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偵察戦力緊急展開!「光」作戦

ていさつせんりょくきんきゅうてんかいひかりさくせん

DMM.comのブラウザゲーム『艦隊これくしょん』の期間限定イベント。
目次 [非表示]

概説

『偵察戦力緊急展開!「光」作戦』とは、DMM.comのオンラインSLG『艦隊これくしょん』の期間限定イベントである。

2017年2月11日より作戦開始、同月28日作戦終了。


仕様

全3海域。出撃制限札は2種。

前半はそれなりだが、後半は難易度が一段階ほど飛躍する。

潜水艦娘の数と練度で難易度が相対的に変動するという、歴代イベントでは初となる潜水艦をほぼフル活用するような仕様となっている。


なお、今回ほぼイベント海域皆勤だった戦艦棲姫は欠席である。

その代わり、これまでイベント未参戦だったあいつが、あいつが……(後述)


札名称出撃可能海域
作戦部隊E-1/E-3/E-2丙
海上護衛部隊E-2/E-1丙/E-3丙

新システム

今回も大きなシステムの追加はない。

その代わり細かい仕様の追加がいくつか存在する。


スイッチバック(仮)

特定条件下において、同じルートを往復する現象。

E-2でTPが一定値を下回ると羅針盤の固定形式が変化するのだが、あるルートでは一度移動したルートをまた戻ってくるというパターンも登場した。

また、E-3では3つのポイントを三角形の頂点になるように一周するパターンも登場。

これらのパターンではいずれも同じマスで2回戦闘を行うこととなる。


特定アイテムの輸送

センシティブな作品

E-3の前半は輸送作戦なのだが、装備するのはいつものドラム缶大発ではなく、イベント期間限定任務『「彩雲」輸送分解』の達成報酬として入手できる「彩雲(輸送用分解済)」である。

ボスの重巡棲姫に勝利A以上で揚陸した彩雲(輸送用分解済)の数だけ輸送ゲージが減少する。

TPはたったの「2」しかなく、彩雲(輸送用分解済)を2機装備すれば一発でゲージを破壊できる…のだが、彩雲(輸送用分解済)を装備した状態で揚陸マスを通過後に、何らかの原因で逸れる、ボスマス到達前に撤退、ボスマスでB勝利以下のいずれかになると、装備した彩雲(輸送用分解済)が消滅し、「彩雲」輸送分解の任務達成からやり直しになってしまう。

そのため、輸送に失敗するたびに開発資材と彩雲(丙作戦の場合のみ零式水上偵察機の廃棄と九七式艦攻の消費で、彩雲の輸送分解任務を達成可能)を消費し続ける事になる。


ボスの撃沈ストッパー

E-3の深海双子棲姫に関するもので、これまでボス深海棲艦は一定領域まで海域ゲージを減少させると、自然と最終形態へと移行していた。

しかし今回はゲージを-壊-状態の耐久以下まで削り落して(つまりゲージ破壊可能状態になって)初めて形態変化を起こす仕様に変更されている。

艦娘の轟沈ストッパーならぬ、「撃沈ストッパー(仮称)」とでもいえば良いだろうか。


さらにこの撃沈ストッパーによって-壊-状態になった際、下記の任務を達成しておかないと次の出撃で撃沈できなかった場合に-壊-以前の通常形態に戻る仕様になっており、しかも-壊-に再び移行させるためにもう一度ボスを撃破しておかなければならない。


もっとも、この仕様は甲作戦を選択した場合にのみ発動するため、乙以下でなら-壊-になった時点で従来通りの仕様で倒せる。


任務による弱体化ギミックの明示

撃沈ストッパー(仮)の登場によって、弱体化の方法が明確に任務として発生するようになった。

今回の場合は、-壊-状態に追い込むと単発任務として『敵大規模泊地後方兵站線を分断せよ!』が発生し、Jマスにいる離島棲鬼率いる連合艦隊から「勝利A」以上を2回以上挙げると達成となる。

