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花より男子

はなよりだんご

『花より男子』とは、神尾葉子原作の少女漫画作品。及びそれを原作としたアニメおよび実写ドラマ作品。
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概要

『花より男子』とは、神尾葉子原作の少女漫画作品。及びそれを原作としたアニメ、実写ドラマ作品。

略称:花男(はなだん)

マーガレットにて1992年から2004年まで連載された。単行本は全37巻、完全版全20巻が発売されている。


アニメ化、テレビドラマ化、二度にわたる映画化(一度目は完全新作、二度目はテレビドラマ版のキャストを引き継いだ続編)もなされており、日本以外のアジア圏でもドラマ化されるほど人気も高い。


2015年から2019年まで、続編にあたる『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』が少年ジャンプ+にて連載された。


あらすじ

名門の筋や素封家の子女が入学する事で知られる英徳学園高校。一般庶民の牧野つくしは、親の推薦によりその名門校に入学する。

学校は、道明寺財閥の御曹司・、花沢物産の御曹司・、日本一の茶道の家元「西門流」の跡取り息子・総二郎、美作商事の後継者・あきらの4人組からなるF4(Flower4 ― “花の四人組”)に牛耳られていた。

学校は、F4の親から多額の寄付を受けていたため、生徒達はもちろん教師達ですら彼らに逆らう事が出来なかった。つくしは、それに違和感を持ちながらも、平凡な高校生活を送ろうとしていた。

ところがある日、つくしはF4に絡まれている友人・遠藤真木子をかばった事が原因で、F4に目を付けられ、学校全体からいじめのターゲットにされてしまう。しかし、正義感の強いつくしは彼らの性根を叩き直さんとばかりに立ち向かって行く。

やがて、F4でもある道明寺司は、いつしか つくしのことを好きになってしまう。次第に互いの思いを通わせ合っていく2人だが、様々な事情が彼らの恋路を阻む…。


登場人物

()内はキャスト。アニメ、CDブック、実写映画(第1作)、テレビドラマの順で紹介する。さらに、ニンテンドーDSで発売されたゲーム版やミュージカル、舞台版でもそれぞれ独自のキャストが当てられている。


詳細はそれぞれの記事を参照のこと。

主人公


F4


クラスメート


つくしの家族


司の家族・道明寺グループの人物


つくしの友達


その他


アニメ


1996年9月から1997年8月まで全51話が朝日放送及びテレビ朝日系列フルネット局で放送された。それ以外でも山陰放送テレビ宮崎でも放送。アニメーション制作は東映動画(現在の東映アニメーション)。


キャスティング担当は本作以降東映アカデミーに変更され、声優を本分としない芸能人や俳優が声優に起用された。同枠でセル画が使われた最後の作品でもある。


シリーズディレクター(監督)は山内重保、キャラデザは馬越嘉彦、美術担当は行夫妻(行信三ゆきゆきえ)による。シリーズ構成(メイン脚本)は影山由美。また、キャラクターデザインや美術担当とは別にコスチュームデザイナーを設置しており、これは川村敏江が務めている。


ママレード・ボーイ』から始めたトレンディアニメ路線としては商業的に失敗と製作者側は捉え、この作品をもって打ち止めとなった。


アニメDVDは全9巻。

パッケージを飾った登場人物は以下の通り。

  1. 牧野つくし
  2. 道明寺司
  3. 花沢類
  4. 西門総二郎
  5. 美作あきら
  6. 松岡優紀
  7. 道明寺椿
  8. 大河原滋
  9. 藤堂静

主題歌

オープニングテーマ

普通の日曜日に

菊田知彦、作詞:佐藤ありす 作曲:TSUKASA 編曲:西本明


エンディング主題歌

ケンカのあとで…

菊田知彦、作詞:里乃塚玲央 作曲:TSUKASA 編曲:西本明

届くかな

CaYOCO、作詞・作曲:CaYOCO 編曲:井上日徳


なお、ABC日曜朝のアニメ枠で主題歌を男性が歌ったのは、これが最後となった(後継番組「夢のクレヨン王国」以降は女性歌手による主題歌しか存在しない)。


テレ朝/ABC・日朝8:30枠

ご近所物語(1995年~1996年)

花より男子(1996年~1997年)

夢のクレヨン王国(1997年~1999年1月)


テレ朝日曜同期

オリジナルコンサート(音楽番組)→電磁戦隊メガレンジャー(1時間前)・ビーファイターカブトビーロボカブタック(30分前)


ドラマ

  • 花より男子 - 第1シリーズ。2005年10月21日から12月16日にかけて放送。全9話。最終回は22:00 - 23:09の拡大版。秋クールNo.1ヒットとなり、また平均視聴率も2005年放送全ドラマの中で4位を記録した。
  • 花より男子2(リターンズ) - 第2シリーズ。2007年1月5日から3月16日まで放送。全11話。続編を望む視聴者の要望に答える形で制作された。初回は21:00 - 23:09、最終回は22:00 - 23:09の拡大版。

いずれもTBS系金曜ドラマ枠(金曜日22:00 - 22:54)で放送。2008年6月28日には、『花より男子F(ファイナル)』として映画化もされた。

第2シリーズでは番組ホームページで「見たい原作のエピソード」を募るなど視聴者参加型となった。10月下旬より撮影が始まり、11月下旬にはニューヨークロケを敢行した。12月6日の記者会見では、松本潤松田翔太阿部力の日本チーム、井上真央小栗旬のNYチームに分かれ、同局初の日本=NY間の衛星同時中継による会見が行われた。

ドラマ版では美作家は日本の裏社会に通じている設定。


主題歌

花より男子

2曲ともロングヒットとなり、共にオリコンで1位を獲得している。

主題歌:『WISH』(ジェイ・ストーム)

作詞:久保田洋司、作曲:オオヤギヒロオ、編曲:CHOKKAKU

イメージソング(挿入歌):大塚愛『プラネタリウム』(avex trax)

作詞・作曲:愛、編曲:Ikoman/愛

花より男子2

前作同様2曲ともロングヒットとなり、共にオリコンで1位を獲得している。2007年3月のオリコン月間シングルランキングでは『Flavor of Life』が1位、『Love so sweet』が2位と1、2フィニッシュを決めた。

主題歌:嵐『Love so sweet』

作詞:SPIN、作曲:youth case、編曲:mugen。オリコン年間ランキングでは4位を獲得。

イメージソング(挿入歌):宇多田ヒカル『Flavor Of Life -Ballad Version-』

オリコン年間ランキングでは2位を獲得。


海外版

海外でも本作がドラマ化されている。

舞台はそれぞれの国とされており、登場人物の名前はもちろん、諸設定面で現地の文化などに合わせたアレンジがされていたりオリジナルキャラクターの登場などがある。

  • 2001年に台湾で「流星花園 -Meteor Garden」のタイトルでTVドラマ化。

メインキャスト男性4人が実際に「F4」というグループとして活動した。

  • 2009年に韓国TVドラマ版「꽃보다男子(꽃보다 남자/コッポダナムジャ)」が制作、放送された。
  • 2022年にはタイで『F4 Thailand/BOYS OVER FLOWERS』のタイトルでドラマ化された。

関連タグ

マーガレット(漫画雑誌) 神尾葉子


H21996年朝日放送テレビ朝日及びその系列局(ANN:All-Nippon_News_Network)でテレビアニメが、2005年TBSとその系列局(JNN)でテレビドラマが放送されたことが共通している作品。互いのアニメとドラマはどちらとも放送月は重複していない。

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