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ワシントン・レッドスキンズ

わしんとんれっどすきんず

Washington Redskins(略表記:WAS/WSH)は、NFLのワシントン・コマンダーズが2019年シーズンまで使用していたチーム名。

NFLワシントン・コマンダーズは、1932年にマサチューセッツ州ボストンにて「ボストン・ブレイヴス」の名で創設された。チーム名はMLB同名チームの本拠地を使用したことに由来する。

しかしNFL参加1年目の1933年シーズンは集客が上手くいかず、翌年からは本拠地をフェンウェイ・パークに替えてチーム名もボストン・レッドスキンズに改めた。「ブレイヴス」がアメリカ先住民由来の名前だったことからその雰囲気を残しつつ、本拠地を共有するMLBのチーム、ボストン・レッドソックスとの繋がりとして「レッド」を入れた名前にしたと言われている。

チームはその後もボストンで人気を得ることは出来ず、1937年に本拠地をワシントンD.C.へ遷してワシントン・レッドスキンズとなった。チームのホームスタジアムがメリーランド州ランドーヴァーに造られた1997年以降も「ワシントン=ボルティモア=ノースヴァージニア広域都市圏」を本拠地とすると云う意味からチーム本拠地名はワシントンのままにしている。


オーナーだったジョージ・プレストン・マーシャルはNFLから有色人種の排除を率先するレイシストだったこともあり、NFLが有色人種の締め出しを廃止した1946年以後も、レッドスキンズは1962年まで黒人選手を受け入れず、1962年も黒人選手と契約したと見せかけてすぐ解雇するなど露骨な有色人種排斥を行なっていた。そうした人物が経営する球団ゆえ、チーム名のレッドスキンズ(赤い肌)も差別的意図を持った蔑称であるとして、改名当初よりアメリカ先住民の人権団体から度々批難されており、20世紀末頃からは改名を求める訴訟も複数回起こされたが、それらをことごとく退けてチーム名を使用し続けていた。

2020年、BLM運動が全米規模で活発化すると球団の大口スポンサーである(現ホームスタジアムのネーミングライツを持つ)FedExも「人種差別に基づいたチーム名を変えないならばネーミングライツ契約を打ち切る」との姿勢を示したため、2020年シーズンからチーム名を使用しないことにした。しかし決定があまりに唐突だったことから、この時点で新たなチーム名を考えておらず、暫定的に「ワシントン・フットボールチーム」として2シーズン活動した後、2022年2月2日に『ワシントン・コマンダーズ』への改称を発表した。



関連項目

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