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メテオナックル

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めておなっくる

「メテオナックル」とは、『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズのマリオが使用するワザである。
「メテオナックル」とは、『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズのマリオが使用するワザである。

概要

概要

大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ』でマリオが使う空中攻撃の1つ。キメた際の爽快感やモーションのカッコよさなどから、『スマブラ』のマリオの代名詞的な扱いを受けている。

大乱闘スマッシュブラザーズDX』から登場し、前作『ニンテンドウオールスター! 大乱闘スマッシュブラザーズ』における前空中攻撃「回転ドロップキック」に代わる形で搭載された新たな前空中攻撃。

少しためたあと拳を前方に勢いよく振り下ろすワザで、その名の通りメテオスマッシュである。

発生が早いワザが揃うマリオとしては珍しい発生が遅めのワザで、当てるのは少し苦労するがそれ故に当てた際の爽快感はバツグン。コンボのシメやジャンプ読みなどで当てれると、とても気持ちいい。

現在、マリオが持つ唯一のメテオワザで、色々と撃墜に困りがちなマリオにとって早期撃墜を狙える貴重なワザであるため、重宝されている。


初登場の『DX』の性能はまずフレームが「発生18F-22F」、「全体60F」、「着地スキ21F」となっており、マリオのワザとして見るとフレーム的には優秀とは言えない。更に全体Fもかなり長いので迂闊に場外で出すと、出し方によっては復帰ができなくなるので注意が必要である。しかし、着地スキに関しては「着地キャンセル」という着地スキを短縮できるテクニックのおかげで着地スキを「10F」まで減らすことができ、差し込みワザとしてローリスクに使うことができるようになる。そこからコンボへ移行でき、つかみや上強、空上、横スマ、上スマなど、様々なワザへ繋げることができる。あわよくば撃墜まで可能なため、優秀な差し込みワザとして使われていた。ダメージも「15%」とマリオのワザの中でも高い方である。

更にすごいのは『DX』のメテオナックルは攻撃判定全てがメテオ判定であった。そのため、今と比べてもメテオワザとして格段に使いやすかった………のだが、本作には「メテオがえし」という仕様が存在し、一定の角度のメテオワザがヒットしたあと、8F以降に空中ジャンプか上必殺ワザを入力するとふっとびをキャンセルできてしまっていた。この仕様のせいで本来のメテオスマッシュとしての用途が機能しづらく、専ら上記のように差し込みワザとして使われるのが一般的であった (かといってメテオスマッシュとして使われないわけではなかったのだが) 。


次回作の『X』では発生が「16F-21F」と2Fも早くなったが同時に22F目の判定が消滅した。持続は伸びているのでどのみち強化である。全体は「59F」と誤差程度の変化。発生Fと全体Fは今作からこの数値が基準となる。そして着地スキだが、「26F」と伸びてしまった。着地キャンセルも消滅したので、迂闊に出してしまうと甚大なスキを晒してしまうことに (メテオナックルは全シリーズ共通で小ジャンプ最速から出しても着地スキが消せないので尚更である) 。当然、差し込みにもコンボにも使えなくなった。

更には出始めの1F (16F) と終わりぎわの2F (20F-21F) にメテオ判定にならないカス当たりが追加されてしまった。ダメージはそれぞれ「12% (16F) - 13% (17F-19F) - 10% (20F-21F)」であり、クリーンヒットのダメージですら『DX』から低下している。

このように弱体化がかなり目立つが、メテオがえしの緩和によってメテオスマッシュとしては使いやすくなった。むしろ、本来の用途としてはこれが普通である。

……しかし、『X』のメテオナックルはそもそもの落とす力が弱いことで知られる。なので、ちゃんと当てても相手によっては簡単に帰ってこれてしまうのである。とはいえ、相手によってはちゃんと機能するし、復帰距離を削れるので弱くはない。


for』ではメテオ判定の持続が1F伸び、 (17F-20F) 落とす力も強くなった。メテオがえしも削除されたので、これまでのメテオスマッシュとしての欠陥は全て消滅するに至った。