この任務をこなすことで、-壊-形態を仕留め損ねても通常形態へ戻ることなく即時撃破が可能になる。

一応、乙作戦以下でも任務は発生するが、上述通り甲作戦のみ効果が出るので、甲作戦出ない場合は無視しても問題はない。

ただ、バグなのかは不明だが甲作戦で任務を達成してなくとも‐壊‐のままで固定されていた事が判明し、この任務達成の意味は全くなかった。


なお、上記の任務のほかに、いつもの装甲破砕ギミックも存在する。

Iマスにいる重巡棲姫率いる連合艦隊とJマスにいる離島棲鬼率いる連合艦隊から各1回S勝利すると達成となる。

なお、Jマスは連合対連合だが、Iマスは通常艦隊で挑まなければならない。

条件を達成すると、-壊-形態のみ装甲が23減少する。

これにより、-壊-形態は通常形態より耐久も装甲も低い状態となる。

通常形態には意味がないので、ギミック任務のついでに達成するのが効率がいいだろう。

乙丙なら任務達成は不要なので先に挑戦しても問題ないが。


特定装備でのボス艦隊への特効

イベント下旬になって判明したボス艦隊全体に対して与ダメージが上昇する装備

爆雷ソナー(大型ソナーは除く)試製晴嵐を装備する事で、ボス艦隊全体にキャップ後火力が上昇するもの。爆雷・ソナーでキャップ後火力が1.15倍、試製晴嵐でキャップ後火力が1.24倍される。(併用に関する効果は未だ要検証)

前回のイベント時の艦娘特効に比べると低いが、装甲を抜き易くなる。

今回のボスのネタを考察すれば推測は可能であったが、挙動が潜水艦ではなく水上艦と同じだったこと、又幸運艦の魚雷カットインや重巡や雷巡の夜戦連撃でも交戦形態とボスの残HP次第で力押しで突破可能であった為、発見が遅れてしまった。

発見後、ソナー装備の夕立改二が魚雷カットインで600以上の火力をだしボスをワンパン撃破、海域突破等が見られるようになった。


基地空襲なし

今回のイベントには基地空襲がない

この為、前回イベントのような防空が絡むギミックはないので、防空を選んだり局地戦闘機を配備する事は可能だが「防空」を選択する意味は全くない

なので、空襲によって攻撃前に航空隊が地上撃破されたり、なけなしの資材を削り取られるなどという事はなく、陸攻達が思う存分大暴れできる。

その代償としてか、今回第三航空隊は解放されない。


以前から「詫び空襲」などと不名誉かつ見当違い(実装当初「空襲が起きず防空が機能しなかった」不具合があったが、これを仕様と思い込んで修正を批判するプレイヤーが続出した)な蔑称で呼ばれてプレイヤーからは不評であり、好意的に受け止められたが、基地近くに敵機動部隊が跋扈しているのに、敵側は全く攻撃してこないという、シチュエーション的には少し珍妙な事に。


敵からの攻撃が来ない為、陸軍の戦闘機飛燕三式戦闘機)は行動半径の関係上まだ使いようがあったが、行動半径が特に狭い(敵機の迎撃・邀撃が主目的の局地戦闘機なのだから当然である)海軍の局戦雷電(厳密には紫電及び紫電改もだが、当時艦これに実装されていたのは艦戦「(試製)紫電改二」であり、局戦「紫電」及び「紫電改」は当時実装されていなかった)に関しては完全に基地の格納庫でお留守番である。


勿論今後のイベントで基地空襲がないとは限らないので、敵機の攻撃に備え迎撃戦闘機・局地戦闘機の準備は怠らないようにしたい。

実際、次のイベントでは後半海域のみだが基地空襲が起きた。


ステージ

前段作戦2海域、後段作戦1海域の全3海域。

前段作戦

ステージ海域作戦名難易度
E-1日本近海/七尾北湾/舞鶴湾「光」作戦準備☆7
E-2小笠原諸島航路小笠原諸島哨戒線強化☆9

このイベントで初めて艦これ世界の『本土』が「日本」である事が明言された

(一応迎撃!霧の艦隊の舞台は横須賀硫黄島で、出撃!礼号作戦のE3「捷四号作戦」は北海道東方沖が舞台だったが)

扶桑皇国エリア11のような「日本と似ているけど日本ではない」「かつて日本だった地」ではなかったのである。


E-1は1-6同様ゴール地点を目指すことでゲージを削る海域。艦種や装備によってゲージの減る量がことなり、潜水艦隊が有利。ゲージは100TP固定。また最終段階になるとルート分岐が増加し、さらに確実にそちらに逸れるようになる。


E-2は連合艦隊による輸送作戦。ボスも連合艦隊。輸送部隊だけでなく、通常の機動部隊・水上部隊でも出撃できる。航空部隊も1部隊使用できる。またこちらもゲージが約1/4以下になると最速ルートで上記「スイッチバック」現象が発生して戦闘回数が増えてしまう。勝利A以上が困難になるため、綿密に計画して1/4以上から一気に削り落すか、僅かに残して最後だけガン攻め編成にするかの判断が問われる。

