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嘘は とびきりの愛なんだよ?


プロフィール

初登場(原作・アニメ共に)第1話
年齢(第1章)16歳→20歳
身長151cm
イメージカラー
CV高橋李依
齋藤飛鳥

概要

アイドルグループ「B小町」のセンター。初登場時16歳。メディア露出も増え順調に売り出し中だったが、突如「体調不良」を理由に活動を休止してしまう。…が、実際は双子を妊娠し、人目を避けて地方の産婦人科を受診する。施設で育った彼女は家族への憧れから、双子の出産を決意し家庭を築きながら、アイドル業との両立を考え、産婦人科の主治医ゴローの協力もあって無事に双子を出産する。


出産の直前に亡くなったゴローが自分の息子に転生しているとは知らずに……


人物

#8.『アイドル』

身長151cmと小柄な体格で、がかった黒髪ロングヘアー両目に入った星状のハイライトが特徴的な美少女。アイドル活動をしている時は髪をサイドテールのようにして左側に束ねている。


アイドルとしては間違いなく天才。顔が整っているのはもちろんのこと、観客の目を引きつける天性の才能を持つB小町の不動のセンター。パフォーマンス向上のための努力も欠かさず、日々ミリ単位の調律を行っている。アイドル活動は「アイ」という芸名で行っており、星野アイという彼女の本名を知っているのはごくわずか。


一方で母親としてはアクアに「駄目な部類」と言われてしまう始末。双子の見分けがつかず呼び間違えるのはざらで、生放送の番組でうっかり子どものことを口にしそうになるなどかなり抜けている面が目立つ。しかし、子どもたちの秘密は本気で守ろうとしており、携帯を使い分けるのはもちろん、かなり厳重なロックを施しているようだ。

本人は「あんまり良いお母さんじゃない」とは思っているが自分の給料(今月の給料2●万)から「世の中結局お金」と言いながらも「色んな選択肢をあげるには自分がもっと稼がないと」「今のままじゃこの子達を幸せに出来ない」と子供達の将来を案ずる、ルビーとのダンス練習の際には転倒を恐れる娘の背中を後押しするなど次第に「母」としての顔も持つようになっていった。


母子家庭で育ち、母親が窃盗で逮捕されてからは施設に預けられた。しかし、釈放された母はアイを迎えに来ることはなく、その経験から「人を愛した記憶も愛された記憶もない」と考えるようになった。そのため、自分がアイドルになって「皆愛してる」と言えば嘘になってしまうと思い、スカウトを最初は断っていた。

しかしスカウトの斉藤社長に「そういう経歴も個性」「嘘でいい」と肯定された上、「やり方がその対象がわからないだけで、本当は君も人を愛したいと思っている」と本心を言い当てられ、そして「愛してると言ってるうちに嘘が本当になるかもしれん」と言われたことで、アイドルの世界に足を踏み入れる。

そういった経歴があるからか、今でもアイは考えるより先にその場に沿ったことを言う癖がついており、自分でも何が本心で何が嘘なのかわからないという。

また、発達障害の疑いもある。(黒川あかねのプロファイリングおよび小説「45510」での描写より)


壱護社長にスカウトされた時の彼女の姿はまるで「愛に飢えた少女」のそれと言える。


アイにとってはアイドル活動も双子の子育ても矛盾するものではない。ただ、「愛してる」という嘘を真にするためのものである。


人間関係

息子、出産した双子の兄。本名は愛久愛海(アクアマリン)……というなかなかな名前を付けたが、アイ自身も面倒だったのか次第に「アクア」と呼ぶように。後に五反田監督の映画で子役として抜擢されたアクアと共演し、役者としての将来を楽しみにしている。

娘、出産した双子の妹。こちらには瑠美衣(ルビー)と名付け、キラキラネームではあるが兄よりはまだダメージの少ない名前。 幼稚園のお遊戯会でダンスをすることになったルビーにダンスを教え、ルビーの体を動かすことへの苦手意識を払拭し、彼女がアイドルを目指すきっかけを作った。アイ自身もルビーがアイドルとして大成することに期待し、ルビーとの親子共演を密かに夢見ている。


アクアとルビーが前世の記憶を持っていることには全く気が付いておらず、「ヤバい位の天才」と受け止めているようだ。


事務所の社長で、自身をスカウトした張本人。アイにとって恩人にあたるはずだが、名前はしょっちゅう間違えるし、若い子贔屓をなじったりと結構ぞんざいに扱っている。


テレビドラマのプロデューサーをしている男性。ファッション雑誌のモデルの仲介で一緒に仕事をして以来、仕事を振ってもらったり、営業先を紹介してもらったりと過去に色々と世話になったらしい。


彼女が所属するアイドルユニット。

アイあってこそのグループ人気であり、その才能格差による軋轢がメンバー内であったことを当時を知る斉藤ミヤコも遠回しに認めている。とある事情によってアイがいなくなると急速に人気が減少、最終的に解散して他のメンバーは全員アイドルも辞めてバラバラになってしまった。