今作では空上着地や下投げから確定で繋げることができる。下投げは相手の体重が軽ければ確定し、それ以外の相手でも2択を迫れるため強力。

ちなみに、メテオ判定のダメージも1%増え「14%」に強化された。


SP』では全ファイターのほとんどの空中攻撃の着地スキが短くなっており、メテオナックルもその恩恵を受けた。数値としては「17F」と9Fも短くなっているが、まだまだ長く差し込みで使うにはリスクが高い。しかし、ダメージがたまっていれば当ててコンボにいけるようになったため、狙ってみる価値はある (ハイリスクなので狙いすぎは厳禁) 。

下投げからの確定コンボは消えたものの、空中攻撃の着地スキが軒並み短くなった影響で「……空上→空N→空上→空上→空前」といった強力なコンボが生まれ、コンボのシメワザとしては相対的に強化された。特に『SP』のマリオはコンボ面で更に強化されているので、即死コンボのシメとして頻繁に使われるようになった。

ちなみに、出始めのベクトルが少し低くなりふっとばし力も上がったので復帰阻止能力が多少上がった。


大乱闘スマッシュブラザーズX』の亜空の使者のムービー中でも使用するほか、映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』でも使われており、ピーチ城でのトレーニングやドンキーコングクッパとの戦いで披露した。

この映画では『スマブラ』の小ネタもちょくちょく拾われているが、その中でこのワザがピックアップされているあたり、任天堂側も『スマブラ』におけるマリオの代名詞だと認識しているのだろう。


関連タグ

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大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ スマブラ

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー

マリオ(スーパーマリオ) マリオ(ファイター)

概要

概要

大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ』でマリオが使う空中攻撃の1つ。キメた際の爽快感やモーションのカッコよさなどから、『スマブラ』のマリオの代名詞的な扱いを受けている。

大乱闘スマッシュブラザーズDX』から登場し、前作『ニンテンドウオールスター! 大乱闘スマッシュブラザーズ』における前空中攻撃「回転ドロップキック」に代わる形で搭載された新たな前空中攻撃。

少しためたあと拳を前方に勢いよく振り下ろすワザで、その名の通りメテオスマッシュである。

発生が早いワザが揃うマリオとしては珍しい発生が遅めのワザで、当てるのは少し苦労するがそれ故に当てた際の爽快感はバツグン。コンボのシメやジャンプ読みなどで当てれると、とても気持ちいい。

現在、マリオが持つ唯一のメテオワザで、色々と撃墜に困りがちなマリオにとって早期撃墜を狙える貴重なワザであるため、重宝されている。


初登場の『DX』の性能はまずフレームが「発生18F-22F」、「全体60F」、「着地スキ21F」となっており、マリオのワザとして見るとフレーム的には優秀とは言えない。更に全体Fもかなり長いので迂闊に場外で出すと、出し方によっては復帰ができなくなるので注意が必要である。しかし、着地スキに関しては「着地キャンセル」という着地スキを短縮できるテクニックのおかげで着地スキを「10F」まで減らすことができ、差し込みワザとしてローリスクに使うことができるようになる。そこからコンボへ移行でき、つかみや上強、空上、横スマ、上スマなど、様々なワザへ繋げることができる。あわよくば撃墜まで可能なため、優秀な差し込みワザとして使われていた。ダメージも「15%」とマリオのワザの中でも高い方である。

更にすごいのは『DX』のメテオナックルは攻撃判定全てがメテオ判定であった。そのため、今と比べてもメテオワザとして格段に使いやすかった………のだが、本作には「メテオがえし」という仕様が存在し、一定の角度のメテオワザがヒットしたあと、8F以降に空中ジャンプか上必殺ワザを入力するとふっとびをキャンセルできてしまっていた。この仕様のせいで本来のメテオスマッシュとしての用途が機能しづらく、専ら上記のように差し込みワザとして使われるのが一般的であった (かといってメテオスマッシュとして使われないわけではなかったのだが) 。


次回作の『X』では発生が「16F-21F」と2Fも早くなったが同時に22F目の判定が消滅した。持続は伸びているのでどのみち強化である。全体は「59F」と誤差程度の変化。発生Fと全体Fは今作からこの数値が基準となる。そして着地スキだが、「26F」と伸びてしまった。着地キャンセルも消滅したので、迂闊に出してしまうと甚大なスキを晒してしまうことに (メテオナックルは全シリーズ共通で小ジャンプ最速から出しても着地スキが消せないので尚更である) 。当然、差し込みにもコンボにも使えなくなった。

