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概要

1972年日本初の麻雀雑誌出版社として創業した。

その後、一般の漫画にも参入。

かつては4コマ漫画に力を入れており、4コマ業界では芳文社と双璧をなしていた。

4コマ漫画雑誌以外では、麻雀漫画雑誌の「近代麻雀」、ゴシップコミック誌の「本当にあった愉快な話」、ボーイズラブコミック誌の「麗人」、成人向け漫画雑誌の「月刊劇漫スペシャル」が存在するほか、パチンコを題材とした漫画雑誌を手掛けた事がある。

さらには、写真集、文庫本、ムックも手掛けており、かつては漫画雑誌以外の雑誌(たとえば暴力団ネタ中心のゴシップ雑誌の「実話ニッポン」や男性ストリートファッション誌の「月刊メンズストリート」)も出版していた。


決して指定暴力団ではない。


飯田橋に長らく本社ビルを構えていたが、2021年に竹書房含む複数の土地に買収が持ちかけられた事で三番町へ移転した。


4コマ雑誌

長らくまんがライフ系・まんがくらぶ系の2系統の4コマ雑誌をかかえていた。

芳文社のまんがタイムきらら系と比べ女性読者を重視(というより性別に関係なく読めることを重視)しており、読者層は男女でほとんど半々だという(参考として、芳文社「まんがタイムきらら」の読者は9割が男性)。


青年読者向けのものがメインであるが、ラブコメ色が強い「まんがライフ」、ファミリー系色が強い「まんがライフオリジナル」、都会派テイストの「まんがくらぶ」、職業系と萌えをミックスさせた「まんがくらぶオリジナル」、萌えをより前面に押し出した「まんがライフMOMO」など、各誌ごとに少しずつ色合いを変えていた。また、どの雑誌においてもファミリー向けの一面があったり、萌え4コマがある程度掲載されていたり、萌え系の経験が無い作家に萌え系に近い作品を描かせるなどといった一風変わったスタイルを取っており、芳文社の雑誌との住み分けを心がけていたとみて良い。


作家陣は女性が多く、系列の中でも主に男性向けで、男性読者が7割以上を占める「まんがライフMOMO」ですら、連載作品は女性作家のものが半数以上を占めていた。


他社の雑誌と比べて少ページの雑誌が多く、全て中綴じ製本である。


5分アニメによるメディアミックス路線にも乗り出していたが、後に大幅に縮小している。


しかし、2014年の「まんがくらぶオリジナル」休刊以降はラインナップの整理を行っており、基幹雑誌とも言えた「まんがライフ」も2022年9月号限りで休刊した。


WEBコミック

インターネット上でのマンガ展開を非常に重視しており、「まんがライフWIN」をはじめとする多数の無料コミックサイトを運営している。

「まんがライフWIN」では、オリジナル作品に萌え系のものが多く、その他ギャグ4コマや過去に雑誌で掲載された作品を公開している。その他のサイトは主に女性向けエッセイコミックを扱ったものが多い。

もともとは「デイリー4コマ」を運営しているライブドアと提携し、デイリー4コマ内に間借りする形でスタートしたが、livedoorがWEBコミックから撤退することになったため、2012年3月1日から独自のサイトに切り替えた(余談ながら、芳文社も同じデイリー4コマで「まんがタイムWAVE」というコーナーを持っていたが、livedoor撤退を前に閉鎖した)。

liveddorと共同運営時代は、自社雑誌で活躍している作家の作品をまんがライフWINで掲載し、逆にlivedoorデイリー4コマで活躍した作家を自社雑誌で連載させていた。また当時は新人発掘のため同じく同社と共同で「Y-1グランプリ」という投稿・投票形式のコーナーも持っていた。毎月作品を募集し、livedoorのユーザーが気に入った作品に投票するというもので、優秀な作品には竹書房雑誌での連載権や賞金などが贈られるというものであったが、livedoorの撤退により第5回を以って終了する。


