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完璧超人

ぱーふぇくとちょうじん

ゆでたまご作の漫画『キン肉マン』に登場する超人属性のひとつ。または、あらゆる面で万能な人間を指す言葉。派生語の方は読み方も「かんぺきちょうじん」になるのが普通である。
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1.『キン肉マン』における「完璧超人」

『夢の超人タッグ編』で初登場した超人属性。アニメ版では「カンペキちょうじん」となっているが、原作である漫画版では「パーフェクトちょうじん」とルビが振られている。

怒りや憎しみ、友情といったあらゆる感情を超越した「完璧なる精神」と、あらゆる相手に絶対に屈しない「完璧なる強さ」を身に付けた、最もに近い超人。
その有り余る強さから、拮抗する相手が地上にいなくなってしまい、普段は天上界にこもって修行を積んでいる。
最近になって、超人墓場こと「モン・サン・パルフェ(聖なる完璧の山)」と呼ばれる幻の島がその拠点であることが明らかになった。

その歴史は正義超人悪魔超人よりも古く、超人界の黎明期、カピラリア七光線により地球上の超人を一斉に粛清する計画を立てた超人の神々に対して一人の慈悲深い神が反対意見を投げかけたことから始まる。
「神から与えられた力を私欲のために使う超人はともかく、真っ当に使っている者たちまで殺してしまうのはいかがなものか」と語る「慈悲深い神」の熱意にほだされた神々は、「慈悲深い神」の頼みを聞き入れ、彼が見出した超人たちを隔離。カピラリア七光線の照射から守った。
まさに「天から選ばれた超人」であり、このため選民意識が非常に強い。自分たち以外の超人は「下等超人」「棄民」「ゴキブリ」などと呼んで、基本的に見下している。

超人たちが神として尊敬するゴールドマンシルバーマンの兄弟もカピラリア七光線から守られた最初の完璧超人・完璧超人始祖(パーフェクト・オリジン)の一員だったが、理想を追求しすぎるあまり手段を選ばなくなっていった「慈悲深い神」と思想の違いから対立し離脱している。

『夢の超人タッグ編』において、不完全な下等超人(特に覆面着用者)を駆逐すべく4人の完璧超人がトーナメントに乱入。
中でもネプチューンマンビッグ・ザ・武道のタッグ「ヘル・ミッショネルズ」は、ウォーズマンロビンマスクアシュラマンモンゴルマンそしてキン肉マングレートと数々の実力派超人のマスクを狩り、その圧倒的な実力と存在感を世に知らしめた。

無慈悲さの一方で、敗北した場合には自決し自らの命を絶つという一種の高潔さも持つ(後述)。

続編『キン肉マンⅡ世』の時代では衰退の一途をたどり、残虐超人悪魔超人と合わせて、ひとまとめに「悪行超人」と呼ばれるようになってしまった。
しかし、それ以前にも最古参の完璧超人であるミラージュマンが「今の完璧超人界は下等超人の管理という本来の目的さえ行えぬ体たらく」と発言しているので、かなり昔から組織としては疲弊し続けていたようだ。

『キン肉星王位争奪編』完結後のキン肉マンの戦いを描いたWEB連載版『キン肉マン』では、「真の完璧超人」「完璧超人の本隊」とも言うべき完璧・無量大数軍(パーフェクト・ラージナンバーズ)が登場。
正義・悪魔の二大勢力を敵に回し、全面対抗戦を開始した。

完璧超人の鉄の掟

敵に後ろを見せてはならない
「立ち止まって攻撃をうけていれば相手が攻撃をはずした時にすばやく逆襲ができるからだ!!
 前進しての向こう傷はゆるされるが後退しての背中への傷はいっさいゆるされん!!
 敵に背中をみせることは死を意味する!!」
余談ではあるが、ネプチューンマンは2000万パワーズ戦において、バッファローマンのハリケーン・ヒートで背中に傷を負っている。
また、新シリーズでも、ターボメンがネプチューンマンに変身したステカセキングのダブルレッグスープレックスを食らったり、ネメシスロビンマスクにユニコーン・ヘッドで背中を刺されている。
これらの背中の傷に関して特に気にする描写がないことから、敵に臆して後退した結果できた傷でなければセーフなのかもしれない。

凶器を使用してはならない
「完璧超人の武器は肉体だけ! この世に肉体を駆使してぶちこわせないものはない!!」
ただし、特殊なデスマッチルールにおいて、最初からリングに用意されているもの(ソード・デスマッチの剣山など)や、マックス・ラジアルのタイヤ、グリムリパーの帽子といった「身体の一部」とみなされる物品、一部完璧超人が出せるサンダーサーベルジャック・チーのボイリング・ショットなどの「自力で生成した飛び道具」はこの限りではないようでもある。
ネプチューンキングはザ・マシンガンズとの最終決戦において、堂々と「時と場合によっては完璧超人も凶器を使うことがあるわい」と言い放っているが、当然勝手に言っただけでストロング・ザ・武道に「最低の行動」と唾棄された。

敗北してはならない
「完璧超人にとって、もっとも重い罪。敵を倒さず生き恥をさらすことなかれ!」
もしも戦いに敗れることがあれば相手にとどめを刺される前に自害するべきとされている。
そのため、全ての完璧超人は強力な爆薬を仕込んだカプセルを持ち歩き、自分の敗色が濃くなると、これを飲み込んで自爆することになっている。
この自爆は、他の完璧超人に自分の敗北を報せることから「人狼煙」と呼ばれる。
無量大数軍は爆薬を使わず様々な方法で自決し、試合の負傷で自害ができない時には仲間に介錯を頼む者もいる。
しかし、ダルメシマンは自決する直前にブラックホールに首を刎ねられ処刑されてしまった。

作中の主な完璧超人

ネプチューンキング一派

完璧・無量大数軍

完璧超人始祖

その他の完璧超人

『Ⅱ世』から登場

完璧超人に関係する存在


完璧超人のタッグチーム

初代から登場

『Ⅱ世』から登場


2.万能な人を指す「完璧超人」

1.から転じて、容姿端麗・品行方正・成績優秀など、まったく非の打ち所がない文字通り「完璧」な人物に対してこの呼び方が使われることが多い。この場合のルビは「カンペキちょうじん」となる。

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