更には出始めの1F (16F) と終わりぎわの2F (20F-21F) にメテオ判定にならないカス当たりが追加されてしまった。ダメージはそれぞれ「12% (16F) - 13% (17F-19F) - 10% (20F-21F)」であり、クリーンヒットのダメージですら『DX』から低下している。

このように弱体化がかなり目立つが、メテオがえしの緩和によってメテオスマッシュとしては使いやすくなった。むしろ、本来の用途としてはこれが普通である。

……しかし、『X』のメテオナックルはそもそもの落とす力が弱いことで知られる。なので、ちゃんと当てても相手によっては簡単に帰ってこれてしまうのである。とはいえ、相手によってはちゃんと機能するし、復帰距離を削れるので弱くはない。


for』ではメテオ判定の持続が1F伸び、 (17F-20F) 落とす力も強くなった。メテオがえしも削除されたので、これまでのメテオスマッシュとしての欠陥は全て消滅するに至った。

今作では空上着地や下投げから確定で繋げることができる。下投げは相手の体重が軽ければ確定し、それ以外の相手でも2択を迫れるため強力。

ちなみに、メテオ判定のダメージも1%増え「14%」に強化された。


SP』では全ファイターのほとんどの空中攻撃の着地スキが短くなっており、メテオナックルもその恩恵を受けた。数値としては「17F」と9Fも短くなっているが、まだまだ長く差し込みで使うにはリスクが高い。しかし、ダメージがたまっていれば当ててコンボにいけるようになったため、狙ってみる価値はある (ハイリスクなので狙いすぎは厳禁) 。

下投げからの確定コンボは消えたものの、空中攻撃の着地スキが軒並み短くなった影響で「……空上→空N→空上→空上→空前」といった強力なコンボが生まれ、コンボのシメワザとしては相対的に強化された。特に『SP』のマリオはコンボ面で更に強化されているので、即死コンボのシメとして頻繁に使われるようになった。

ちなみに、出始めのベクトルが少し低くなりふっとばし力も上がったので復帰阻止能力が多少上がった。


大乱闘スマッシュブラザーズX』の亜空の使者のムービー中でも使用するほか、映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』でも使われており、ピーチ城でのトレーニングやドンキーコングクッパとの戦いで披露した。

この映画では『スマブラ』の小ネタもちょくちょく拾われているが、その中でこのワザがピックアップされているあたり、任天堂側も『スマブラ』におけるマリオの代名詞だと認識しているのだろう。


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概要

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大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ』でマリオが使う空中攻撃の1つ。キメた際の爽快感やモーションのカッコよさなどから、『スマブラ』のマリオの代名詞的な扱いを受けている。

大乱闘スマッシュブラザーズDX』から登場し、前作『ニンテンドウオールスター! 大乱闘スマッシュブラザーズ』における前空中攻撃「回転ドロップキック」に代わる形で搭載された新たな前空中攻撃。

少しためたあと拳を前方に勢いよく振り下ろすワザで、その名の通りメテオスマッシュである。

発生が早いワザが揃うマリオとしては珍しい発生が遅めのワザで、当てるのは少し苦労するがそれ故に当てた際の爽快感はバツグン。コンボのシメやジャンプ読みなどで当てれると、とても気持ちいい。

現在、マリオが持つ唯一のメテオワザで、色々と撃墜に困りがちなマリオにとって早期撃墜を狙える貴重なワザであるため、重宝されている。


初登場の『DX』の性能はまずフレームが「発生18F-22F」、「全体60F」、「着地スキ21F」となっており、マリオのワザとして見るとフレーム的には優秀とは言えない。更に全体Fもかなり長いので迂闊に場外で出すと、出し方によっては復帰ができなくなるので注意が必要である。しかし、着地スキに関しては「着地キャンセル」という着地スキを短縮できるテクニックのおかげで着地スキを「10F」まで減らすことができ、差し込みワザとしてローリスクに使うことができるようになる。そこからコンボへ移行でき、つかみや上強、空上、横スマ、上スマなど、様々なワザへ繋げることができる。あわよくば撃墜まで可能なため、優秀な差し込みワザとして使われていた。ダメージも「15%」とマリオのワザの中でも高い方である。

