方からこの宇宙人に向かって線を引いてしまうとミスになってしまう。
  • さらに新作プチゲームの「ラブテスター」のレベル3にも私服とスーツを身にまとって登場する

うごいてはいけない(さわる「フーするな!(仮)」)

  • 「さわる」のようにフェイントとして登場する他、本作では単独のプチゲームとしても遊べるようになった
  • 加えてボタン押し・回転・タッチ・息を吹く行為のいずれの行為を行っても失敗になるように変更された
  • さらにこれ自体のフェイントとして、モンスターに食われそうなしゃぎぃ達を、出典とは逆に「フーして」助けるものが追加された

…と、これだけでも2割に満たないほど。詳細は自分の目で確かめてほしい。


その他

シリーズでは歌モノが大抵入っているが、今作ではこれまで登場した歌がほぼ全部収録されている。

特にゲームボーイアドバンスニンテンドーDSの頃よりも音質が改善されている。と、いうかGBAやニンテンドーDSはサンプリング収録されていたと思われる為、ゴージャスは収録のものは本来のものと思われる。

また、これまで日本国内版では聴けなかった海外版バージョンの曲も収録。


「ピコピコ」「タッチ」はそこまでではないが、「グルグル」は特殊カートリッジだった「まわるメイドインワリオ」と違い振動機能が3DSには無い為、まわるを経験した人には若干違和感があるかもしれない。


ゴチャルームの電話のひとつ「HEAD」で、ワリオにしつこくゲーム作りを頼まれていたが絶対に協力するつもりはないからと断る女性が登場している。彼女の一人称は「アタイ」で、名乗ろうとした直前に緊急事態だからと電話を切ってしまう。

一方で英語版では一人称は分からないものの、代わりに名前の頭文字が「S」であることが分かる。

明言こそされていないものの、ワリオの昔の知り合いで彼を敵視する一人称アタイで頭文字Sの女性とはおそらく……

でんワード「HEAD」の女


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