最速ルートは神風型を2点・特定の睦月型を1点と計算し、「甲:6/乙:5/丙:4」で編成に加えて輸送部隊を編成することで固定可能。ただし前述通り、最終段階ではスイッチバック現象のせいで勝利A以上が困難になる。


後段作戦

ステージ海域作戦名難易度
E-3トラック泊地沖発動!「光」作戦☆13

輸送用に分解した彩雲の輸送作戦(通常艦隊)と敵艦隊撃破(連合艦隊)のダブルゲージ。

輸送作戦

輸送ゲージを0にするとスタート位置が前進し、基地航空隊が使用可能になる。

潜水艦系統一で安定した(さらに「缶+タービン」での高速化で最短距離)ルートが確保できる。E1で潜水艦を使った場合、出撃制限札が共通なのでその艦隊をそのまま流用できる。

ただ、ボスは前述したようにA勝利以上が必要でありながら連合艦隊編成であり、基地航空隊も使用できないため、強力な支援艦隊による援護が不可欠である。


水上艦隊で出撃する場合、一定条件を満たさないとBマスに逸れるが……詳細は後述。


攻略作戦

複数のギミックを発動させることで、ボス艦隊の弱体化が見込める。

水上打撃部隊が進撃中はもっとも安定する一方、乙以上(丙でも最終形態)で敵艦隊に空母棲姫が2隻必ず登場するため、制空権の争奪が非常に厳しくなる。空母機動部隊ではボス戦での高火力が期待できる一方で、「随伴部隊→本隊」の戦闘順や潜水艦マスの存在で進撃中の戦闘が安定しない。

そのためゲージ削りを水上、海域突破を機動と分けるのも一考に値する。

ボスは深海双子棲姫

HP:800は全難易度で共通。上記のとおり、いくつかのギミックを発動させることで撃破条件を緩和できる。


ドロップもいくつかのマスでレア艦が豊富にそろっており、特に照月は目玉ドロップの一つでもある。


新艦娘

報酬

  • 神風型駆逐艦 四番艦 松風
  • 巡潜甲型改二(伊13型潜水艦)2番艦 伊14

ドロップ

  • 夕雲型駆逐艦 十一番艦 藤波
  • 巡潜甲型改二(伊13型潜水艦)1番艦 伊13

新敵勢力

BOSS

深海双子棲姫


新アイテム

報酬

水上爆撃機 瑞雲(六三一空)※E-1海域突破報酬(甲・乙)

潜水艦装備 潜水艦搭載電探&水防式望遠鏡※E-2海域突破報酬(甲・乙)

輸送機材 彩雲(輸送用分解済)※イベント限定任務報酬(全難易度)

艦上偵察機 彩雲(東カロリン空)※E-3海域突破報酬(甲・乙)


艦娘装備

潜水艦装備 潜水艦搭載電探&逆探(E27) ※伊13改初期装備


新規BGM

  • 海域BGM「舞鶴の港」 

穏やかな八分の六拍子が特徴の海域曲。ところどころに挿入される「海上護衛戦」(1-5道中BGM)「眼下の伊号」(6-1道中BGM)でもお馴染みのソナー音が印象的。

  • 前段作戦道中BGM「『光』作戦」 

海域BGMをベースにより果敢さを前面に出した編曲となっている。和楽器の多用は艦これBGMらしく、「新編『海上護衛隊』抜錨!」(1-6道中BGM)を思わせる打楽器のアクセントが効果的である。

  • 前段作戦決戦/後段作戦道中BGM「トラック目指して」

前二曲と比べ、一気に曲調が緊張感を増している。不安を煽るような弦楽器、哀調ある木管楽器、悲壮感と勇猛さを併せ持った金管楽器などオーケストラ調の楽器が多用され、勢いのある仕上がりとなっている。

  • 後段作戦決戦BGM「遥かなるウルシー泊地」

激しかった前曲と比較するとこちらは抑制の利いた、重厚感のある曲調。電子音と和楽器などの組み合わせが深海を進む潜水艦を、後半への移行部で一気に盛り上がる曲調が浮上シーンを思わせる。