更にすごいのは『DX』のメテオナックルは攻撃判定全てがメテオ判定であった。そのため、今と比べてもメテオワザとして格段に使いやすかった………のだが、本作には「メテオがえし」という仕様が存在し、一定の角度のメテオワザがヒットしたあと、8F以降に空中ジャンプか上必殺ワザを入力するとふっとびをキャンセルできてしまっていた。この仕様のせいで本来のメテオスマッシュとしての用途が機能しづらく、専ら上記のように差し込みワザとして使われるのが一般的であった (かといってメテオスマッシュとして使われないわけではなかったのだが) 。


次回作の『X』では発生が「16F-21F」と2Fも早くなったが同時に22F目の判定が消滅した。持続は伸びているのでどのみち強化である。全体は「59F」と誤差程度の変化。発生Fと全体Fは今作からこの数値が基準となる。そして着地スキだが、「26F」と伸びてしまった。着地キャンセルも消滅したので、迂闊に出してしまうと甚大なスキを晒してしまうことに (メテオナックルは全シリーズ共通で小ジャンプ最速から出しても着地スキが消せないので尚更である) 。当然、差し込みにもコンボにも使えなくなった。

更には出始めの1F (16F) と終わりぎわの2F (20F-21F) にメテオ判定にならないカス当たりが追加されてしまった。ダメージはそれぞれ「12% (16F) - 13% (17F-19F) - 10% (20F-21F)」であり、クリーンヒットのダメージですら『DX』から低下している。

このように弱体化がかなり目立つが、メテオがえしの緩和によってメテオスマッシュとしては使いやすくなった。むしろ、本来の用途としてはこれが普通である。

……しかし、『X』のメテオナックルはそもそもの落とす力が弱いことで知られる。なので、ちゃんと当てても相手によっては簡単に帰ってこれてしまうのである。とはいえ、相手によってはちゃんと機能するし、復帰距離を削れるので弱くはない。


for』ではメテオ判定の持続が1F伸び、 (17F-20F) 落とす力も強くなった。メテオがえしも削除されたので、これまでのメテオスマッシュとしての欠陥は全て消滅するに至った。

今作では空上着地や下投げから確定で繋げることができる。下投げは相手の体重が軽ければ確定し、それ以外の相手でも2択を迫れるため強力。

ちなみに、メテオ判定のダメージも1%増え「14%」に強化された。


SP』では全ファイターのほとんどの空中攻撃の着地スキが短くなっており、メテオナックルもその恩恵を受けた。数値としては「17F」と9Fも短くなっているが、まだまだ長く差し込みで使うにはリスクが高い。しかし、ダメージがたまっていれば当ててコンボにいけるようになったため、狙ってみる価値はある (ハイリスクなので狙いすぎは厳禁) 。

下投げからの確定コンボは消えたものの、空中攻撃の着地スキが軒並み短くなった影響で「……空上→空N→空上→空上→空前」といった強力なコンボが生まれ、コンボのシメワザとしては相対的に強化された。特に『SP』のマリオはコンボ面で更に強化されているので、即死コンボのシメとして頻繁に使われるようになった。

ちなみに、出始めのベクトルが少し低くなりふっとばし力も上がったので復帰阻止能力が多少上がった。


大乱闘スマッシュブラザーズX』の亜空の使者のムービー中でも使用するほか、映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』でも使われており、ピーチ城でのトレーニングやドンキーコングクッパとの戦いで披露した。

この映画では『スマブラ』の小ネタもちょくちょく拾われているが、その中でこのワザがピックアップされているあたり、任天堂側も『スマブラ』におけるマリオの代名詞だと認識しているのだろう。


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マリオ(スーパーマリオ) マリオ(ファイター)

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大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ』でマリオが使う空中攻撃の1つ。キメた際の爽快感やモーションのカッコよさなどから、『スマブラ』のマリオの代名詞的な扱いを受けている。

大乱闘スマッシュブラザーズDX』から登場し、前作『ニンテンドウオールスター! 大乱闘スマッシュブラザーズ』における前空中攻撃「回転ドロップキック」に代わる形で搭載された新たな前空中攻撃。

少しためたあと拳を前方に勢いよく振り下ろすワザで、その名の通りメテオスマッシュである。

発生が早いワザが揃うマリオとしては珍しい発生が遅めのワザで、当てるのは少し苦労するがそれ故に当てた際の爽快感はバツグン。コンボのシメやジャンプ読みなどで当てれると、とても気持ちいい。