まんがライフWINは他社の無料WEBコミックとは全く運営方針が異なり、

・連載作品は4コマ漫画限定

・新聞4コマのような日刊連載で、ほぼ毎日更新される

・表示に専用ビューアを使用せず、右クリックで保存も可能

・通常のWEBコミックは毎話一定期間(2ヶ月間が多い)しか公開されないが、まんがライフWINでは単行本が発売されるまで公開される(連載開始から2~3話程度は無期限で公開される)

という、非常に太っ腹なシステムである。twitterを使って作品にコメントを投稿することも可能。


このようにメディアミックスに非常に積極的であり、当然ながらpixivでの企画もあった。


当時の企画の説明

「アミューズメントメディア総合学院×pixiv イラスト・マンガ 夢実現コンテスト Vol.2」の「竹書房 コンビニ向け月刊誌イラスト賞」の設定タグ。 企画へ参加するには「竹書房」以外にも、各賞共通のタグ夢実現コンテスト2をつけることが必要。
竹書房 コンビニ向け月刊誌イラスト賞
作品テーマ:水着の女の子
設定タグ:夢実現コンテスト2 & 竹書房
賞品:「まんがくらぶ」「近代麻雀」をはじめ、数多くのコンビニ向けに刊行されている月刊誌「ドキッ!」「ビタマン」「ナマイキッ!」3誌のいずれかで表紙イラストデビュー。
企画関連タグ
公式企画 夢実現コンテスト2 電撃マ王 電撃萌王 E☆2イラストマンガ E☆2スナックノベルス デジマース

主な連載作品

まんがライフ


まんがライフオリジナル


まんがライフMOMO

作品名作者
せんせいのお時間ももせたまみ
森田さんは無口佐野妙
ポヨポヨ観察日記(平行連載)樹るう

まんがくらぶ


まんがくらぶオリジナル

作品名作者
しばいぬ子さんうず
リコーダーとランドセル(平行連載)東屋めめ

まんがライフWIN


まんがライフSTORIA


まんがライフセレクション

・増刊専門のため連載はない。系列誌から1人の作家の1作品が選ばれて特集され、タイトルにはその作家の名が記される(「樹るうスペシャル」、「佐野妙スペシャル」など)。

1冊のうちおよそ8割くらいが単一の作品で占められるため、実質的に単行本である。また系列誌連載作家による、その作品のアンソロジーコミックが掲載される。


WEBコミックガンマぷらす


単行本レーベル

「バンブーコミックス」「バンブーコミックスMOMOセレクション」「バンブーコミックスWINセレクション」の3種類がある。MOMO連載作はMOMOレーベル、WIN連載作はWINレーベル、それ以外はバンブーレーベルで発行される。


アニメ製作・配給事業

最近になってアニメ業界にも参入。他社とは一線を画し、短編(1回3分程度)のアニメを自社単独出資で製作し、配給やDVD販売等も全て自社で行うという特異な手法をとっている。


余談

竹書房を検索する場合、何故か以前は「竹書房 倒産」が多かったのだが、最近では「指定暴力団竹書房」 「竹書房 破壊」と候補が出てくる。だいたいこいつのせいである。


アニメファンや特撮ファンの間では「画報」シリーズと呼ばれるいわゆるコアマニア向けの大百科系の書籍を出版している会社としても知られているが、実は特定のシリーズを取り上げるとどういうわけか高確率で刊行が止まるというジンクスがある。

ウルトラマン画報のように上下巻出たシリーズや仮面ライダー画報(当時完結したクウガまで掲載)などちゃんと完結しきったシリーズもあるのだが、スーパー戦隊30周年記念を謳って販売された「スーパー戦隊画報シリーズ」は秘密戦隊ゴレンジャーから超新星フラッシュマンを取り上げた1巻、光戦隊マスクマンから激走戦隊カーレンジャーを取り上げた2巻までは販売され、電磁戦隊メガレンジャーから轟轟戦隊ボウケンジャーまでが取り上げられる筈だったであろう第3巻の販売が予告されたのにもかかわらず、スーパー戦隊誕生45周年になった今でも音沙汰がないといった事例がある。(同じように円谷プロ50周年記念で販売された円谷プロ画報も1巻で刊行が止まっている。)


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