その他

衝撃のE-1

まず今回のイベントで強烈なインパクトをもたらしたのがE-1の海域MAPだった。

e-1ルートと練度TOP3

ズバリ、鹿児島県までを含んだ西日本全域であった。

ここを軍港から豊予海峡を抜け、さらに鹿児島から長崎県対馬海峡から山陰沖を抜けて舞鶴湾までを目指す。

誰もが思った。――――陸 路 使 え よ、と。

もっとも本作戦、そもそもが下記の通り戦時末期の最後の博打であったため、制空権は米軍に掌握され、陸路は度重なる空襲の被害で交通機関が機能不全を起こし、また「せめて関門海峡を通らせろ」というツッコミも、作戦当時米軍のB-29によって5,500にも及ぶ機雷投下で海域を封鎖されてしまった(しかも当時投下されたものがいまだに現存しており、現在でも掃討作業が続いている)史実に基づくため、使用不能に。


そうした諸々の要素を再現した結果、こんなエラいルートとなってしまった。

尤も、現代基準でも山陰本線舞鶴線にまとまった軍需輸送を満たすレベルの貨物列車を通すのは相当の困難を要し(2018年の西日本豪雨時に山陽本線が被災し臨時列車が山陰本線西部を迂回した例はあるが相応の準備を要した上に輸送力もごく限定された)、トラック輸送も難しいと思われるが。


一応作戦説明では「侵入を図る敵艦隊を哨戒、撃滅」が目的に入っているのだが、1-6形式の輸送作戦なので哨戒はともかく撃滅は全く必要ない。おかげで潜水棲姫は「本土のすぐそばにいるのに相手にされない」という事になってしまった。

なお、今回行く事はないのだがよく見ると沖縄方面がなんか赤くなってる

またスタート地点は瀬戸内海なのだが、そのポイントが某マルチタレント達出演番組で絶賛開拓中の無人島ではないかと推測され、しかも開始翌日の日曜日にはその番組が放送休止となった(もっともその無人島は日本海軍艦艇泊地が置かれていた柱島からわずか22kmの位置なので、マップ縮尺に起因する単なる偶然であるのではないかと思われるが)。


禁忌解放

今回、E-3の輸送ルートで「水上艦隊」で挑んだ場合に、「軽巡:1+駆逐:3以上」かつ「高速+以上(丙は高速以上)」の条件を満せさなかった場合、ルートがAからBへと逸れるようになっている。

そしてこのBマスにいるのが……


Savage Roar

ま さ か の こ い つ

登場以来、数々のイベントで出現疑惑が浮きながら、終ぞお目見えすることのなかった超弩級重雷装航空巡洋戦艦がお仕置き部屋担当として姿を現したのだ。

甲難易度ともなると第二次サーモン海戦(5-5)でお馴染eliteクラスで御出でになる。

やめてくださいしんでしまいます


もっともこのBマス、潜水艦統一で無視できるため、攻略作戦のギミックであるIマスの重巡棲姫の撃破をどうしても狙いたい場合に重量級艦隊を率いていくぐらいしか、会敵することは滅多にない。

先のとおり、実質このBマスはほぼ「お仕置き部屋」に近いもので、一応、天津風・時津風・高波・風雲・照月・秋津洲と、レア艦のドロップは潤沢ではある。だが、その手前のCマスが空襲マス、続くAマスで空母ヲ級flagship率いる機動部隊との戦闘と、水上艦隊で通るにはリスクが高い。さらに通常艦隊でみんなのトラウマに戦いに出るとなると勝てたとして採算が合わないうえに、攻略作戦での連合艦隊ルートの方が明らかにドロップがウマいポイントも多いため、挑む必要性そもののが薄いのだ。


……しかし出現した以上、今後どこかで出没する危険性が発生したことには違いない。

願わくば、出来る限り今回のようにお仕置き担当ぐらいで済ませて欲しいものである。


やっぱり恒例の……

センシティブな作品(´・ω・)(・ω・`)

今回、E-3の攻略作戦では離島棲鬼のいるJマス、分岐点であるLマス、ボスのいるUマスなど、各所でレア艦のドロップが豊富に取りそろえられていた。

特に照月・高波・秋津洲の三隻は、各所でドロップする大盤振る舞いぶりで、Uマスに至ってはA勝利さえすれば伊13がドロップしたため、ボス艦隊撃破を先延ばしにしてでも13のドロップを狙う提督さえいた。

……が、そこはコンプゲーのお約束で、見事なまでに物欲センサーの兄貴が仕事をして20万以上の資材を投じても出ない提督さえいた。

一部では「グラーフの悪夢の再来」とまで懼れられた。

ついでに言えば前述の潜水棲姫マスも同様に伊26伊401U-511磯風瑞穂水無月といったレア艦がドロップしたため、(クリア後は最終モードで登場する遠回りルートが障害となることもあって)クリアそっちのけで対潜艦隊を投入し、撃破してはその場で撤退し巡回する人も多かった。