現在、マリオが持つ唯一のメテオワザで、色々と撃墜に困りがちなマリオにとって早期撃墜を狙える貴重なワザであるため、重宝されている。


初登場の『DX』の性能はまずフレームが「発生18F-22F」、「全体60F」、「着地スキ21F」となっており、マリオのワザとして見るとフレーム的には優秀とは言えない。更に全体Fもかなり長いので迂闊に場外で出すと、出し方によっては復帰ができなくなるので注意が必要である。しかし、着地スキに関しては「着地キャンセル」という着地スキを短縮できるテクニックのおかげで着地スキを「10F」まで減らすことができ、差し込みワザとしてローリスクに使うことができるようになる。そこからコンボへ移行でき、つかみや上強、空上、横スマ、上スマなど、様々なワザへ繋げることができる。あわよくば撃墜まで可能なため、優秀な差し込みワザとして使われていた。ダメージも「15%」とマリオのワザの中でも高い方である。

更にすごいのは『DX』のメテオナックルは攻撃判定全てがメテオ判定であった。そのため、今と比べてもメテオワザとして格段に使いやすかった………のだが、本作には「メテオがえし」という仕様が存在し、一定の角度のメテオワザがヒットしたあと、8F以降に空中ジャンプか上必殺ワザを入力するとふっとびをキャンセルできてしまっていた。この仕様のせいで本来のメテオスマッシュとしての用途が機能しづらく、専ら上記のように差し込みワザとして使われるのが一般的であった (かといってメテオスマッシュとして使われないわけではなかったのだが) 。


次回作の『X』では発生が「16F-21F」と2Fも早くなったが同時に22F目の判定が消滅した。持続は伸びているのでどのみち強化である。全体は「59F」と誤差程度の変化。発生Fと全体Fは今作からこの数値が基準となる。そして着地スキだが、「26F」と伸びてしまった。着地キャンセルも消滅したので、迂闊に出してしまうと甚大なスキを晒してしまうことに (メテオナックルは全シリーズ共通で小ジャンプ最速から出しても着地スキが消せないので尚更である) 。当然、差し込みにもコンボにも使えなくなった。

更には出始めの1F (16F) と終わりぎわの2F (20F-21F) にメテオ判定にならないカス当たりが追加されてしまった。ダメージはそれぞれ「12% (16F) - 13% (17F-19F) - 10% (20F-21F)」であり、クリーンヒットのダメージですら『DX』から低下している。

このように弱体化がかなり目立つが、メテオがえしの緩和によってメテオスマッシュとしては使いやすくなった。むしろ、本来の用途としてはこれが普通である。

……しかし、『X』のメテオナックルはそもそもの落とす力が弱いことで知られる。なので、ちゃんと当てても相手によっては簡単に帰ってこれてしまうのである。とはいえ、相手によってはちゃんと機能するし、復帰距離を削れるので弱くはない。


for』ではメテオ判定の持続が1F伸び、 (17F-20F) 落とす力も強くなった。メテオがえしも削除されたので、これまでのメテオスマッシュとしての欠陥は全て消滅するに至った。

今作では空上着地や下投げから確定で繋げることができる。下投げは相手の体重が軽ければ確定し、それ以外の相手でも2択を迫れるため強力。

ちなみに、メテオ判定のダメージも1%増え「14%」に強化された。


SP』では全ファイターのほとんどの空中攻撃の着地スキが短くなっており、メテオナックルもその恩恵を受けた。数値としては「17F」と9Fも短くなっているが、まだまだ長く差し込みで使うにはリスクが高い。しかし、ダメージがたまっていれば当ててコンボにいけるようになったため、狙ってみる価値はある (ハイリスクなので狙いすぎは厳禁) 。

下投げからの確定コンボは消えたものの、空中攻撃の着地スキが軒並み短くなった影響で「……空上→空N→空上→空上→空前」といった強力なコンボが生まれ、コンボのシメワザとしては相対的に強化された。特に『SP』のマリオはコンボ面で更に強化されているので、即死コンボのシメとして頻繁に使われるようになった。

ちなみに、出始めのベクトルが少し低くなりふっとばし力も上がったので復帰阻止能力が多少上がった。


大乱闘スマッシュブラザーズX』の亜空の使者のムービー中でも使用するほか、映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』でも使われており、ピーチ城でのトレーニングやドンキーコングクッパとの戦いで披露した。

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