プロフィール
概要
龍門渕高校の2年生。麻雀部の部長でもあり、団体戦では副将を務める。
金髪のロングヘアーで頭脳明晰、そして祖父が高校の理事長を務めており、まさに才色兼備のお嬢様である。その上自身の目的を果たすためなら何でもやってのける行動力も持ち合わせている。なお、彼女のアホ毛は妖怪アンテナのように動きまくる。
キャラクター
大変な目立ちたがり屋で、衆目を集めることに無上の喜びを感じている。「目立ってなんぼですわっ！！」また、お金持ちのお嬢様にありがちな高飛車キャラでもある。
そんな「お嬢様」でありながら、向上心は人一倍で努力家でもある。実家の財力・コネを駆使し海外の大学の協力で配牌の統計を取り、また自身もネット麻雀で強豪と手合せすることで、デジタル麻雀についての膨大なノウハウを手にし、完璧に近いデジタル打ちを手に入れた。
それだけあって、マスコミに持て囃されてアイドル的な人気のある原村和に対しては、強いライバル心を燃やしており、県大会で和と対峙した時には焼き鳥を防ぐため＆「原村」より目立つために、自分のスタイルであるはずのデジタル打ちを捨てる潔さを見せた。
県大会１回戦では、シードの龍門渕は試合が無かった為、サングラスをかけただけの軽微な変装をして、和の試合を観戦していた。この中で、和がネットの最強雀士のどっちである事を、透華は確信した。そのうえで透華は
「わたくしが圧勝できませんわっ!!」
と、のたまわれました。
ちなみにのどっちとは違い、名前は無いものの、透華も対局中にスタンドめいたものを発現させている。
なお、３サイズの胸の部分は「貧しい」となっているが、全国編第1話で晒された彼女のバストはかなり豊か（Cカップ程度）に描かれており、スタッフに彼女の贔屓さんがいるのかもしれない。
麻雀
前述の通り完全なるデジタル派。勿論実力は高いのだが、長野県大会団体戦・個人戦では思わしい結果を残せず、東京に行けなかったことを悔やんでいた。団体戦で「ステルスモモ」こと東横桃子、個人戦で「特別な初心者」妹尾佳織と対局した事が不運だったと言える。
冷やし透華
麻雀の強豪と数多く相見えることで、何人も寄せ付けない冷たい人格になることがあり、場の流れを支配する能力を無意識に発動する『冷やし透華』を内に秘めている（正確にははじめ君の言う『冷めたい透華』であるが、ファンから『冷やし中華』を捩ったこのあだ名が定着した）。
漫画本編では「治水」と喩えられる能力を見せ付けた。昨年のインターハイ準決勝では臨海女子のメガン・ダヴァンはこの状態になった透華に怯み、直接対決を避ける戦法で「勝ち逃げ」を図った。この能力のおかげか去年の透華は脅威の和了率を叩き出していたが、チームが勝ち残る道を閉ざす原因になったことは皮肉と言えよう。
恐らく「治水」とは「河を支配（他家の捨て牌をある程度コントロール）」し、「鳴き」しづらい状態にしているものと考えられる。咲・衣・藤田プロが３人で掛かって歯が立たなかったのであるが、この状態の透華を相手にしながらも、最下位のチームを狙い撃ちでトバしたダヴァンの実力も本当に侮れないと言えるだろう。
副将ということもあり、どっかの釣り人にとっては天敵以外の何者でもない能力者である。
透華のこの能力は天江衣と同様、龍門渕の家系が持つ異能の力であることが衣の口から語られている。
従姉
両親を失い、龍門渕家に引き取られたものの、幽閉同然の扱いを受けていた従姉の衣の遊び相手を集めていた。麻雀を打てるだけでなく、彼女と対峙して壊れないような人材を探し出し、メイドとして雇っている。
そして彼女らを引き連れ、先輩部員を倒して5人で現行の麻雀部を作り上げた。これも団体戦で色々な人と対戦することで衣の友達を増やすためである。
カップリングとしては専属メイドである一とのものが著名。また、ライバル視している原村和とのものも多い。和に関しては、彼女の趣味と合致するところもあり、全国大会の試合前のデート（？）では、和の服選びに夢中になる透華の姿も描かれている。和を自分のメイドにすることが、目的になりつつあるようだ。
関連イラスト