そしてもう一つ、高波の大盤振る舞いには“裏”があった。


イベント後の経過

イベント後の更新により、Zara dueの実装、艦娘雛祭りmodeの実装、潜水電探の改修の実装、ソナーの開発による出現率の向上、新型バルジの実装&バルジ改修メニューの新設、新規単発任務の実装などがおこなわれた。


特に新規任務で獲得できる「後期型艦首魚雷(6門)」は潜水電探との組み合わせで〔(火力+雷装)×1.75(暫定数値)〕の強力な魚雷カットインを狙えるため、ぜひとも欲しいところ。

だが同時にこの潜水電探、改修にまさかの熟練見張員消費というエンドコンテンツであるも判明し、意気揚々と改修に挑もうとした提督たちを愕然とさせた。

この見張員を初期装備に持ってくるのは高波改・風雲改・鳥海改二の三隻。……そう、高波を余計目にドロップで回収できた提督なら「高波牧場」で補えるのである。

あくまでエンドコンテンツの部類であるため、無理な改修は必要ないものの、今後如何なるエンドコンテンツ改修がくるか、若干不安なところもある。


史実

今回のイベントは太平洋戦争も末期、日本の敗戦が避け難い状態で決行された潜水艦作戦「光作戦」と「嵐作戦」に由来する。

当初、帝国海軍は伊400型および伊13型晴嵐を用いた作戦として、米軍の太平洋進出の最重要拠点であるパナマ運河への奇襲を計画していた。しかしこの作戦は既に太平洋に大規模な米艦隊が展開している状況では無意味と判断され棄却、新たに米軍が前線基地として使用するウルシー環礁への攻撃作戦が立案された。

作戦は潜水艦によるトラック泊地への彩雲の輸送である「光作戦」とそれによる戦略偵察、およびウルシー環礁への晴嵐による襲撃である「嵐作戦」からなっていた。

光作戦では伊14がトラックへの彩雲輸送に成功した一方、肝心の嵐作戦は作戦部隊の出撃直後に終戦を迎えてしまい、司令部からの帰還命令を受けて部隊は反転。結局は完遂することなく終わっている。


なお、ウルシー環礁へは人間魚雷回天による攻撃、陸上爆撃機銀河による特攻なども行われたが、いずれも戦果は僅かなものにとどまっている。


ただし、E-2海域に関しては「光作戦」とは直接的に関係していない。というのも、「光作戦」決行当時の小笠原諸島は前年に米軍によって行われたスカベンジャー作戦(サラトガらの所属していた米機動部隊「第58任務部隊」による空襲作戦)で孤立化されていたからである。そこで、これはそのスカベンジャー作戦以前に小笠原諸島への輸送を担当していた「伊号輸送部隊」がモチーフなのではないか、という意見が挙がっている。

「伊号輸送部隊」とは第十一水雷戦隊を中核とした輸送船団であり、硫黄島の戦いに備えて陸軍部隊などを硫黄島まで輸送するものであった。ただし、当時の硫黄島には船舶が着岸して揚陸可能な港湾設備はなく、小発を搭載した一部の駆逐艦や直接揚陸可能な輸送艦を除く多くの艦艇は物資を父島の二見湾に一旦揚陸してから機帆船で改めて硫黄島に運搬する、という方法を取っていた(尚、E-2マップにおける揚陸地点の旗は、ほぼその二見湾の位置に存在している)。

なお、E-2突破報酬となっている松風はその「伊号輸送部隊」による輸送作戦の半月前に沈没しており、その地点はほぼボスマスに相当している。


艦これアーケード

梅雨フレームから水着の間にねじ込むように開催。(6周年記念のわりにはこぢんまりとしているがこれは5周年イベントが4か月も長引いた反動だと思われるが真相は定かではない)

開始日は2022年6月23日、終了日は7月19日。

アーケードでは潜水艦は連合艦隊に編成できないので通常艦隊戦と連合艦隊戦で編成制限と消費GPが異なる。

なお、彩雲(輸送用分解済)は装備品ではなく消費アイテムに変更された。

E-1で瑞穂、E-2で春風、E-3-2Bで神風のドロップが報告されている。


小規模開催ゆえ難易度は程よく収まっていたがE-3での深海双子棲姫の連合艦隊での出撃が罠に近く通常艦隊の潜水艦魚雷でタコ焼きを貫通するだけのゲームというオチが待っていた。


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艦隊これくしょん 艦これ

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