「今は、僕達がチームだッ！！」
演：水谷百輔
概要
『仮面ライダーディケイド』に登場するリ・イマジネーションライダーの一人。
「龍騎の世界」の仮面ライダー、仮面ライダー龍騎に変身する。前の2名と異なり鳴滝とは接触しておらず、劇中で士達と敵対することは無かった。
「龍騎の世界」は、重大な刑事事件の際には参考人や警察、検事、弁護士などがミラーワールドで殴り合いをして勝った奴が判決を下すというとんでもない世界観であり、シンジもまた参考人の一人として法廷に呼ばれていた。
シンジは「ATASHIジャーナル」に勤務する、主にカメラマンとしての写真撮影を担当するジャーナリストで、上司の桃井が殺害された事件の参考人として「龍騎」に選ばれた。シンジは元同僚でコンビを組んでいた羽黒レン（仮面ライダーナイト）を怪しむが、最終的に真犯人を突き止め、ディケイドと共に犯人を撃破する。
その後冤罪がかかっていた光夏海も釈放され、レンは「ATASHIジャーナル」に復帰した。
だが比較的穏健な真司と異なり、(自分に何も告げず会社を去ったレンを「会社を裏切った」と誤解していたこともあるが)レンを真犯人だと疑うや否や「いいザマだレンさん。あんたは俺達を裏切った。そして桃井さんまで手にかけた」と発言するという、行き過ぎた正義感故の血の気が多い面もある。
しかし秘めたる正義感は他の世界のライダーにも負けない。
その後の活躍
とまあ、こんなわけで「裁判員裁判に巻き込まれた一般人」でしかなかったシンジだが、その後活躍が認められ、龍騎のカードデッキの保有者として承認された。現実世界に現れた怪人とも戦っていたようで、本来あるべき正義の味方としての仮面ライダーとして活躍したようだ（原典である龍騎のライダーバトルを考えると皮肉である）。
その後、スーパーショッカーの怪人たちに苦しめられるディケイドの前に他のリ・イマジネーションライダー共々駆けつけ、ザンジオーをドラゴンライダーキックで粉砕しドラスとの戦いに力を貸した。
なお、『MOVIE大戦2010』の中盤でディケイドに倒された龍騎と同一人物かどうかは不明。ただ、同じくディケイドと戦い倒された仮面ライダーブレイドのCVが剣崎一真役の椿隆之氏であったため、シンジではなく原典の城戸真司だった可能性もある。
関連項目
関連・類似項目
- ドラゴン桜：TVドラマ版第1作にシンジの演者が悪役として登場している。ちなみに彼に虐げられる兄を仮面ライダーセンチュリーの父親の方が演じている。レン役の人もゲスト出演していた。
- 西郷従道(篤姫)：演者がかつて演じた歴史上の人物。奇しくも史実における幼少期は竜助、茶坊主として竜庵と名乗っていたことがある。
