「ひよりちゃん、作ってあげたら？」
演：西牟田恵
プロフィール
種族：人間
性別：女性
年齢：36歳
職業：飲食店経営者
家族：不明
概要
加賀美新と日下部ひよりがアルバイト店員として勤めている洋食店「Bistro la Salle」(以降、Salle)の店長。
心が広い人物であり、天道総司の強烈な人格に驚きを見せず、ZECTの活動ゆえに無断欠勤が多かった加賀美を解雇せずに雇い続けている。
ひよりが滅多に人に心を開かないことを心配している。
そのため、度々店の料理を手掛けてはどうかと提案して断られていたようだが、これはひよりの料理の腕を認めているだけでなく、「ひよりが良い意味で変わるきっかけになれば…」と考えていたようだ。
但し、ひよりからも信頼されているようで、詳細は不明だが彼女の自宅の合鍵を預けられていた。
天道が初めてSalleに来店した際、メニューにない鯖味噌を注文した彼に嫌な顔一つせず、寧ろひよりが賄で作った鯖味噌の残り香に気づいた彼に感心した様子を見せている。
その後、弓子はひよりの背を押して天道に鯖味噌を作るように促し、これが天道とひよりの交流が始まるきっかけとなった。
上述の出来事から、天道にはひよりが変わるきっかけになるかもしれないと期待していたようで、度々彼女のサポートを頼んでいる。
また、理由は不明ながら自身が多忙になった際は、料理の腕を見込んだ天道にひよりを通じてSalleの厨房を任せてもいた。
ひよりのオウムの世話をしていた際も、オウムの世話の代行を頼みつつ天道にひよりの部屋の合鍵を渡しており、いかに天道を信頼していたのかがうかがえる。
天道とひよりの紆余曲折は弓子の予想とかなり違っていたが、結果的に天道はひよりを変える存在となり、後に天道のやや強引な後押しもあってひよりのシェフデビューが決定。弓子も大いに乗り気で料理の試作に協力し、ひよりに手作りのエプロンをプレゼントした。
最終回で、ひよりがオリジナルメニューである「ひよりみランチ」を完成させた際、一番喜んだのは弓子であったかもしれない。
なお、天道がZECTのエリア司令官を務めていた関係で、田所修一もSalleに来店したことがある。
岬祐月、風間大介、ゴンといった面々もしばしば来店しており、後に天道を「師匠」と慕う高鳥蓮華は店のスタッフに仲間入りした。
弓子自身はワームや一部のネイティブとの戦いと無関係だったが、全ての戦いが終わった1年後に田所達が集ったのはSalleであり、弓子の店はこれからも彼らを繋ぐ場になるのだろう。
劇場版『GOD SPEED LOVE』
本作でも、基本的な設定はテレビ本編と殆ど同じ。
恋人関係にあるひよりと加賀美を温かく見守っていた。
しかし、本作ではひよりが不治の病に侵されており、彼女が命の危機に瀕した際に泣き崩れてしまう描写がある。
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