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CV:新垣樽助/演:伊藤孝太郎


概要

物語最初のエピソードである「tに気を付けろ」の依頼人。32歳。

小太りな体形をしているどこか垢抜けない雰囲気の持ち主。


実家は北海道農家だが、経営は傾いている。

そんな実家を助けるべく、物語開始の少し前に風都に移住し、生活費の現金28万円が入ったバッグを持って夜道を帰る途中にときめの追い剥ぎに遭った。


本人的には、資金を失ったことも勿論悔しいが、それ以上にその時持っていたバックが家族から贈られた大切な品物である為、それを取り返すべく鳴海探偵事務所に駆け込んだ。

…というのは建前で、実はときめに一目惚れしており、もう一度彼女に会って二度と追い剥ぎをしないよう忠告したいというのが本心であった。


肝心のときめが中々見つからず、どうにか依頼が進んでも、ヤクザ染みた企業家・立川蓮司一派や、ガイアメモリドーパントと言った危険要素が絡んでいったことから、一度は鳴海探偵事務所への依頼を途中で打ち切ろって後は自分で解決しようとするも、左翔太郎の説得や、実際に彼(とその相棒)にロード・ドーパントから助けられたことで、彼らに依頼をもう少し任せることを決め、同時に翔太郎の忠告で暫く身を潜めることになった。






















以下ネタバレ注意



















「そうさ…。メモリさえあれば僕はなんにでもなれる…!誰も僕を冴えないやつとか、薬にも毒にもならないやつとかバカにできなくなる!メモリさえ帰ってくれればっ…!僕は…!僕はっ…!!」



真実

実は、彼もガイアメモリの所有者であった。

上記の生い立ちは事実だが、実際の所実家は儲かってはいないが傾いていると言える程の経営難ではなく、加えて初めて風都に来たかのように言っていたが、本当は2年前に知人達と旅行で訪れていた。


その時、ガイアメモリのセールスに引っかかり、「お試し」として一時的に貸し出されたトードストールメモリでトードストール・ドーパントに変身。

その場はメモリを買うことなく帰ったのだが、既にメモリの中毒性に囚われていた彼は、その力が忘れられなくなり、風都への移住を決意した。

そして、メモリの購入用に貯めていた資金でトードストールメモリの正式な所有者となり、メモリを二重底のバッグに隠していた所をときめにそのバッグを奪われ、上記に至った。

つまり、「ときめに会いたい」という本音すらも真っ赤な嘘であったのだ。

荒唐無稽なでっち上げではあるが、偶然翔太郎がその直前にときめと出会い、その妖艶さを知っていたことから、意図せぬ形で説得力が生まれていた。


鳴海探偵事務所を頼ったのも、物が物なだけに警察に相談できなかったからであったが、彼らの捜査が難航したことで痺れを切らし、加えて事件の真相に気付かれることを察した坪崎は、捜査の中で会った立川に接触し、メモリの力で彼らに協力することを条件に依頼のもみ消しを頼んでいたのだった。


翔太郎がその真相に気付いたのは、ときめが風呂代わりにしている噴水を知っているのが、自分と坪崎だけにも拘わらず、立川がそのことを把握していることに違和感を感じたのをきっかけに、坪崎の身辺調査をしていたからであった。


翔太郎にメモリを押収されるも、往生際悪く取り返そうとしたが、連絡を受けて待機していた照井竜(アニメ版では翔太郎)にその手を止められ、連行された。

本人曰く、自分を見下していた連中を見返したかったとのことで、詳しい描写はないものの、人間関係に恵まれているとは言えず、そのせいで鬱屈した感情を抱いていた模様(一応上記の通り、旅行する程には仲のいい知人もいたようだが、それでも満足できなかったらしい)。

メモリの中毒性の他にも、そのような心の闇もまた、坪崎を凶行に走らせた原因であることは、想像に難くない。


関連タグ

風都探偵

通形ミリオ:中の人つながり。こちらも(能力的に)冴えなかったものの、坪崎と比べ通形は「持ち前の明るさで人を引き付け、周りに支えられ、常にポジティブにいられた」こと、「ひたすら能力の研鑽を続け、トップクラスの実力者に成長した」という違いがある。逆に坪崎の場合「人間関係で恵まれなかったせいで鬱屈した思いを抱き続け、心の闇が増長してしまった」こと、「自身の欠点を変える努力もせず、超常的な力を手に入れ仮初めの力を得ようとした」ことの相違点が挙げられ何から何まで対照的である。

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