彼女の極秘出産に当たって選定された地方病院の産科医。かつて担当した患者の影響でアイのファンだったことで正体に気づく。出産予定日が近づいたある日に行方不明となる。


窃盗で捕まったアイの母。なんだかんで一人娘に愛情を抱いていたらしいが、アイの魔性ともいえる才能に当時結婚を視野に入れていた男性を奪われそうになるなど、娘の持って生まれた才能に振り回されていた模様。後に孫である星野アクアと対面する。


関連イラスト

推しの子

星野アイ推しの子


関連タグ

推しの子

星野家(推しの子) 星野アクア 星野ルビー


アイドル 天才 嘘つき 目が星


ネタバレ

※ここから先は第1章(アニメ第1期第1話)終盤のネタバレとなっております。

ネタバレを避けたい方はブラウザバックをお願いします。

















































































ごめんね…多分これ、無理だぁ…



アイを襲った悲劇

アイが20歳になり、ドーム公演を迎えた当日。星野宅にある人物が訪問する。


それは花束を手にしたフードを被った男性…

彼はアイに「ドーム公演おめでとう。双子の子供は元気?」と一言告げると…


ナイフを取り出しアイの腹部を刺した。


Ai's death


フードの男=リョースケはアイに向かって子供がいる事を「ファンを裏切った嘘吐き」と罵倒するが、逆にアイは「私にとって嘘は愛」「今だって君のこと愛したいと思ってる」という言葉と共に彼が握手会に来てくれていたのを覚えていること、お土産にくれた星の砂を今もリビングに飾っていることを伝える。それを聞いて錯乱した彼はその場から逃亡。


現場を見て我を忘れてアイの名を呼び、前世の記憶で刺された所が腹部大動脈と致命的な場所であることを理解したため必死に携帯で連絡するアクア。アイが横たわるドアの外で心配するルビー。


もう助からないと悟ったアイは、アクアとルビーのこの先の未来が見えないことを悔いながら、二人にいつか言おうとした言葉「愛してる」と言い残し息を引き取った。


この事件の事の発端はアイが双子の父親に連絡を取った事。しかもその動機は「なんとなく」と言いながらも「子供達を父親に会わせてあげたい」の親心から。

それがまさかストーカーを差し向けられてこんな事件になるとは彼女も思いもよらなかったであろう。


この言葉は絶対、嘘じゃない


「あ……これは言わなきゃ」

「ルビー」

「アクア」

“愛してる”

「ああ やっと言えた」

「ごめんね 言うのこんなに遅くなって」

「あー良かったぁ」

「この言葉は絶対 嘘じゃない」



この事件は当事者のアクアやルビーを始めとした多くの人に深い傷を残すことになってしまった……。



余談

2022年10月にTVアニメ版【推しの子】の放送時期と星野アイ役の声優が決定したと報道されたが、

  • 第1話が90分拡大版と発表される
  • 担当声優からの作品に込める熱い思いも発信される
  • 初報では誤って「星野アイが主人公」と紹介される(※現在は修正済み)

といった事態が重なったことから、上記の顛末をよく知る読者の間に「アイって主人公だったっけ?」「これでは『第1話で主人公が死亡退場するアニメ』になる」(※)「製作サイドは視聴者を騙す気満々と戦慄(及び失笑)が広がった。

(※本来であれば彼女の死は3~4話辺りになるはずだが、尺を90分に拡大することで第1章の内容を1話で消化できてしまう計算となり、実際に描き切ってしまった)


高橋李依と言えば演じる役を研究して落とし込むタイプで知られているが、今回アイの最期のシーンを収録当日までに医療関係者に出血時の意識の過程を確認した上で演じていたと先行上映の舞台挨拶で語っていたほどで、漫画原作もあって己の宿命が定められていたとはいえ、ここまで丁寧に練り込まれる演技姿勢には頭が下がるばかりである。


雑誌掲載時も読者に衝撃を与えた展開だが、アニメ化の際に上記の迫真の演技を含む映像面・音声面での演出が加わったことも相まって、作画担当の横槍メンゴ先生も感極まってしまうほどの衝撃を視聴者に与えた。


また、原作漫画の頃は物語の中核を担う展開のためか、あまりアイの生存ifを扱う2次創作小説が少なかった(それまでは主人公のルビーとアクアに関する2次創作小説の方が多かった)が、アニメ第1話以降は上述の通り原作漫画の時以上の衝撃によってアイロスが激しくなり、アイが生存するifやアイがアクアやルビーのように同じ世界、もしくは全くの別世界に転生する作品など、原作では止まってしまったアイの物語を広げる2次創作が増えた。

また、イラストでも成長したルビーとアクアがアイと並んだものも見られ、少しでもアイロスを埋めようとする動きがたくさん見られた。


なお、『【推しの子】』の原作者である赤坂アカは、アイの早期での退場は連載中に思いついた変更点であったことや、アイを退場させた理由については「アイの漫画としてのキャラクターが強すぎた」とコメントしている。作中における初のドラマ出演で、主演女優を喰う程の魅力故に登場シーンを削られてしまったアイだが、正にこれと同じ理由で推しの子という“物語”からカットされる形となってしまった。

星野家


またこの動きもありpixiv全体で見ても急激なファンアート増加だったため、pixivisionにまとめられている。

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