精霊の分身

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精霊の分身（デミ・スピリット）とは、ダンまち及び外伝ソード・オラトリアに登場するモンスター。

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目次 [非表示]

1 概要

2 種類

2.1 宝玉の女体型

2.2 天の雄牛

2.3 祭壇の支柱（スピリット・オルター）

2.4 ニーズホッグ

3 魔法

4 関連タグ

概要

『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』の外伝『ソード・オラトリア』に登場する精霊とモンスターの融合体。

人類、ひいては英雄達に加護をさずけ下界のモンスターを一掃するために神々が放った人類の導き手であり、武器（現代の『神の恩恵』と同義）だった精霊がダンジョンでモンスターに捕食されたことでその在り方が反転し奪い、喰らい、溺れる側に堕ちた存在。寄生した状態でも自我を保ち、千年以上生き続けていたと言われている。

神々の武器であり、子と称される彼等が深層種に寄生し、尚且つ他のモンスターを操り魔石を大量に摂取し強化された事によって、その脅威度は同じく深層に君臨する階層主さえ凌ぎかねない程凄まじく、第一級冒険者複数で編成されたパーティでも全滅の可能性まである程である。もはや、ただの災害とみていいだろう。

種類

宝玉の女体型

深層種『死体の王花（タイタン・アルム）』に寄生していた個体。【ロキ・ファミリア】が59階層への遠征の際、初めて遭遇し交戦する。

天の雄牛

クノッソスに侵入したロキ派の前に現れた『パワー・ブル』に寄生した個体。『闇派閥（イヴィルス）』の投資者だったイシュタルがフレイヤを討つため、『闇派閥』に用意させた。

祭壇の支柱（スピリット・オルター）

最終決戦となる『狂乱の戦譚（オルギアス・サガ）』で登場した柱状の個体。邪竜『ニーズホッグ』を倒したとされる大秘術『精霊の六円環』を発動するためにオラリオの中心部を囲むように六ヶ所に配置されており、柱の上部には『穢れた精霊』がおり、柱の下部には三つの巨大な人面がある。『穢れた精霊』はオラリオ崩壊のための詠唱を行い、下部の人面はそれを守る防衛システムのような役割を持ち、強力な魔法で敵を排除している。

ニーズホッグ

『狂乱の戦譚』で登場したかつて地上を震撼させていた邪竜・『ニーズホッグ』の名を冠した個体。深層域でレヴィス達が捕獲した『名も無き竜』の幼児を依り代にした個体で、『都市の破壊者（エニュオ）』の切り札。

魔法

ファイアーストーム

【火ヨ、来タレー猛（タケ）ヨ猛（タケ）ヨ猛（タケ）ヨ炎ノ渦ヨ紅蓮ノ壁ヨ業火ノ咆哮ヨ突風ノ力（チカラ）ヲ借リ世界ヲ閉（ト）ザセ燃エル空（ソラ）燃エル大地（ダイチ）燃エル海（ウミ）燃エル泉（イズミ）燃エル山（ヤマ）燃エル命（イノチ）全テヲ焦土ト変エ怒（イカ）リト嘆（ナゲ）キノ号咆（ゴウホウ）ヲ我（ワレ）ガ愛セシ英雄（カレ）ノ命（トキ）ノ代償ヲ－代行者ノ名ニオイテ命ジル与（アタ）エラレシ我ガ名ハ火精霊（サラマンダー）炎ノ化身（ケシン）炎ノ女王（オウ）】

超長文詠唱且つオラリオ最高位の魔導士リヴェリア・リヨス・アールヴを上回る詠唱速度で特大の炎風を起こす魔法。階層一帯ごと覆い尽くすほどの範囲と、リヴェリアの結界魔法も破る威力を持っている。

メテオ・スウォーム

【地ヨ、唸レ－来（キ）タレ来（キ）タレ来（キ）タレ大地ノ殻（カラ）ヨ黒鉄（クロガネ）ノ宝閃（ヒカリ）ヨ星ノ撤退ヨ開闢（カイビャク）ノ契約ヲモッテ反転（ハンテン）セヨ空（ソラ）ヲ焼ケ地（チ）ヲ砕（クダ）ケ橋（ハシ）ヲ架（カ）ケ天地（ヒトツ）ト為レ降リソソグ天空ノ斧（オノ）破壊ノ厄災－代行者ノ名ニオイテ命ジル与エラレシ我ガ名ハ地精霊（ノーム）大地ノ化身（ケシン）大地ノ女王（オウ）】

魔法円を直上に打ち上げ、隕石の雨を降り注ぐ魔法。第一級冒険者達ですら回避も防御も碌に取る事が出来ずに全滅寸前まで追い込まれるその規模は、まさに天災の如し。